【アメリカ妊活】(3)初めての採卵。自己注射や無麻酔採卵についても

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burame

こんにちは!在米ブロガーのブラメです

今回は初めての採卵についてお話です。

採卵までのスケジュールや自己注射について、採卵当日の様子と無麻酔採卵の感想などをご紹介したいと思います。

私たちの妊活全体のタイムラインと、採卵や移植など各話題へのリンクはこちらの記事をどうぞ↓

目次

採卵までの流れ

まずは採卵周期のおおまかな流れをご紹介します。

Day
予約

生理が来たらクリニックに連絡をして、初回検査の予約を取ります

・初回検査は生理開始日を0日目として、通常2〜3日目におこないますが、私は引っ越しの関係で4日目のスタートとなってしまいました。

Day
初回検査と投薬の説明

・採血にてE2(卵胞ホルモン)FSH(卵胞刺激ホルモン)の値をチェック

・超音波検査で卵胞の数やサイズをチェック

・初めての採卵周期では、薬の説明自己注射のレクチャーがありました

投薬開始

・採血と超音波検査の結果を見て、クリニック側が投薬プランを決めます

・プランに従い、錠剤または自己注射の投薬を行っていきます

Day
2回目検査とSIS検査

・初回と同様の検査をおこない、卵胞の育ち具合をチェック

・血液検査にLH(黄体形成ホルモン)も追加。排卵タイミングの判断材料となります

SIS検査をするならこのタイミングがよいとのことで実施。内容は別記事にて

Day
3回目検査とトリガー注射

・だいたい10〜12日目あたりに採卵前最後の検査(4回目がある場合も)

・内容は2回目と同様

・検査結果を受け、クリニック側で採卵日時を決定

・採卵日時から逆算してトリガーの投与日時も決定。指定された通りに実施

Day
採卵当日

・だいたい14日目あたり(私は12日目だった)

・指定された日時にクリニックへ

・病院で採精する場合はパートナーも同行

生理開始〜採卵当日までの流れはこのような感じです。

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検査日の間隔や採卵のタイミングは、生理周期や卵胞の育ち具合によって変わってきますのでご参考までに

恐怖の自己注射

初回検査の終了後、看護師さんから自己注射のレクチャーがありました。

ところで私、注射すごく苦手なんですよね…

看護師さんが刺してるとこも目を逸らすくらいなのに、自分で毎日打つなんて…IVF最初の関門でした。

説明を受けた時はそんなに難しくないし、まあできるかなとも思ったんですが、

いざ指定の時間が来てやるとなると、恐怖で手が震え、針を刺すまでに何度もためらいました。

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うちの旦那は早寝なので、注射を打つ時はいつも一人。
かなり孤独な戦いでした(恨)

私が初めて使用したのは、Gonal Fというペン型の針も細いタイプで、採卵周期で使う注射の中でも比較的かんたんで痛みもほとんどないものだったんですが、それでも慣れるまではやはり決死の思いで打ってましたね。

ところで、注射の打ち方は「注射名+injection」で検索すると、ユーチューブでやり方動画が出てきます。

Gonal Fはそれほど難しくないですが、他の注射だと液体と粉を混ぜるところからやって打つこともあるので、そういう時は一度見ておいた方がわかりやすいと思います。

採卵時の麻酔について

初回検査の日、看護師さんからは採卵時の麻酔についても話がありました。

私の通っていたクリニックは無麻酔を推奨しており、ほとんどの患者さんが麻酔は打たず、

タイレノール(市販の痛み止め薬)と精神安定剤でしのいでるという驚きの話をされました。まじか…

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あとで調べてみると、日本では局所麻酔が一般的なようだし、人によっては全身麻酔でやることもあるらしいのに、
それを麻酔なしでやるの??とびっくりしました

