【アメリカ妊活】(6)採卵②と採卵③。ついに採卵終了?

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こんにちは!在米ブロガーのブラメです

前回は2回目の採卵に進む前におこなった婦人科や内分泌科の受診についてのお話でした。

続く今回は、翌年に入ってようやく再開した採卵がどうだったかというお話です。

私たちの妊活全体のタイムラインと、採卵や移植など各話題へのリンクはこちらの記事をどうぞ↓

採卵周期で具体的にどういうことをするのかについては、初回採卵の記事に詳しく書いてますので、そちらをどうぞ↓

目次

採卵②の様子と結果

第2回採卵も基本的な流れは初回と同じでしたが、違う点といえば投薬の内容です。

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初回の採卵時の私の体の薬への反応と、今回の周期での血液検査の結果を見て、薬の種類や量が調整されていました

その結果、初回の採卵よりも多い10個の採卵に成功し、うち7個受精、2個未熟卵、1個破棄となりました。

そこから1週間培養し、最終的には3個の凍結胚(グレードは4AAx1、4ABx2)を得ることができました。

前回は凍結胚までたどり着けたのは1個だったので、2個増えただけでもとてもうれしかったです。

局所麻酔での採卵の感想

ちなみに2回目の採卵は、子宮にのみ麻酔を打つ局所麻酔での施術でした。

無麻酔の前回と比べての感想としては、普通に痛い

結局、採卵で痛いのは子宮ではなく針をぶすぶす刺される卵巣なので、肝心の卵巣に麻酔を効かせられない限りは変わらず痛いということがわかりました。

ただし朗報もあって、明らかに前回の採卵後よりも回復が早かった!

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前回は採卵後に熱が出て寝込みましたが、今回は終わって30分くらい休んだら、帰ってからはわりと普通に過ごせました

やはり体へのダメージが違うのかもしれません。出産でも無痛分娩の方が回復が早いといいますし、同じような理屈なのかなと思います。

採卵② PGT-Aの結果

培養の最終レポートが来て約2週間後、PGT-Aの結果が返ってきました。

結果、3個の凍結胚すべてに染色体異常が見つかりました…

3個もあれば1個くらい正常胚があるかなと期待していましたが、残念ながら今回も全滅。

2回も大変な思いをして採卵して、収穫ゼロというのはかなりこたえました…

これはもう無理なのでは?と絶望的な気持ちになったのをよく覚えています。

その後、クリニックから電話がかかってきて、先生からは

まだ30代だし、もう1回くらいやってみたらいけるかもしれないから、また頑張ってみよう!

という感じのわりと前向きなコメントをもらいました。(先生はいつも前向きだった。笑)

気休めだったかもしれませんが、先生の明るさに励まされましたし、切り替えて次の採卵で頑張ろうと思えました。

採卵③の様子と結果

第3回の採卵は、2回目のPGT-Aの結果が出てから1ヶ月弱後となりました。

3回目も2回目と同様、薬の内容がさらに調整されていたのですが、私のコンディションが良かったのか、薬の配合が良かったのかわかりませんが、

今回はなんだか過去2回よりもいい感じだなという手応えがありました。

何がいい感じなのかと言うと、まず卵胞の数が多く、最終的に採卵直前には19個もあることが確認されました。

また、ひとつひとつのサイズも大きめで、成熟卵がたくさん取れそうな予感がありました。

そして採卵。

13個の採卵に成功し、うち11個受精、1個未熟卵、1個破棄となりました。

採卵前は19個あったのでは?と思いましたが、空胞だったり小さすぎたりすると採れないそうなので、数が想定より少なくなるのはよくあることみたいです。

そこから1週間培養し、最終的には7個の凍結胚(グレードは4AAx1、4ABx1、4BBx5)を得ることができました。

数が多い分、痛みも増す

大豊作の採卵となり嬉しい反面、数が多い分卵巣に針を刺す回数も増えるので、この採卵後が一番体のダメージも大きかったです。

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採卵が終わると、休憩用のベッドでしばらく休ませてくれるのですが、あまりの痛さにうんうん唸りながら背中を丸めて嵐が去るのを待ちました…

しばらく休むと、もらった痛み止め(タイレノール)が効いてきたのか、自力で歩けるようになりましたが、痛みがピークの時は、これ帰れるのか?と思ったほどでした。

私は13個でこの状態でしたが、もっと若い方だと20個くらい採れる場合もあるそうなので、そうなると採卵後のダメージも大きいでしょうし、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)になってしまう方もいます。

パートナーにはそのあたりをきちんと勉強してもらって、サポートしてもらいたいですね。

採卵③PGT-Aの結果

そんなこんなで終えた3回目の採卵から数週間後、PGT-Aの結果が届きました。

これまでのがっくり経験があるのであまり期待せず、せめて1個くらい正常胚があったらいいな…という気持ちでレポートを見ました。

結果、なんと4個の正常胚を得ることができました。

これまで2回やって収穫ゼロだったのに、今回だけで4個も!?

信じられない気持ちでした。

正常胚のレポートを見たことがなかったので、結果の欄にEuploidと書かれていても、それがいいのか悪いのかもよくわからず、

下の説明を読んで、ようやくこれがいわゆる正常胚なんだということがわかりました。

採卵続行?or 移植開始?

ついに移植できる胚盤胞を得たわけですが、

果たしてこれで移植に移っていいのか

はたまた少しでも若いうちに採卵して、貯卵を増やした方がいいのか

わかりませんでした。

そこで看護師さんに相談したところ、当時の私の年齢(37歳)であれば、

正常胚での移植の成功確率は6〜7割とのことで、たくさん子どもが欲しいというわけでなければ、

移植に移っていいんじゃないですか、というアドバイスをもらいました。

わが家は産んでも1〜2人なので、それならばということで、

これにて採卵終了となりました。

次回、ようやく移植へ

こうして、採卵開始から約半年で採卵は一旦終了となりました。

2回目の採卵を終えた時点では、移植なんて夢のまた夢という感じで、私たちの妊活は採卵で終了なのかも…という考えもよぎりましたが、

粘った3回目でようやくうれしい結果を出すことができて本当によかったです。

次回、初めての移植周期の様子をレポートしたいと思います。

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