burameこんにちは!アメリカでママになったブロガーのブラメです
娘の出産からはや一年二ヶ月。
日々の育児に追われ、あんなに強烈な出産体験ですらうっすらモヤのかかった記憶になってまいりました。
ですが出産は言わばこのブログのゴールとも言えるメインイベント。そこをスキップするわけにはいきません。
というわけで今回は、当時のメモを見返しつつ出産レポートをしたいと思います。
それではいってみましょ〜
【40週0日】誘発まさかの延期
出産前最後の記事で、マタニティライフ終了宣言なんてタイトルをつけ、少々感傷的な心境をつづっておりましたが、
実はその後アクシデントがあり、予定の40週0日での誘発が延期となってしまいました。
というのも、予定どおり朝イチで病院に行き、誘発に向けた準備をしていたのですが、検温をしたところ、なんと38度の熱があったのです。
ですが私自身としてはまっっったく自覚症状がなく、意識もクリアでしたし、熱が出た時のほてりや寒気といったものもありませんでした。
なので熱があると言われても全然納得できず、あの体温計ぜったい壊れてるって!と旦那に訴えていました。(困った妊婦…)
ですが検温後すぐに解熱剤を飲まされたので、その後再度検温して平熱に戻っていたものの、
それが解熱剤によるものなのか、元々それくらいの体温だったのかを知る術はありませんでした。
一旦熱は下がったとはいえ、万全の状態で迎えたとしても危険が伴うお産。
発熱しているとなると、お産のリスクが高まりお腹の中のベビもしんどくなるから、今日の出産はおすすめできないとドクターに言われ、釈然としないながらも延期を受け入れることにしました。
リトライは3日後に決定
帰宅した後にドクターから連絡があり、リトライは3日後に決定。
本来は出産から産後で大忙しの数日間を過ごすはずだったのに、産まないとなると急に腹ボテの暇人になってしまいました。
とはいえ病院に行った際、ベテランナースから「あなた全然子宮口開いてないわね〜。お産の進みを良くするためにバランスボールでエクササイズしなさい!」と勧められたので、
病院からの帰り道で早速バランスボールをポチり、翌日からYouTubeを見てエクササイズをすることにしました。



アメリカではバランスボールで出産を促すのはわりとポピュラーな方法のようで、たくさんの動画がありました。
後から振り返ると、もっと早く始めておけばよかったなと思います
【40週3日 昼】気を取り直してリトライのはずが…
ようやく迎えたリトライの日。
今度こそ!と意気込んで、子宮口を開くためのバルーンを入れに病院を訪れました。
しかしここでもアクシデント発生。
なんとバルーンがうまく入らない…何度やっても入らない。
とはいえね、こちとらもう慣れっこなんですよ、入らない系トラブル!
子宮内膜を調べる検査のカテーテルが入らない、IVFの移植でカテーテルが入らない…
これにて入らない系トラブル3部作が完成しました。(完)
この時訪れていた施設がいつもより小さいところで、出産を行う施設だったらもっといい道具があるとのことで、夜にもう一度そちらに行ってやってみましょうということになりました。
【40週3日 夜】ついに誘発スタート
そして迎えた夜8時。出産予定の施設を訪れました。
事前の予定だとバルーンを入れたら一旦帰ることになっていたんですが、夜に変更になったせいか、このまま出産明けまで病院にいることになりました。



もしかしたら泊まりになるかも…と、一応荷物を準備してきていたのでよかったです
8:15 PM LDRへ
受付後はLDR室に通されました。LDRはL(Labor)、D(Delivery)、R(Recovery)の略です。
この部屋で陣痛から出産、そして産後の数時間を過ごします。
事前のツアーで見学済みでしたが、あらためてこんなホテルみたいなお部屋で出産するんだ〜と思うと気分が上がりました。



せっかくなのでちょっとルームツアーいってみましょう♪
お部屋に入るとベッド正面に大きなテレビがあり、画面にはホテルのようなWelcome,(名前)の表示が。


夜中になるとナースが照明を落として、キャンドルやおしゃれなライトを並べてくれました。アメリカンなおもてなしです。
ベッドはこんな感じでした↓


産む時はどうするんだろうと思ったら、産む前になったら足を乗せるアームが出てきて分娩台に早変わりしてました。
こちらはベッド横の待合スペース↓ソファは簡易ベッドになり、旦那はここで数日過ごしました。


