【アメリカ妊活】(11)試行錯誤の移植③と今後の方針

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こんにちは!在米ブロガーのブラメです

今回は3回目の胚移植に臨んだ際のお話です。

3回目の移植に向けた試行錯誤や当時の心境などをお伝えしたいと思います。

胚移植の流れなどは過去の記事でご紹介していますので、気になる方はそちらをどうぞ↓

私たちの妊活全体のタイムラインと、採卵や移植など各話題へのリンクはこちらの記事をどうぞ↓

目次

移植③に向けてやったこと

3回目の移植ということで、2回目までと同じことをしていても仕方ないので、変えられそうな部分は変えてみることにしました。

移植のタイミングをずらす

これは私ではなく病院側がやったことですが、今回は移植のタイミングをかなり早めていました。

移植①は19日目、移植②は18日目、今回の移植③は16日目です。

というのも前回の記事でお話したとおり、ERA検査を諦めたことにより、着床のタイミングを知ることができなくなったので、あとはもう日数をずらして試行錯誤するしかないからです。

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ただ、いまになって振り返ってみると、初回の19日でも一応着床はしていたので、さすがに16日は早めすぎだったのでは?と思ってはいます

基礎体温を測る

妊活のスタートと言えば、基礎体温を測るというのはわりと定番だと思いますが、

なんと私は妊活を1年半もやってきたにも関わらず、基礎体温を測ったことがありませんでした

だって病院から測れって言われたことないし…

今回も別に「測ったほうがいいですよ」なんて言われたわけではないのですが、

ERA検査の1回目が中止になった原因がホルモンバランスの乱れで、生理だと思ったものが不正出血だったのではないかと言われたことがショックだったからです。

その時に、病院に頼りきりではなく、自分で把握できることは把握しておきたいと思うようになりました。

基礎体温の変化を見ていけば、そろそろ排卵だなとか、もう排卵して黄体期だな、と自分でもわかるので、今更ではありますが、やってみることにしました。

ちなみに私が使っていたのはこちらの体温計です↓

スマホアプリと連動することで、基礎体温のグラフを自動作成してくれるのが便利でした。

子宮内膜を厚くするためのあれこれ

子宮内膜が薄いと着床率が下がるので、少しでも厚くなるようにできそうなことはやってみました。

具体的にはこの3点です。

身体を冷やさないようにする
運動をする
サプリを採る

運動習慣はもともとあったのですが、移植に向けて筋トレを増やしたりして、妊娠しやすい身体づくり兼ボディメイクに励んでいました。

また、子宮内膜を厚くする方法を調べてみると、L-アルギニンサプリが効くという情報が出てきたので、藁にもすがる思いで試してみました↓

L-アルギニンは疲労回復成長ホルモン分泌を促す効果があると言われており、筋トレをする人にはポピュラーなサプリのひとつで、

それが子宮内膜を育てるのにも効果があるそうなので、しばらく飲んでみました。

数ヶ月試した感想としては、効果はよくわからなかったのですが、何かやってみたい方は検討してみてもいいのではないでしょうか。

移植③当日〜妊娠検査まで

こうしてあれこれ試行錯誤した上で迎えた3回目の移植当日。

過去の経験から、移植がなかなかスムーズにいかないであろうことは覚悟していました。

結果、やはり今回も大苦戦!

前回はスムーズにできた院長先生が担当してくれたのですが、今回はダメで、またもや一旦休憩を挟むことになってしまいました。

その休憩の間、もう一度試しても入らなかった場合、胚は再凍結します。

その場合、胚のグレードは落ちます

という恐ろしい宣告をされてしまいました…

今回移植しようとしていたのは4BBたまごちゃん。ここからさらに下がるって、それは移植可能なの??

なんとしても次で決めなければならないようなので、膀胱を膨らませるために水をガンガン飲みました。

その甲斐あってか、なんとかリトライでは移植成功!

