こんにちは!在米ブロガーのブラメです
今回は妊娠中期のイベント、戌の日(いぬのひ)の安産祈願についてのお話です。
アメリカ在住だけど戌の日のお参りどうしようかな?と検討中の方は参考にしてみてください。
そもそも戌の日とは
戌の日とは十二支の11番目にあたる戌(犬)に当たる日で、安産祈願を行う日です。
犬はお産が軽く、たくさんの子を産むことから安産の象徴となったそうです
妊娠5ヶ月目(妊娠16週目)の安定期に入った頃に迎える戌の日に、神社やお寺で安産祈願の祈祷を受けます。
いつが戌の日にあたるかは、「戌の日 20XX」のように年を入れて検索すると出てきます。
安産祈願の際には腹帯を持参し、一緒にご祈祷してもらうのが一般的です。
お参りに行った場所
私は南カリフォルニアのオレンジカウンティ在住で、家の近くの神社やお寺を調べてみたのですが、
日系のお寺は出てくるものの安産祈願をやってくれるのかよくわかりませんでした。
実際に近くのお寺に予約なしで行ってみたのですが、公民館のような建物で、中には誰もおらず鍵がかかっており、日本の神社やお寺のように、ふらっと行ってお賽銭とお参りだけというのもできない感じでした
最終的には、ロサンゼルスで安産祈願をした方のブログで出てきた、高野山米国別院さんにお願いすることにしました。
高野山のお寺だけでも米国に数カ所ありますし、日本人の多い地域であれば他のお寺や神社もあるので、
ロサンゼルス以外の地域の方も、グーグルマップなどで探してみると意外と近くで見つかるかもしれません。
予約の有無
高野山米国別院さんでは予約が必要でした。
事前にお寺に電話またはメールで安産祈願をしたい旨を伝えると、申込用紙をメールで送ってくれました。
電話の際、日本語で大丈夫か確認したところ、日本人の方に代わってくれたので助かりました。
電話に抵抗のある方は最初からメールでもいいと思います。(申込用紙のやり取りはメールになるので)
安産祈願の費用
ご祈祷料は$100でした。(2024年時点)
当日、ご祈祷のあとに封筒に入れてお渡ししました。
持ち物
当日は腹帯とご祈祷料を入れた封筒を持参しました。
腹帯はあってもなくてもよさそうでしたが、申込用紙には持参するかを答える欄がありました。
ちなみに私は母が日本から送ってくれた腹帯を持参しました↓
当日の様子
当日は午前中にご祈祷をお願いしました。
高野山米国別院さんはロサンゼルスのリトルトーキョーにあります。大谷翔平選手の壁画で話題になったミヤコホテルの近くです。
ミヤコホテル近くの路地を奥に入っていくとゲートがあり、その先にお寺があります。
街中なのでどこに車を停めようかなと思ってましたが、敷地内に駐車場があるので直接行って大丈夫でした。
インターホンで予約の旨を伝えるとゲートを開けてもらえます
室内は撮影NGだったので写真はありませんが、大きな祭壇とたくさんの座席があるホールになっていました。ここで様々な季節の行事が行われているのかなと思います。
ご祈祷の際には祭壇の前に私と旦那は並んで座り、住職さんが私達(おもに私に向けて)30分程かけてご祈祷をしてくれました。
また、持参した腹帯にも厄除けの文言を書いて、お札やお守りと一緒に帰りに渡してくれました。
住職さんから、お札には毎日お水を備えるよう言われました。
言われた時は、毎日なんて私にできるのか…?と思いましたが、なんとなく習慣になり、毎日水を換えつつ安産祈願をしています。
お参りに行った感想
お寺や神社を探していた時は、どこに行ったらいいかもわからないし、腹帯なんてアメリカには売ってないので、ちょっと面倒かも…と思ったこともありました。
だけど、もしやらなくて何かあっても嫌だし、これも妊娠中にしか楽しめないイベントかと思って、
母や旦那にも協力してもらってなんとかお参りすることができました。
やってみた感想としては、やってよかった!
やらなかったらモヤっとした気持ちが残っていたと思いますし、お参り後はやり遂げたすがすがしさがあったのでよかったです。
ちなみに私がお参りをしたのは妊娠6ヶ月に入ってからで少し遅かったのですが、
5ヶ月はまだつわりもあってしんどかったので、体調的にはこれくらいの時期でちょうどよかったです。
それではまた!