採卵の痛みというのはどの程度のものなのかと聞いたら、注射を刺す時の痛みと、卵を吸い取る時に生理痛のような痛みがあるということで、

物理的な痛みというよりは恐怖感の方が大きいんだとか。

そのため精神安定剤でちょっとフワフワした状態で臨む人が多いとのこと。

では麻酔なしでやってみて、途中で無理!ってなる人はいるのかと聞いたら、そんな人はいないということだったので、

時間も5分〜10分程度で済むそうですし、まずは麻酔なしでやってみることにしました。

最後のホルモン補充とトリガー投与

3回目の検査後、採卵の日程が決まり、トリガーを打つ日時の連絡がありました。

トリガーは採卵周期の最終段階で使用する薬剤で、採卵の34〜37時間前に接種し、卵の成熟を促します。

トリガーには点鼻薬もあるそうですが、私のクリニックではLupronという注射でした。

さらにトリガーの前には最後のホルモン補充も行うため、この日だけでも4回も注射を打つ必要があり、

それまでに打ってきた跡も残っていて、お腹はもう注射跡だらけ…。打つとこないって(泣)

そして、この日のホルモン補充ではMenopureという新たな注射が加わり、それは粉と液体を混ぜるところからやるタイプのもので、トリガーもそういうタイプだったので、

注射回数は多いは、新しいやり方の注射もあるわでもう大混乱でした。

まだ慣れていない初めての採卵時は特に大変だったわけですが、この日を境に

注射こわい…(;ω:)

なんて言ってた私はいなくなりました。笑

そんなこんなで採卵前のお薬と注射地獄はこれにて終了です。

採卵当日の様子

採卵当日、予定時間の90分前に鎮痛剤のタイレノール精神安定剤(処方薬)を飲んで病院へ向かいました。

採卵してすぐに受精させるため、旦那も同行です。

病院に着くと、私だけ別室に案内され、手術着に着替えた後、手術室に通されました。

そして診察台に寝たところで、おもむろに看護師さんからイボイボがあるプラスチックのボールを手渡されました。

これあれやん、VIO脱毛の時に痛みに耐えるために渡されたボールと同じやつやん。

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え、こんなのが必要なほど痛いの…?

不安が増した瞬間でした。笑

そんな中、ドクターがやってきて採卵開始

エコーの画像で様子を見守る中、長い注射針がブスッと刺されると、その後ぐぐぐっと奥まで押し込まれ、卵は順次吸い出されていきました。

注射が刺さる時の痛みは普通の注射と同じチクッとした感じでしたが、

それよりもなかなか取れない卵があった時に、ぐんっぐんっぐんっ!と何度も針を押し込まれたのがかなり痛かったですね…

気がつくと渡されたボールをぎゅーっと握りしめていました。

こうしてなんとか初めての採卵を終え、無事に7個の卵が採取できました。

無麻酔で採卵した感想

以下、括弧内は当時の感想です

無麻酔での採卵を終えてみて、確かに痛かったけど耐えられないほどではなく、
時間も短いので、麻酔がどうしても必要かというと微妙な線だな、というのが正直な感想です。
むしろ今年やったVIOレーザー脱毛の方が強烈な痛みでした。
ですが麻酔の有無で痛みがどれほど違うのか知りたくもあるので、次回は局所麻酔にしてもらおうかなと思ってます。

その後、2〜3回目は局所麻酔でなんとか乗り切ることになりますが、やはり痛いもんは痛い。

局所麻酔が打てるのは子宮だけなので、肝心の卵巣は変わらずに無麻酔。打たないよりはマシという程度です。

慣れるということはなく、毎回痛いし、恐怖感は回を重ねるごとに大きくなっていきました

4回目の時、それまでとは別の看護師さんが全身麻酔でもいいですよと言ってくれたので、そこからは全身麻酔となりました。(それまでの看護師さんはなんとしても全身麻酔は阻止したい感じだった…)

全身麻酔にはもちろんリスクが付きものですが、ただでさえつらい採卵、少しでも苦痛を軽減できるのであれば、全身麻酔を使うのは全然ありだと思います。

採卵後の体調

採卵後、帰宅すると倦怠感と卵巣の痛みで寝込みました。

起きて体温を測ったら少しもあり、体がダメージを受けてるのを実感。

それから1週間、採卵当日ほどではないにせよ、ぐいぐい押された卵巣がうっすら痛い状態が続き、たまに痛み止めを飲んだりもしました。

日常生活には支障はありませんでしたが、やはり採卵後はあまり予定を入れず、ゆったり過ごすのが吉だと思います。

次回、採卵した卵のその後

そんなこんなで、なんとか採卵した卵たち。

その後どうなったのかについては、また次回ということで

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