【アメリカ妊活】二年間の妊活費用を大公開!

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burame

こんにちは!在米ブロガーのブラメです

今回は妊活編のラストとして、二年間の妊活でかかった費用を公開しようと思います。

これからアメリカで妊活をしようと思われてる方は参考にしてみてください。

私たちの妊活全体のタイムラインと、採卵や移植など各話題へのリンクはこちらの記事をどうぞ↓

目次

妊活をおこなった時期

まず前提として、私たちが妊活をおこなった時期ですが、

2022年8月〜2024年9月となります。

この間、私たちの通ったIVFクリニックの方でも価格改定がありましたし、

今後インフレで価格は上がっていくと思いますので、この頃はそんな感じだったのね、という程度に参考にしてもらえればと思います。

不妊治療保険について

アメリカには日本のような公的保険はありませんが、企業が加入している民間保険があります。

民間保険には様々なパッケージがあり、その内容は企業によって異なり、場合によっては不妊治療の費用をカバーする保険が含まれていることもあります。

わが家の場合、旦那の会社が手厚い保険パッケージを提供してくれており、

その中に不妊治療の保険Progyny(プロジニー)が含まれていました。

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保険には回数制限がありますが、かなりの費用をカバーしてもらえてすごく助かりました

実は加入しているのに存在を知らなかった、ということもあり得るので、

不妊治療を始める前に一度、現在加入している保険のプランを確認しておくことをおすすめします。

大公開!二年間のアメリカ妊活費用

それでは私たちの二年間の妊活費用を公開したいと思います。

採卵

採卵は5回おこないました。

途中で価格改定もありましたし、その時々によって保険会社のカバー率が異なっていたので、平均額で載せています。

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費目請求額自己負担額
Freeze All Cycle$6,670$530
ICSI(顕微授精)$1,000$60
PGT-A(培養)$1,640$100
PGT-A(検査)$1,010$70
薬代$2,550$340
1回あたりの合計$12,870$1,100

自己負担率は基本的には10%だったようなのですが、同じ年の2回目以降は自己負担が減っていたので、

おそらく年間の自己負担額の上限を超えたら、負担が減るような仕組みになっていたのではないかなと思います。

各費目の内容は以下のとおりです。

Freeze All Cycle:血液検査、超音波検査、採卵、スケジュール管理など採卵周期全体でかかる費用
ICSI(顕微授精):顕微鏡下で卵子に精子を注入する処置に対する費用
PGT-A(培養):PGT-A検査に出せるまで受精卵を培養する費用(IVFクリニックへ支払い)
PGT-A(検査):PGT-A検査をおこなう費用(検査会社への支払い)
薬代:採卵周期で用いる排卵誘発剤やトリガー剤、注射器など

費目は別れていますが、私たちが支払うのはすべて保険会社宛で、クリニックや検査会社への支払いは保険会社が窓口となっておこなってくれました。

移植

移植は4回行いました。

その内の1回は全額自己負担だったので、ここでは保険適用となった3回の平均額で載せておきます。

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費目請求額自己負担額
Frozen Embryo Transfer$3,300$110
薬代$150$50
1回あたりの合計$3,450$160

移植費用も薬代も2回目までは保険で全額カバーされていたのですが、3回目は1割負担となったため(理由は不明)、このような金額になっています。

各費目の内容は以下のとおりです。

Frozen Embryo Transfer:血液検査、超音波検査、移植、スケジュール管理など移植周期全体でかかる費用
薬代:移植周期で用いるホルモン剤。私の場合はプロゲステロン膣坐薬のみ

支払いは保険でカバーされていた3回目までは保険会社に対して、4回目の自費の際は直接IVFクリニックへ支払いました。

その他(検査、保管料など)

採卵や移植以外にも、不妊治療中は様々な検査を受けますし、凍結胚の保管料などもかかってきます。

また、妊娠成立後〜クリニック卒業までのプレナタールケア費用も、医療保険のネットワーク外のIVFクリニックの場合、自己負担になります。

これらの諸費用については、平均額ではなく全額でまとめました↓

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費目請求額自己負担額
Pre-IVF検査$3,700$360
SIS検査$450$45
Hysteroscopy検査$770$0
ERA,EMMA,ALICE検査$3,570$1,390
凍結胚保管料(2年分)$870$45
プレナタールケア$1,250$1,250
諸費用 合計$10,610$3,090

各費目の内容は以下のとおりです。

Pre-IVF検査:IVF開始前の血液検査や超音波検査、精子検査など(夫婦2人分)
SIS検査:子宮内の異常を確認する経腟超音波検査
Hysteroscopy検査:子宮口から内視鏡を挿入して子宮の内面を直接観察する検査
ERA,EMMA,ALICE検査:着床のタイミング、子宮内の菌を調べる検査。(2周期分)
凍結胚保管料(2年分):凍結済みの胚盤胞を保管する費用
プレナタールケア:妊娠判定後の超音波検査、血液検査、薬代

補足しておくと、ERA検査は通常であれば1周期で終わるのですが、私の場合、一度検査がうまくいかず中止になったので、2周期を費やしています。

1回で終わっていた場合、請求額$2,660、自己負担$1,150で済んでいました。

また、凍結胚保管費用については、初年度は保険が全額カバーしてくれていたのですが、2年目は1割負担になっていました。(ルールが変わったのか、元々そういうルールだったのかは不明)

支払いについては、保険で全額または一部カバーされたものは保険会社に対して、全額自費で払ったものについてはIVFクリニックに直接支払いました。

総額

採卵、移植、その他諸費用の合計はこのようになりました。

費目請求額自己負担額
採卵(5回分)$64,350$5,500
移植(3回分+自費1回)$14,100$4,090
その他$10,610$3,090
妊活 合計$89,060$12,680

こうしてみるとすごい金額ですね…

全額自費だったらと思うと、私たち夫婦の熱量ではここまではできなかっただろうなと思います。

移植の最後1回分は足が出てしまいましたが、それまでのカバーしてもらった分を考えると本当にありがたかったです。

妊活編おしまい!

これにて妊活編は終了となります。長いことお付き合いありがとうございました。

妊活編の内容は、途中までは姉妹ブログの方で書いていたのですが、妊活がうまくいかなくなったあたりから更新できずにいました。

無事に妊娠した後も、ずっとダメかもしれないという不安があったり、つわりがつらくて何もできない時期があったりして、

ようやく書く気力が湧いてきたのは安定期に入ってからでした。

まとめるのに1ヶ月ちょっとかかってしまいましたが、なんとか最後まで書き切ることができてよかったです。

次回からはマタニティライフ編がスタートしますので、ご興味ありましたそちらもぜひチェックしてみてください。

それではまた!

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