【アメリカ出産】新生児ベビー服どうする?日本とアメリカで比較してみた

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burame

こんにちは!在米ブロガーのブラメです

今回は新生児に着せるベビー服のお話です。

妊娠後期に入った頃、そろそろベビー服の準備しなきゃな〜と動き出したのですが、情報収集を始めてみると、

日本のものだけでもいろんなベビー服の種類があって、何をどれだけ買えばいいのかわからず大混乱!

さらにアメリカ在住者としては日本とは全然違うアメリカのベビー服事情も把握しなければならず、

これは大変だ…ということがわかりました。

そこで今回は、プレママのブラメが調べた日米の新生児服の違いをまとめてみました。

私と同じように、

ベビー服って日本から取り寄せなきゃダメ?

日本とアメリカで新生児の服ってどう違うの?

と疑問いっぱいのプレママさんは参考にしてみてください!

それではいってみましょ〜

目次

【日本】新生児〜生後半年に着せるもの

まず、日本での新生児服は大きく分けて2種類あり、それは肌着ウェアです。

肌着:大人で言うところのインナー。柔らかく、汗を吸いやすい素材が多い
ウェア:肌着の上に着るもの。寒い時や外出時に肌着の上から着せる

肌着とウェアにはそれぞれいくつか種類があります。

肌着の種類

肌着については、短肌着コンビ肌着の2種類を押さえておけばOKです↓

<最初に揃えるサイズと枚数>
サイズは50〜60、それぞれ4〜6枚あればOK

短肌着は見た目の通り、丈の短い肌着です。短いのでおむつ交換がしやすく、重ね着もしやすいです。

コンビ肌着は丈が長いので足まで覆うことができ、股の部分で分かれているので赤ちゃんが足をバタつかせてもはだけないというメリットがあります。

この他に長肌着というものもありますが、足元が分かれないコンビ肌着という感じで、使用期間も短く、肌着セットにも含まれていないことが多いので無視してよさそうです。

ウェアの種類

続いて、新生児期のウェアについては、カバーオール2Wayオールを押さえておけばOKです↓

<最初に揃えるサイズと枚数>
サイズは50〜70、いずれか3〜5枚あればOK

カバーオールは股のところが最初から2つに分かれているタイプで、2Wayオールはその名のとおり二通りの使い方ができるウェアです。

2Wayオールは股下のボタンで足を分けて着せるか(=カバーオール)、分けずにスカートのように着せる(=ドレスオール)ことができます。

いずれも前開きなので、首座り前の新生児に着せやすいのが特徴です。

どちらを着せるかは好みでいいと思いますが、おむつ交換しやすいのは股が分かれていない2Wayオールですし、

チャイルドシートに乗せるのであれば、カバーオールか2Wayオールを股下で分けて着せるのがよさそうです。

肌着とウェア|基本の組み合わせ

日本での新生児の服装は、

短肌着+コンビ肌着+ウェア

の重ね着が基本になるそうです。

え、そんなにいる???って感じですが、どこのサイトを見てもそう言ってるのでそうなんでしょうw

ただし、夏は暑いので肌着1枚+ウェアでもいいとのことですし、寒くなくて外出もしない日は、肌着のみで過ごす赤ちゃんも多いようです。

いずれにせよ、赤ちゃんの肌はデリケートで、さらに体温調整も苦手なので、大人がこまめにチェックして、

汗をかいていれば肌着を交換してあげたり、暑い寒いによって枚数を調整してあげることが大切とのことです。

その他のアイテム

基本は肌着とウェアがあればOKですが、あとは季節やお好みでアイテムを足していけば良さそうです。

<寒い時期>
・帽子
・靴下
・手袋
・カーディガンやベスト
<特別な日>
セレモニードレスなど

セレモニードレスはその名のとおり、何か特別なイベントの日に着せる服です。

退院やお宮参り、写真撮影などで着せることが多いようです。

【アメリカ】新生児〜生後半年に着せるもの

続いてはアメリカの新生児服についてです。

ボディスーツ(ワンジー)

