こんにちは!在米ブロガーのブラメです
今回からマタニティライフ編を始めたいと思います!
初回は妊娠初期の大きな関門、つわりについてです。
人によってはほとんど症状がなかったり、あってもすぐに終わったりなど、つわりの重さは千差万別。
私もできればつわ軽民でありたいと願っていましたが、残念ながらそんなことはなく、
わりと重めに、そして長い間つわりに苦しんだタイプでした…泣
今回はそんな私のつわり体験のお話です。
つわり期のヘビロテフードなどもご紹介してるので、絶賛つわり中の方の参考になれば幸いです。
つわり期の変遷
つわりと一言で言っても、症状は人によって様々ですし、同じ人でも表れる症状や重さは日々変化します。
ここではほんの一例として、私のつわり期の変遷をご紹介したいと思います。
6週:つわり開始
私の場合、妊娠6週から徐々につわりの症状が出始め、最初は胃がちょっとムカムカするな〜という感じでした。
この頃はまだそれほど深刻でもなく、これがもしやつわりってやつ?と、
妊娠が順調に進んでいることに対する喜びの方が大きかったです。
梅味のアメ
胃がムカムカするせいか、酸っぱいものを欲していました。
ですが数日後にはこれすらも気持ち悪くて無理に。残りは旦那が処理しました(妊婦あるある)
7〜8週:あったりなかったり期
この時期は週の前半はつわりがあったと思ったら、後半は何も症状がない日が続いたりして、
まだ妊娠初期ということもあり、つわりがないと、もしかして流産してしまったのでは?と不安になることが多かったです。
つわりがある日は症状が出てくるのは夕方からで、鼻の奥に常に嫌な匂いがする匂いつわりが特にきつかったです。
スプライト
この頃たまたま母が旅行で遊びにきており、何も食べたくないという私に買ってくれたのがスプライトでした。
これが大ヒット(さすが母)。つわり期の終わりまで常備していました。
普段はジュースなんて砂糖の塊だと言って敬遠してきた私ですが、つわり期はスプライトを切らすと不安になるくらい依存していました。
甘くてシュワシュワした炭酸が、つわりで気持ち悪い状態を少しマシにしてくれたからだと思います。
9〜12週:ピーク期
9週に入るといよいよつわりが本格化。
一日中つらい日が増えていきました。とにかくずっと気持ち悪い!
症状としては吐きづわり、食べづわり、匂いつわり、眠りつわりと、定番どころはコンプリート。
英語圏ではつわりのことをMorning Sicknessと呼ぶそうですが、私は夕方から夜中にかけてが一番つらかったです。
夕飯の準備をするくらいの時間から気持ち悪くなって吐き、夕食をなんとか終えて少しの間は大丈夫でも、数時間経つとまた気持ち悪くなっての繰り返しでした。
もちろん朝も元気ということはなく、気持ち悪くて早朝に目が覚め、軽く食べて落ち着いたら寝直すという生活で、
眠気も常にあり半日以上はベッドの上で過ごしていました。
というかもう、できることが寝てることくらいしかなかったんだと思います。
もう二度と妊娠したくないから赤ちゃん無事でいて!!!
と願いながら耐えました…
バナナ
空腹時に気持ち悪くなる食べづわり対策にバナナはちょうどよかったです。
包丁を使わず皮を剥いてすぐ食べれるので重宝していました。
夜中や早朝に無心で食べてましたね…
焼き芋
焼き芋も一度オーブンで焼いてしまえば、冷蔵庫に入れていつでも食べれるのがよかったです。
つわり期は便秘にも悩んでいたので、その対策という役割もありました。
13〜17週:胃腸よわよわ期
13週くらいになると、吐き気などの症状が少しずつおさまってきて、食べれるものも増えてきたのですが、
いけると思って食べても何時間たっても消化しきれず、ゲップと共に胃の内容物が迫り上がってきたり、
何時間も我慢した末、吐いてすっきりしたいとなって結局吐く、という時期が長く続きました。
けっして食べすぎたわけではなく、妊娠前の普通の量でもダメだったので、つわりピーク期に食べれなすぎて胃が縮んでしまったのかもしれません。
お昼に具の少ないラーメンを食べて、食後4時間たってもまだお腹がパンパンで苦しかったのは衝撃でした
つわり期は便秘にも悩んでおり、そのせいもあって胃が圧迫されて食べれなかったというのもあったと思います。
また16週ごろから、それまでは大丈夫だったシャンプーやボディソープの匂いがダメになり、それまで使っていたものを一掃。
その匂いが移ったソファやクッション、枕のカバーの匂いもダメで洗いまくりました。
カットスイカ