ですが膀胱はパンパンで、アラフォーにして人前で漏らすかと思いました…

初めてのフライング検査

これまでの移植では、病院での検査日まで待って妊娠検査を受けていたのですが、

ツイッターの不妊アカ界隈を見てみると、フライング検査なる言葉をよく見かけることに気がつきました。

つまり、病院の血液検査まで待ちきれない人々が、市販の妊娠検査薬で数日前倒しで妊娠検査をしているということです。

これまでは、「どうせ数日しか違わないし、別途お金もかかるならそんなことしなくてもいいかな、正確性も病院の方が高いだろうし」と思ってスルーしていたのですが、

さすがに妊娠検査も3回目となると、もうどっちでもいいから早くはっきりさせてすっきりしたい!という気持ちが強くなり、ついに検査キットを取り寄せてやってしまいました。笑

この妊娠検査薬のパッケージには、アナログとデジタルが同梱されています。

デジタルの方が正確性が高いとのことだったので、早速試してみたところ、ディスプレイには

Not Pregnant

の文字が…

アナログであれば、じっと見てたら「これってうっすら線でてない?」という感じで少しは期待をもたせてくれそうなものですが、

デジタルは容赦ありません。Yes/Noをはっきり言う国民性の表れでしょうか。

妊娠検査薬は次の生理予定日が近くなるにつれ、正確性が上がっていくそうで、

私が検査した日の正確性は95%とあったので、病院で調べる前に95%陰性であることが判明してしまいました。

後日、5%に望みをかけて病院での検査も受けましたが、そこでもやはり陰性。

結果は変わりませんでした…

保険チケットは残り2回。次どうする問題

またもや陰性となり、残念な気持ちとやっぱりダメかという気持ちが半々という感じでした。

そして、この3回目の移植で女の子の正常胚はすべてなくなってしまったので、残る選択肢は

1、残り1個(男の子)の胚を移植する
2、再び採卵のステップに戻る

の二択となりました。

また、これまで採卵や移植の費用をカバーしてくれていた保険のチケットも残り2回分となっており、

それをどのように使うかという問題もありました。

私たちの入っている不妊治療の保険(Progyny)では、

・採卵周期(検査、薬、顕微授精、PGT-A)1回で0.5チケット消費
・移植周期(検査、薬、移植)1回で0.5チケット消費

となっており、この時点で私たちの残りはあと1チケット(=2回分)だったので、保険の範囲内で取れる選択肢は

A案:移植④→うまくいかなければ採卵④
B案:採卵④→うまくいけば移植④
C案:採卵④→うまくいかなければ採卵⑤

の3パターンでした。

正直、もう採卵はしたくなかったですし、せっかくできた正常胚を残しておくのもなんだかな、という感じがしたので、A案かなとも考えました。

ですが、もし移植④がうまく行った時、おそらくもう第二子のために不妊治療を再びやろうとはならないだろうな、と思いましたし、

将来、あの時あと2回採卵していれば、女の子を産めたかもしれない、と後悔したら嫌だなと思いました。

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男の子がイヤというわけではなく、私たち夫婦の性格やライフスタイルを考えた時に、女の子の方が相性が良さそうだなと思ったので女の子を希望していました。
命の選別という見方もあるかもしれませんが、産むのも育てるのも私たちですので、そんな夫婦もいるんだな、くらいに捉えてもらえると幸いです

また、保険のチケット上は採卵周期も移植周期も同じ0.5チケットなのですが、かかる費用は採卵の方がずっと高額なので、

保険がカバーしてくれるうちに採卵を限界までやった方が、仮にうまくいかなかったとしても悔いが残らないだろうとも考えました。

夫婦で話し合った結果、ひとまず次回は採卵④をやってみて、そこで女の子の正常胚があれば次は移植、

もしとれなければ採卵⑤に進もうという結論に至りました。

次回はふたたび採卵周期に戻ります。

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