まず、アメリカでは服の下に着せる肌着という概念はないようですが、しいて言えばボディスーツ(ワンジー)が肌着に近い存在かもしれません。

ボディスーツはこういった形のもので↓素肌の上にこれを直接着せます。

<最初に揃えるサイズと枚数>
・サイズはNewborn、0-3M
・枚数は6〜8枚

股下ボタンで留めるようになっており、半袖・長袖どちらもあります。

コットンで柔らかく伸びやすい素材が多く、日本のベビー肌着と比べ若干厚めの生地が多く、デザインも豊富です。

ボディスーツにはSide-Snap(サイドスナップ)Kimono Onesie(キモノワンジー)などと呼ばれる前開きタイプもあります↓

首座りまでは前開きじゃないと不安だなと思う場合は、こういったタイプを選ぶのがおすすめです。

前開きタイプは数は少ないですが、アマゾンで調べると色々出てきます。

また、上の写真のようにパンツがセットになっているものや、別売りでおそろのパンツを入手できるものもあります。

基本的にはボディスーツ単体でOKですが、肌寒い日用にパンツも何枚かはあった方がいいようです。

フーティー

続いては、日本ではなぜか見かけないFootie(フーティー)について。

フーティーは前面にファスナーが付いており、足先まで覆われているのが特徴的なウェアです。

<最初に揃えるサイズと枚数>
・サイズはNewborn、0-3M
・枚数は4〜7枚

ファスナーはたいてい上下に1個ずつ付いているので、着替えやおむつ替えをしやすいですし、

足元まで覆ってくれているので足先が冷えるのを防いでくれます。

また、手元も裏返すと袋状になる作りになっており、引っ掻き防止もしてくれます。

フーティーは一応パジャマの扱いですが、Sleep & Playと銘打って売られていることが多く、

そもそも新生児期の赤ちゃんって寝てる時間が長いと思うので、よほど暑い時期じゃない限り、フーティーが基本の服でもいいんじゃないのかなと個人的には思ってます。

着せ方はフーティーもボディースーツ同様、素肌の上から直接着せるのが基本のようですが、

インスタなどを見てると、ボディスーツの上からフーティーを着せてる方もいました。

気温や赤ちゃんの様子を見ながら調節してあげたらいいのかなと思います。

スワドル、スリープサック

Swaddle(スワドル)は赤ちゃんの寝かしつけ時に使用します。

大きな布タイプや(写真:右)、袋状になっておりマジックテープで止めるタイプ(写真:左)など形は様々です。

<最初に揃える枚数> 2〜3枚

使用の際はボディスーツやフーティーを着せた上からスワドルで包むというイメージです。

スワドルのように両手両足をきゅっとまとめてあげるタイプの他に、

もう少し自由に手足を動かせるSleep Sack(スリープサック)Wearable Blanket(ウェアラブルブランケット)と呼ばれるものもあります↓

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スワドルやスリープサックの好みは赤ちゃんによって異なるそうなので、最初から何枚も買い揃えるのではなく、使ってみて赤ちゃんに合ったものを買い足すのがいいようです

また、ベビー服とスリープサックの適した組み合わせは気温によって変わってくるようで、私が調べた中であった一例を載せておきます。

気温別 ベビー服とスワドルの組み合わせ

18 – 19°C:フーティー+スリープサック(1.0 TOG)
20 – 21°C:長袖長パン+スリープサック(1.0 TOG)
22 – 23°C:長袖ボディスーツ+スリープサック(1.0 TOG)
24 – 25°C:半袖ボディスーツ+スリープサック(0.5 TOG)
> 26°C:半袖ボディスーツのみ

スリープサックの横にあるTOGとは、Thermal Overall Gradeの略で、衣類や寝具の暖かさの指標です。

この数字が大きいほど暖かいということになります。

スリープサックの商品ページにはTOGが表記されているので、購入の際には使用時期の気温を考慮した上で、ちょうどいいTOGのものを選ぶことをお勧めします。

その他のアイテム

基本アイテムはボディスーツ、フーティー、スワドルの三点ですが、あとは日本と同じく季節やお好みでアイテムを足していけば良さそうです。

<寒い時期>
・帽子
・靴下
・手袋
・カーディガンやベスト
<特別な日>
セレモニードレスなど

サイズについて

アメリカのベビー服はピタッとしたものが多いので、日本のベビー服に比べるとサイズにシビアな印象です。

出産時に病院に持って行く赤ちゃんの退院着についても、赤ちゃんがどれくらいの大きさで生まれてくるかや、メーカー毎のサイズの違いによって、Newbornだと小さすぎることもあるので、

Newbornサイズと0-3Mサイズの両方を持参することが推奨されています。

日米でどうしてこんなに違うのか?