お部屋にはシャワーとトイレも完備されてました↓


シャワーは使いませんでしたが、トイレがあったのは助かりました。
以上ルームツアーでした〜
LDR入室後、入院着に着替え内診してもらったころ、既に子宮口が3cm開いているとのことで、バルーンは不要となりました。
どんなものかちょっと体験してみたくもありましたが。昼間の悪戦苦闘により開いたのかもしれません。
【40週4日】待てど暮らせど出てこない
入院後、お産の本番に向けて寝れる時に寝ておきたかったものの、お腹が張ったりベビが動き回ったりでなかなか眠れないまま日付が変わりました。
3:00 AM 内診
6時間ぶりに内診してもらいましたが、子宮口3cmから変わらず。
ですが陣痛は4分おきに来ていていい感じとのこと。
痛みは生理初日くらいのがたまにくる感じ。子宮口をやわらかくする薬を飲みました。
4:00 AM 突然の破水
朝方、うとうとしていたところ、急にお腹に痛みが走り、ポンっ!と何かが弾けました。
びっくりすると同時にお股からダーっと温かいものが流れ出ているのを感じ、
あ、破水したいのか、と理解しました。そしてなぜか足が震えました。
慌ててナースを呼んだものの、状況を伝えようとしたところで「あれ、破水って英語でなんて言うんだっけ!?」とさらに大慌て。
なんとか伝えられましたが焦りました…(ちなみに破水はwater broke)
破水するまでは軽い生理痛くらいの痛みでしたが、水のクッションがなくなったせいか、急に痛みが強くなってきました。
10段階中の6くらいの痛み。
4:40 AM エピを依頼
30分くらい我慢していましたが、これ以上痛くなったらもう無理!と思い、限界が来る前にepidural(通称エピ、硬膜外麻酔)を依頼。
しかしこの時エピ待ち3人目とのことで、1時間くらい待つと言われてしまいました…(遠い目)
この時点で痛みレベル7〜8。
トイレに行ったら血液混じりの羊水が出てきました。
5:05 AM 麻酔科医到着
予定よりも早く麻酔科医が到着。
早速、背中に点滴用の管を通しました。事前情報どおり少し痛い。
だけど管を通し終えるとすぐに麻酔が効いてきて、お腹のあたりに何も感じなくなり、足も痺れて感覚がなくなりました。エピすごい!
ここからはトイレも行けないけど、液体はとってOKで、お願いしたら水でもジュースでも持ってきてくれるとのこと。至れりつくせりで驚きました。



