【アメリカ妊活】(5)SIS検査、婦人科と内分泌科の受診

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burame

こんにちは!在米ブロガーのブラメです

今回はSIS検査、婦人科の受診、内分泌科の受診の3本立てです。

これらは妊活のおもな話題にはなりませんが、地味に大切結構大変だったので、せっかくなのでご紹介したいと思います。

私たちの妊活全体のタイムラインと、採卵や移植など各話題へのリンクはこちらの記事をどうぞ↓

目次

SIS検査

この検査は初めての採卵周期の2回目検診時に一緒にやってもらいました。

SIS検査とはSaline Infusion Sonohysterographyの略で、子宮に生理食塩水を入れて膨らませておこなう超音波検査のことです。

これを行うことで子宮に異常がないかをチェックします。具体的には以下のようなことが発見できるそうです。

・子宮筋腫
・子宮ポリープ
・子宮がん
・子宮の異常な形状
・子宮出血
・子宮内部の傷

不妊治療といえばHSG(子宮卵管造影検査)激痛と有名ですが、IVF(体外受精)の場合は注射で卵を取り出すので、この検査はしなくていいそうです。

そして事前情報だとSISは痛くないとのことだったのでラッキー!と思っていたんですが、

実際に受けてみると最初の管を通すときにうまく入らなかったようで、ぎゅっとつねられてるような痛み発生。

痛くないって聞いてたのに!(泣)

ですが入れ直したら大丈夫になりました。通水は痛くなかったです。

SISの結果

そして検査の結果、まあまあ大きい子宮ポリープが発見されてしまいました…ショック。

これまで超音波検査すると、子宮きれいですね〜って言われてたのに。

このクリニックでは処置できないので、移植までに婦人科の先生に切除してもらってくるよう言われました。

はあ。また憂鬱な病院探しをしなければならなくなりました…

婦人科の受診

SISで見つかった子宮ポリープを取ってもらうのと、子宮頸がん検査を受ける必要があったので、

婦人科を探して受診することになりました。

アメリカで病院を探す場合、自分が加入している医療保険のネットワーク内で探さなければならないというのが本当に面倒なのですが、

今回は妊活を始める前に健康診断でお世話になった日系クリニックが提携している婦人科を教えてもらえたので、わりとスムーズに病院を決めることができました。

子宮頸がん検査→陰性

子宮頸がん検査では、子宮頸部の細胞を一部を取り、がん細胞がないかを調べます。

私は過去に軽度異形成が出たことがあり、その時は再検査をしたら大丈夫だったのですが、

それから数年経っていることもあり少し心配していましたが、今回も陰性で問題なしでした。

子宮ポリープ切除手術→失敗?

子宮ポリープの切除は、婦人科の診察室でちゃちゃっとやってもらえるのかと思いきや、

提携している大病院の手術室で行うことになり、さらに全身麻酔でおこなうため、

心臓が麻酔に耐えられるか確認するため心電図をとってくるようにも言われ、なんだか大事に。

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そのために家から片道1時間弱かかる病院へ、検査や書類のために何度も往復することになり、結構大変でした…

ですがなんとか事前の手続きをやり終え、手術も無事に終えたのですが、

数日後のアフターフォローにて衝撃の事実が発覚します。

なんと指摘されていた大きなポリープは取れなかった、と。

え?そのためにわざわざ大変な思いして何度も通っていろんな検査も受けてきたのに、どういうこと?

疑問だらけです。先生の話をまとめると、

・あれはポリープではなく子宮筋腫
・子宮筋腫は子宮口の近くにあり、今回の手術では器具を入れるだけで精一杯で切除は無理
・子宮内にあったいくつかの小さなポリープは取った

とのことでした。

そのため、今後の方針についてはIVFの先生と話し合って決めて下さいとのこと。

この手術に至るまでに2ヶ月を要しており、採卵のスケジュールも遅らせていたのでものすごくがっくりでしたし、

IVFの先生に取ってこいと言われてきたのに、取れませんでしたって戻るって、なんだそれみたいな。

とにかく振り出しに戻ってしまいました…

子宮筋腫のその後

結局、IVFクリニック側に事情を話し、手術時の子宮内写真なども見てもらいつつ、再度SIS検査を行いました。

今度は院長先生が自ら検査をしてくれて、これくらいの大きさなら取らずにいっても大丈夫でしょう

と判断してくれました。

それなら最初から何もしなくてよかったじゃん…と徒労感に襲われましたが、仕方ありません。

取れるなら取った方がいいけど、無理して取るまでもないということだったのかなと受け止めることにしました。

後日調べてみると、妊娠中に子宮筋腫があることが判明した場合も、6cm以下なら経過観察となることが多いようです。

内分泌科の受診

プレIVF検査にて甲状腺ホルモンの数値が低いことも指摘されていたので、内分泌科(Endocrinology)も受診する必要がありました。

こちらについても婦人科と同様、以前お世話になった日系クリニックで紹介してもらおうとしたんですが、

そちらが提携している先生が、私の加入している保険ネットワークに登録されているのかがはっきりせず(人物は見つかったけど、住所が一致しない)、

もし不備があったら困りますし、そもそも病院の場所が遠くて通うのが大変そうだったので、

自分でイチから探すことにしました。

ですがこれもまた大変で、いろんな病院に電話をかけては、何を言ってるのかよくわからないこともあったり、こちらの話が通じないこともあったり、話が通じても診てもらえるのが随分先だったり…

この病院探しが余程ストレスだったのか、明らかに甲状腺の調子が悪化しており、首の腫れと顔のほてりを感じながらの作業でした。(実際、検査してみたら数値悪くなってた)

その後、なんとか家から通える範囲の病院に勤める医師の予約を取ることができ(それでも2ヶ月後…)、

数ヶ月おきに血液検査と問診で状態をチェックしてもらいながら、甲状腺ホルモン薬を調整して体調を整えていきました。

burame

先生はとてもいい人で、毎回帰り際に私の妊活がうまくいきますようにと応援してくれたり、のちに妊娠を伝えた時もとても喜んでくれました。
医師探しは苦労はしましたが、いい先生に出会えてよかったです

次回、再び採卵へ

婦人科や内分泌科のあれこれを片付けているうちに2022年が終わってしまいました。

早く妊活を進めたいのに、それに付随するあれこれのせいで足踏みが続き、なかなかもどかしい時期でした。

しかし年が明けて2023年、ようやく採卵を再開します。その話はまた次回!

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