ここまで日米の新生児服を見てきましたが、同じ時代の先進国同士とは思えないくらい全然違っていてびっくりしますよね。

どうしてこんなに違うのか考えてみると、

・気候の違い(高温多湿 vs 乾燥)
・洗濯方法の違い(手干し vs 乾燥機)

あたりが大きな理由なのかなと思いました。

気候の違い

日本は特に夏の暑さが厳しく、暑さや蒸れから赤ちゃんを守ることに重きを置いているので、吸収性が高く肌に優しい肌着が重宝されるのかなと思います。

一方のアメリカは乾燥気候の地域が多いので、暑さや蒸れよりも冷えから赤ちゃんを守ることに重きが置かれている印象です。夏でも朝晩は冷えますしね。

そのため、足まで覆われているフーティーがあったり、スリープサックのTOG基準などがあるのかなと思います。

洗濯方法の違い

日本でも近年洗濯乾燥機が普及してきましたが、アメリカに比べるとまだまだ一部の人が使っている贅沢品というイメージです。

ツイッターやインスタでも #世界一幸せな洗濯 というタグとともに、ベビー服を干している写真が頻繁にシェアされていますが、あれも手干しが普通の日本ならではの光景だと思います。

また、日本は高温多湿な時期が長いので、洗濯後の乾きやすさも大事ですよね。

そうなると、厚手のボディスーツよりは、薄手の肌着の方が適しているのかなと思います。

これに対してアメリカは基本的に乾燥機で服は乾かします。景観を損なうので外干しNGのコミュニティも多いです。

そうなると、乾燥機に耐えうる服であることが前提になるので、形がある程度しっかりしていて、生地も丈夫なボディスーツの方が使い勝手がよさそうです。

こういった、気候や洗濯方法の違いが、ベビー服に影響しているのかなと思いました。(あくまで個人の感想です)

ただ、今後は日本も乾燥機の普及率が上がっていくでしょうし、インスタなどで海外ママの子育てを見る機会も多くなっていると思うので、そうなると日本独自のベビー服文化も少しずつ変わっていくのかなという気もしています。

以上考察でした。

【結論】わが家の方針

ベビー服についてあれこれ調べる前、わが家はアメリカ式一択で行こう!と思ってました。

だってアメリカ在住だし。アメリカンな子育てを体験してみたい!という気持ちがありました。

そもそも日本式の肌着っていらなくない?と思ってましたし、

重ね着を基本とすると洗濯物が多すぎますし、日本の肌着やベビー服は乾燥機でガンガン回すわけにもいかないだろうなと思ったからです。

ですが調べるうちに、純日本人夫婦の我々から生まれる純日本人のわが子の肌には日本式の方が合うのかもしれない、とか、

わが子の生後3ヶ月間は春から夏へ暑くなる時期なので、暑い気候に対応しやすい日本式のメリットもあるのかも、とも思うようになりました。

そして単純に、ここまで調べたら日本のもアメリカのもどっちも着せてみたい…という好奇心が。笑

散々悩んだ結果、最終的にはこうしてブログのネタにもなるんだから、日本式とアメリカ式、

両方使ってどうだったのかをレポートすればいいじゃん!

という考えに至りました。

burame

旦那からはブロガー脳だとあきれられましたが…

というわけで、日本から肌着とウェアを取り寄せてみました↓

か、かわいい…(涙目)

左からユニクロ・アカチャンホンポ・西松屋のものです。

近日別記事にて、三社の比較してみようと思ってますので、そちらもよかったらチェックしてみてください。

また、これらとは別にアメリカのボディスーツやフーティーなども着せる予定です。

産後しばらくしたら実際に使ってみてどうだったのかのレポートしていきたいと思いますので、日本からベビー服を取り寄せるべきか?という疑問については、その時に自分なりの回答をしたいと思います。

それではまた〜

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