こんにちは!MLB好き在米ブロガーのブラメです
今回はボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイパークをご紹介したいと思います。
これから訪れる予定のある方は参考にしてみてください♪
それではいってみましょ〜!
フェンウェイパーク球場概要
ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイパークは、マサチューセッツ州ボストンにあります。
ボストンのフェンウェイ地区に建てられたことにちなみ、フェンウェイパークと名付けられました。
フェンウェイパークは現存するMLB最古の球場で、開場は100年以上前になります。
そのため建物の老朽化や収容人数の少なさから何度か新球場建設の話は出ていますが、ファンからの反対もあって実現していません。
球場の特徴としては、狭く変則的な土地に建てられたためいびつな形をしていることが挙げられ、
ホームラン対策で作られたレフト側の高いフェンス、通称グリーンモンスターが有名です。
改築により状況の改善を試みてきましたが、球場による偏りを示すパークファクターでは第2位。
MLBで二番目に打者に有利な球場となっています。
正式名称 | Fenway Park(フェンウェイ・パーク) |
所在地 | 4 Yawkey Way Boston, MA 02215 |
開場年 | 1912年 |
グラウンド | 天然芝 |
収容人数 | 37,755人 |
開場時間 | 試合開始90分前 |
フェンウェイパークの見どころ4選
それではフェンウェイパークの見どころをいくつかご紹介したいと思います。
フェンウェイ名物!グリーンモンスター
球場概要でも軽く触れましたが、やはりフェンウェイパークを訪れたからにはグリーンモンスターに大注目です!
改めてご紹介すると、グリーンモンスターはフェンウェイパークのレフト側にそびえ立つ緑色の高い壁のこと↓
立地条件によりレフトフィールドを広げることができないため、ホームランの出過ぎを防ぐ目的でこのような高い壁が設けられました。
高さは37フィート2インチ(11.33メートル)。バックネット裏から見ても随分高いので、バッター目線だとさらに高く感じそうです。
グリーンモンスターの上はカウンター席になっており、数が少ないものの大人気なので、外野席にも関わらずプレミアム席となっています。
グリーンモンスターに登るにはここのチケットを購入するか、スタジアムツアーに参加する必要がありますが、
せっかくフェンウェイを訪れるのであれば、いずれかの方法をとってみることをおすすめします!
歴史を感じる|合間の柱と古いシート
フェンウェイパークの見どころその2は、歴史を感じられる柱やシートです。
現代的な球場であれば観客の視界を遮らないよう柱の位置は考慮されていますが、フェンウェイの場合はシートの合間に柱が健在です↓
柱の後方近くに座ってしまうとゲームが見づらいでしょうね〜…。
チケットを取る時には十分注意したいところですが、球場をぶらぶら見学する分には、
これもスタジアム建設の歴史の一部よね、と思えてなかなか興味深いです。
また、セクション29あたりの座席はフェンウェイ開場当時からある座席だそうで、木製のベンチとなっています↓
実際に座ってみると、前後も左右もとても狭く、身体の大きなアメリカ人にはさぞやキツかろう…というサイズ感です。
それでも多くのファンが建て替えよりもこの球場を使い続けることを選んだのですから、ボストンのファンがいかにフェンウェイを大切に思ってるかがわかりますね。
かわいい!マスコットキャラクター|ウォーリー&テシー
球場に行くとチームのマスコットキャラクターに会えるというのも楽しみの一つです。
レッドソックスにはマスコットキャラクターのWally(ウォーリー)とTessie(テシー)がいます。
ふたりはカップルかと思いきやウォーリーが兄、テシーが妹の兄弟で、
フェンウェイのグリーンモンスターの中に住んでいるグリーンモンスターということになってます。笑
試合前から球場を盛り上げ、レッドソックスが勝つとフィールドに出てきて旗を持って駆け回ります↓
写真だとあまり魅力は伝わらないかもしれませんが、球場で流れているムービーや実際に目の前で動いてる姿を見るとコミカルでとってもかわいらしいです。
