【アメリカ妊活】(9)波乱の移植②

  • URLをコピーしました!
burame

こんにちは!在米ブロガーのブラメです

前回は子宮鏡検査にて子宮に異常がないかを確認しました。

今回はその翌月におこなった2回目の胚移植のお話です。

2回目なので、1回目とは違った点や今回起きたトラブル、移植から妊娠判定までの様子を中心にお話したいと思います。

胚移植でどんなことをするのかという基本的なことについては、初回の移植記事でご紹介してますので、

気になる方はそちらをどうぞ↓

私たちの妊活全体のタイムラインと、採卵や移植など各話題へのリンクはこちらの記事をどうぞ↓

目次

Day4:移植② 初回検査

生理(Day0)が来て5日後、IVFクリニックにて移植のための検査をうけました。

移植周期の初回は血液検査でP3(プロゲステロン)E2(卵胞ホルモン)FSH(卵胞刺激ホルモン)の値を調べ、

超音波検査で子宮内膜の厚みを確認するのですが、

この日の時点で子宮内膜の厚みが3.6mmしかなく、移植に適した厚みは8mm以上と言われているので、やや不穏なスタートとなりました。

Day10:子宮内膜を育てるための時間稼ぎ

2回目の検査で、子宮内膜の厚みは6.8mmまで育っていたのですが、これでもまだ薄いので、

子宮内膜が育つための時間を稼ぐため、タモキシン(Tamoxine)という薬を服用し、排卵を少し遅らせることになりました。

ですがネットで調べてみると、このタモキシンという薬は妊娠2ヶ月前〜妊娠中は飲んではいけない薬らしく、奇形児が生まれるリスクが上がるんだとか…怖っ

不安になったので看護師さんに大丈夫なんですよね?と確認したところ、4日間だけだから短期間なら問題ないとの回答でした。

本当かいな…

その回答でも不安だったので、ツイッターでも調べてみたら同じくアメリカで妊活している方が同じような治療をしているようだったので、アメリカではそんなに珍しいことでもないのかなと思って受け入れることにしました。

Day13:もう排卵してた…

2回目の検査から3日後、再び検査を受けたところ、子宮内膜の厚みは8.7mmと最低限の厚みをクリアしていたのですが、

E2の値が下がっており、すでに排卵してしまったことが判明しました。

burame

前回の移植ではDay12の検査で問題なかったので、私の排卵日は12〜13日の間だったようです。
結局タモキシンは効かなかったってこと??

この時まで私はよくわかっていなかったのですが、いつ排卵したのかわからないと、適切な移植のタイミングがわからなくなるんだそうで、

看護師さんからは今回の移植は中止にした方がいいでしょうとの連絡がありました。

残念ではありますが、こればかりは仕方のないことなので、

今回はキャンセルか〜、この場合保険のチケットってどうなるんだろう?消化されちゃうのかな?などと、次のことを考えていました。

キャンセルから一転

しかし同日、しばらくして別の看護師さんから連絡があり、

ドクターがいけると言ってるので、キャンセルせずに引き続きやってみませんか?

という内容でした。

え?じゃあさっきのキャンセルの話はドクターを通さずに看護師さんが勝手に判断して伝えてきたってこと?

と不安になりました。

今回のキャンセルがどうのこうのというより、それって病院としてどうなの?という不信感がつのりました。

その点を聞いてみると、通常このようなケースではキャンセルになるので、同じ看護師の私としても、なぜ今回はドクターがいけると言ってるのかわからない、と。

つまり、オペレーションとしてこういう場合はこうすると決まってることについては、看護師の段階で判断してるということでしょう。

ただ今回の結果を後から見たドクターが、検査結果から排卵のタイミングもある程度推測できるのでいけると判断したようです。

なんだそりゃ…という感じではありましたが、この連絡を受けるまでの間に保険について調べてると、

やはり途中でやめた分のチケットは返ってこなさそうだったので、それならもう一か八かやってみるか、と決めました。

これがラストの正常胚だったら見送りにしたと思いますが、この時点ではまだ3個残っていたので、このような決断になったんだと思います。

Day18:移植当日

そんなこんなで迎えた移植当日。前回の移植よりも1日早いタイミングとなりました。

初めての移植の際は、カテーテルがなかなか入らず大変でしたが、今回はなんと10分で完了!

スムーズに行けば全然痛くないし、こんなにすぐに終わるんだと驚きました。

前回は別の先生でしたが、今回は院長先生だったので、やはり院長先生は腕がいいのね〜と思いましたが、

これについては今後考えを改めることになります…

移植から6日後:プロゲステロン下がってる…

移植から6日後、P3(プロゲステロン)の値を測る検査を実施。

移植前は25.99だったのが、この日は22.20に下がっており、プロゲステロンの膣坐薬も引き続き投与してたのに、どうして??と不安に。

しばらくして看護師さんから連絡があり、20以上あればOKなので心配しなくて大丈夫ですよとのこと。

だけどネットで調べてみると、妊娠していればそんなに下がるものではないようなので、引き続き不安に。

移植から9日後:妊娠判定

P3の値で不安になったものの、いわゆる妊娠超初期症状と呼ばれるような、熱っぽさ、だるさ、水っぽいおりもの、チクチクした下腹部痛もあり、

どうかうまくいってますように!と祈る気持ちで妊娠検査を受けました。

結果、

b-HCG:<0.5 mIU/ml

ド陰性でした…(泣)

あの超初期っぽい症状はなんだったんだ…

前回は2回目の妊娠検査もありましたが、今回は0.5以下ということで2回目検査にすら辿り着けませんでした。

移植②の感想と今後の予定

あのキャンセル騒動の時点で、旦那とはダメっぽいよねと話していましたが、その通りとなってしまいました。

この移植②の失敗をうけて、病院からはERA検査を受けることを勧められました。

ERA(Endometrial Receptivity Analysis)検査とは、体外受精で良好な胚複数回移植しても妊娠しない反復着床不成功例に対して行われる検査のことです。
子宮内膜が受精卵を受け入れる時期(着床の窓)を遺伝子レベルで調べ、最適なタイミングで胚移植を行うことで妊娠の可能性を高める目的で行われます。

というわけで次回はERA検査のお話です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次