甘くてシャリシャリして冷たいのが心地よく、これまでの人生で一番スイカを食べたと思います。
切るのが面倒だったのと、ひと玉買ってハズレだった時のダメージが大きいので、カットスイカをよく買ってました。
助六寿司
日系スーパーに行くと、おいなりと太巻きが入った助六寿司をよく買ってました。
つわり期は生魚の寿司を食べたいとも思わなくて、助六が食べたくてたまりませんでした。
ちょっと甘くて酸っぱい感じがよかったのかもしれません。
19週:つわおわ宣言
18週になると、少し食べ過ぎるとお腹が割れそうなくらいパツパツになるのはつらかったですが、もう吐くこともなくなりました。
また、産婦人科の先生におしえてもらった便秘解消のサプリメントが効いてお通じが良くなると、
お腹にスペースができたのか以前よりも食べれるようになったのもうれしかったです。
こうして、それまではまたぶり返すかもしれないし…と思ってなかなかできなかった
つわおわ宣言を、19週に入ってようやくすることができました。
つわりに3ヶ月も苦しむことになるなんて、妊娠前は思いもしませんでした…
だいぶ長引きましたが、人によってはそのまま産むまで続く方もいるので、一応終わってくれて本当によかったです。
つわり中、一番きつかった匂い
つわりの変遷の中で、シャンプーやボディソープの匂いがきつくなったことを挙げましたが、それよりもきつかったものがあります。
それはダシの匂い。
わが家にはありがたいことに料理好きの旦那がおり、普段から手をかけた美味しい料理を作ってくれて感謝しかないのですが、つわり期間中はこれが裏目に出ることもありました。
その一つがダシ問題。
わが家では旦那が昆布とかつおからとった合わせダシを使っているのですが、つわり期はこのダシの、
特にかつおの匂いが完全にアウト!
私が散歩に行ってる間に旦那がダシを取っており、帰ってきてドアを開けた瞬間、ダシの匂いで満たされた部屋…
一瞬でうっと強烈な吐き気が込み上げてきて、トイレにダッシュしました。
つわり中はアンモニア臭を敏感に感じ取ってしまうらしく、
中でもかつお節に含まれるアンモニアは特に強いようです
お料理好きな旦那にとってもショックだったでしょうし、私としても妊娠前は好きだった匂いがこんなにもツラくなるとは衝撃でした。
ただ、ダシをとった直後の匂いはダメだったものの、そのダシで作った豚汁などは普通においしく食べれるという現金な面も持ち合わせていた私。
夫婦関係にやや亀裂を生じさせたという意味でも、つわりのつらい思い出です。
私にはなかったつわり症状
逆に私にはなかったつわり症状というのもいくつかありました。
例えばこういう症状です↓
・フライドポテトが無性に食べたくなる
・炊いたご飯の匂いが無理
・吐き気がして歯磨きが無理
フライドポテトを食べたい欲求は皆無でした。つわりの終わった今はたまに食べたくなりますが。
つわり期に食べたくなっていたら、胃腸よわよわだったので、食べた後気持ち悪くなって大変だっただろうなと思います。
炊き立てごはんの匂いもつわりでツラいものの定番ですが、これも大丈夫でした。
一応気持ち悪くならないよう、蓋を開ける時は湯気をあまり吸わないように用心していましたが、特に困ったことはなかったです。
あと、いわゆる口まずという、口が気持ち悪くて歯磨きもできないという症状は未体験で終了しました。
妊娠期間中の口腔ケアはとても大事と言われてますし、これがなかったのは不幸中の幸いだったかなと思います。
おわりに
今回は私のつわり体験談でした。
当時の日記などを見返して思い出す作業をしているだけでも、うっすら気持ち悪くなってきました。
結局このつわり期で妊娠前より3キロ体重が落ちました。普段は何をやってもほとんど減らないのに…
ところで、ドラマなどで妊娠した女性が、うっ!となってトイレに駆け込み妊娠発覚、というくだりがよくありますが、実際につわりを経験してみると、
そんな綺麗なもんじゃないし!発覚した時だけ気持ち悪くてあとは普通って、どんだけつわ軽!
とあれこれ言いたくなってしまいます。笑
これまで生きてきた中でもトップクラスにつらかった時期でしたが、これを経験したことにより、
母への感謝も増しましたし、子どもを産んだ女性達への敬意も増しました。
ただ、こんなつらい思いをしたのに、さらに出産でも地獄の苦しみを味わった人が多いでしょうに、
もう一人産もうって思うってどういう心境?と、新たな謎も出てきました。
妊娠中の現時点では、もう二度とごめんだと思ってますが、出産後どんな気持ちになるのか楽しみでもあります。
それではまた