こんにちは!在米ブロガーのブラメです
今回は、IVFクリニックでの初回コンサルとプレIVF検査でどんなことをするのかというお話です。
私たちの妊活全体のタイムラインと、採卵や移植など各話題へのリンクはこちらの記事をどうぞ↓
予約〜初回コンサル
まずは希望のクリニックのサイトから、初回コンサルテーション希望の連絡をします。
連絡の取り方はクリニックによって電話、メール、サイトでの入力など様々です。
私たちの通ったクリニックの場合、最初に電話での軽い聞き取りや質疑応答があり、
その後、正式な初回コンサル(検査、面談)の予約を取るという流れでした。
初回コンサル当日にやったこと
初回コンサルでクリニックを訪れた日の流れはこんな感じでした。
病歴などの聞き取り(私だけ)
私:血液検査、尿検査、超音波検査
旦那:精液検査
帰宅後、ドクターと電話で面談
この日の面談では、検査の結果、私の卵巣からどれくらい卵が取れそうかということや、
今後の治療方針についての話がありました。
甲状腺の治療は専門医にかかることに
私はIVFクリニックにかかる以前から、健康診断で甲状腺ホルモンの数値が低いことを指摘されていたのですが、
この日の検査でも同様のことを指摘され、このレベルだとクリニックだと対応できないので、甲状腺の専門医(内分泌科)にかかるよう言われてしまいました…
普通に暮らす分には問題ないけど、妊娠する上では足りない、という程度ならクリニックでも対応してくれるそうなのですが、
私の場合は健康診断でひっかかるレベルだったので、やはりきちんと診てもらう必要があるとのことでした。
クリニックの決定
初回コンサルで実際にクリニックを訪れてみて、施設もきれいでしたし、先生もスタッフも親切で感じがよかったので、このクリニックで本格的にIVFを始めてみることにしました。
それから二年間このクリニックに通ったわけですが、最初の良かった印象というのは最後まで変わらなかったので、第一印象はやはり大事だと思います
プレIVF検査
このクリニックでIVF治療を始める旨を病院に伝えると、次のステップはプレIVF検査とのことでした。
この検査は私の通ったクリニックではパッケージになっており、初回コンサル時の検査にプラスして、
HIVや淋病などの性病の有無、風疹や水疱瘡などの抗体の有無なども調べました。
推奨された婦人科系検査
上記のパッケージには含まれませんでしたが、以下の婦人科系検査も勧められたので、後日婦人科のある病院で受けることにしました。
SIS検査
マンモグラフィー(40歳以上)
子宮頸がん検査はPap Smearと呼ばれ、子宮頸部の細胞を一部削り取って検査をします。
SIS検査というのは、Saline infusion sonohysterography(通水検査)のことで、
子宮に水を入れて膨らませ、超音波で異常がないか確認する検査のことです。子宮筋腫があったりすると見つかります。
夫婦の遺伝子検査
遺伝子検査は希望者のみ推奨という感じでしたが、私たちが加入している不妊治療の保険会社が費用をカバーしてくれるとのことだったので、せっかくなのでやってみることにしました。
ですがこの気軽さがよくなかった…
検査から数週間後、まずは結果だけが送られてきてたので内容を見ると、それぞれ遺伝性疾患の保因者であったことが発覚。
8割くらいの人が発症してないだけで何かしらの保因者なんだそうですが、まさか自分達が聞いたことのないような病気の保因者だったなんてびっくりしました
結果が来てから説明日までラグがあったので、その間は結構ドキドキして過ごしました。
後日、電話で結果の説明があり、私たち夫婦は幸い同じ遺伝病の保因者ではなかったので、
その病気を子どもが発症する可能性は極めて低いとのこと、
そして保因している病気を今後私たち自身が発症することもないとのことだったのでひと安心でした。
ちなみに説明の日は、間に通訳の方が入って日本語で説明してくれたので助かりました。
それにしてもわりと気軽な気持ちで受けてしまったのですが、
その結果を受け止める心の準備が全然できてなかったことをすごく反省しました…
知ってしまったらもう元には戻れないというか。
これから同様の検査を受けられる方は、その結果はずっしり重いということを覚悟した上で受けることをおすすめします。
次回、いよいよ採卵へ
初回コンサルとプレIVF検査を受け、甲状腺の治療と婦人科系の検査を追加で受けなければならなくはなったものの、
これらは移植前までに問題ない状態になっていればOKとのことなので、早速翌月から採卵周期をスタートすることになりました。