同時期に日本で無痛分娩をした方が、出産が終わるまで飲食一切NGだったと聞いて驚愕しました。
日本で無痛分娩が普及するに伴い、そのあたりも改善されていってほしいなと思います。
7:00 AM 内診
破水したら子宮口どんどん開くわよ!とナースに言われたので期待していましたが、
内診してみたらまさかの3cmから変わらず。
全然開いてないのでピトシン(陣痛促進剤)が必要になりそうと言われました。
そしてスタッフが日勤に交代。夜勤のナースがとてもいい人だったので、お別れになってさみしかったです。
7:30 AM ピトシンスタート
ピトシンを投与するにあたり、事前にリスク説明がありました。
麻酔を入れてるから痛みはないけど、出血しやすくなるとのこと。説明後、投与開始。
8:00 AM ピトシン増量
ピトシンを増量しても特に何も感じず。麻酔のおかげですね。
その後、ピーナッツボール登場。股に挟んでリラックスしてると子宮口が開いてくるらしい。
10:30 AM 内診
3時間半後、子宮口6cm!麻酔のおかげで痛みもなく、寝てる間に結構開いたみたい。最高
麻酔が少し薄れてきたのか、足を自分で動かせるようになってきました。りんごジュースおいしい。
1:30 PM 背中の痛み
背中と肩が凝って痛くなってきました。持参したホッカイロを背中に当ててもらったらいい感じに。
ナースにレモンフローズンアイスをもらいました。カチカチだったので、削るので30分つぶれた。
4:00 PM 発熱
麻酔が切れるアラートが鳴る。確かにお股が少し痛い。
ナースを呼ぼうかと話しているうちに悪寒で震えが止まらなくなりました。熱を測ったら38度超え。
破水しているので子宮内感染をおこしたのでしょうとのこと。
抗生物質を点滴し、タイレノールで解熱を試みる。切れた麻酔も追加。
震えが止まるまでは激しい悪寒で背中が痛かった。
ドクターが来て内診したところ、子宮口が朝の6cmから開いてないので、もう一回ピトシンを追加して2時間待ってみて、変わらなければC-section(帝王切開)を勧めます、と言われました。
ドクターのお話の後は、熱と疲れでぐったり…。
発熱に伴いベビの心拍も速くなっていて申し訳なかったです。
7:00 PM 緊急帝王切開か
ピトシンを追加して2時間様子を見たものの子宮口は広がらず、子宮の収縮も弱いので、
あらためて帝王切開を勧めますとドクターから言われました。
ここまで頑張ってきたのに〜!とも思いましたが、私としてももう背中の痛みが限界で、痛すぎて再び寝ることもできないくらいボロボロだったので、
ここまで頑張ったのに残念だけど、ベビのためにも早く出してあげた方がいいだろうということで了承しました。
帝王切開の承諾書にサインをし、旦那も手術着に着替えさせられ、8時からやりましょうという状況でした。
7:30 PM 事態が急変
ところが夜勤帯のドクターがやってきて事態が急変。
夜勤ドクターは、まだピトシンの量は増やすことができるので、ダメ元でMAXまで打ってみて、それでもダメだったら帝王切開にしませんか?と提案してきました。
こちらとしても、できれば帝王切開は避けたかったですし、起き上がって休んでいる間に背中の痛みも落ち着いてきていたので、もう少しなら頑張れると思い、提案を受け入れることにしました。
あとで聞いてみると、この病院の数値目標として帝王切開の件数を減らすというのがあったようで、できるだけ自然分娩で産んでほしかったようです。
また、帝王切開を勧めたドクターは常勤ではなかったようで、夜勤ドクターの意見が優先された感じもありました。
まだ出してあげなくてベビは大丈夫なのか聞いたら、熱が上がったことにより心拍は上がってるけど、落ちてないから大丈夫とのこと。この子とっても強いわ!とナースが励ましてくれました。
それならもうひと頑張りしてみるかということになりました。
8:00 PM ピトシン増量
その後ピトシンを徐々に増やしていき、子宮口と子宮収縮の強さを見ていきました。
しかし、多少の開きは見られるものの収縮が弱く、ドクターも私たちも、
やっぱりダメかもしれないけど、ベストを尽くして悔いが残らないようにしようという感じでやっていました。
【40週5日】出産へのラストスパート
12:00 AM 最終チェック
日付が変わり40週5日に突入。
あきらめムード漂う中、帝王切開にするのかを判断する最後の内診をしたところ、
なんと子宮口9センチ!
あきらめムードが一転、これならいける!とイケイケムードに。
まさかの展開で信じられませんでした。
3:00 AM 子宮口全開
イケイケムードからの3時間、何してたんだっけという感じですがあっという間でした。
3時頃、子宮口全開になり、ナースと旦那と3人でいきむ練習を始めました。
NSTのモニターを見ながらナースが合図を出して、それに合わせていきむ感じです。
途中ナースに、お股からベビの頭を触ってみる?と言われ、おそるおそる触ってみたところ、
ざらっとして髪の毛があるのがわかりました。超音波検査でも言われたとおりのフサフサガールでした。
4:30 AM ラストスパート
他の部屋でのお産が終わり、そろそろこちらも産まれそうということで、ドクターやナースが続々と集まってきました。
大勢のスタッフに励まされながら、Push!Push!のかけ声と共に頑張っていきみました。



ところでこれは残念なお知らせですが、私は無痛分娩でしたが、最後は普通に痛かったです
まあ破水から丸一日、あの痛みを味わわずに済んだだけで御の字なんですけども。
麻酔を追加するボタンも渡されていて、カチカチ押しましたが間に合わず。長時間のお産だったので麻酔が切れかけていたのかもしれません。
もちろん麻酔なしのお産の痛みに比べればたいしたことないんでしょうが、
オールイングリッシュのLDR内には、私の「痛い痛い痛い〜〜〜!!!!」という日本語が響きわたっていました。笑
途中ドクターが器具でベビの頭を挟んで回しながら引っ張ってるのがわかりましたし、
お股が少し裂けるのもわかりましたが、もうそれどころじゃありません。
そうして格闘すること30分、ずりんっ!という感覚とともに、ようやく娘が誕生しました。
次回、重大トラブル発生から退院まで
こうして入院から1日半ほどかかり、ようやく娘は産まれてきてくれました。
これにてめでたしめでたし!となるはずが、またもやトラブルに見舞われます。
そのお話はまた次回!