チームストアにはウォーリー&テシーのグッズも販売されているので、ファンになった方はぜひチェックしてみてください♪
一緒に歌いたい!スウィート・キャロライン
MLBの球場では7回交代時に『Take me out to the ballgame(テイク・ミー・アウト・トゥー・ザ・ボールゲーム)』を歌うのが定番ですが、
フェンウェイの場合はそれにプラスして8回交代時に『Sweet Caroline(スウィート・キャロライン)』を歌う伝統があります。
1997年、スタッフの知人がキャロラインという赤ちゃんを産んだので、それを祝って演奏したことをきっかけに始まったそうです。
その後しばらくは何か特別な時にだけ演奏されていたそうですが、2002年からはチームを盛り上げるために毎日演奏されるようになり、今ではすっかりフェンウェイの伝統となっています。
サビで“So good! so good! so good!” と歌うところがすごく盛り上がって楽しいので、ぜひ一緒になって歌ってみてください♪
フェンウェイパークのレイアウト
フェンウェイパークの全体レイアウトはこのようになっています。
こうしてみると、本当に狭い土地にギリギリ建ってるんだな〜ということや、増改築を繰り返したせいか複雑なレイアウトになっていることがわかります。
レイアウトが複雑なので、セクション名を見ただけでは何階席なのかもわかりづらいです。
こちらのリンクから球場の3Dマップが確認でき、席からのビューも見ることができるので、座席選びの参考になると思います。
ちなみにダグアウトはレッドソックスが1塁側、ビジターが3塁側です。
\レッドソックスのチケットをチェック/
いい席探すならMLB公認サイト【スタブハブ】
球場のお楽しみ♪チームストアの様子と営業時間
球場を訪れるとなったらチームストアでのお買い物も楽しみですよね。
レッドソックスのメインストアは、球場西側の道路(Jersey Street)を挟んで向かい側にあります。
フェンウェイパークはボストンの人気観光地でもあるので、平日の昼間ではありましたが、多くのお客さんでにぎわっていました。
店内はとても広く、メンズ、レディース、キッズの衣類からタンブラーなどのホームグッズまで、多くのアイテムが販売されています。
そして通常チームストアというと、そのチームのアイテムを主に取り揃えているものですが、
ここの場合は球場そのものが名物になっているので、フェンウェイパークやグリーンモンスターにまつわるアイテムも多かったです。
普段着にしやすいアイテムが充実しているので、ぜひ早めに行ってお買い物楽しんでみてください♪
レッドソックスのチームストア営業時間は以下の通りです↓
<営業時間>
月-日:9am – 5pm
定休日は特に決まっていません。
球場のオープン時間に近くなると、当日のチケットを持っている人しか入れなくなるのでご注意ください。
フェンウェイパークのフード&ドリンク
フェンウェイパークのフード&ドリンクについては、別記事にて近日ご紹介予定です!
事前に要チェック!荷物の持ち込みルール
アメリカのスタジアムにはそれぞれバッグポリシーというものが存在します。
これはテロ等を未然に防ぐために、バッグの大きさやタイプを制限するルールのことです。
フェンウェイパークのバッグポリシーを確認したところ、以下のような内容でした。
< 持ち込みOK>
12″x12″x6″インチ(約30x30x15cm)以下のシングルコンパートメント・バッグ
必要な医療機器やおむつ等の幼児用品を入れるバッグ
シングルコンパートメントとは、入れ口が1つのシンプルな形状のことで、ポケットがいくつもあるようなバッグはNGということです。
<持ち込みNG>
上記の条件を満たさないバッグ
バックパック(クリアタイプでも不可)
ダッフルバッグ、バックパックスタイルのお財布
硬い素材のクーラーバッグやガラス製の容器
持ち込みOKのバッグでは、サイズの条件を満たすクリアバッグが推奨されています。
球場で一般的なクリアバッグというのはこういったものを指します↓
現地で購入する時間のない方はオンラインで事前に購入しておくことをおすすめします。
日本でも購入可能です↓
食べ物や飲み物の持ち込みは?
飲食物の持ち込み規定については以下の通りです。
飲み物
1人あたり1人分の未開封ペットボトル16オンス(約470ml)以下に入ったノンアルコール飲料は持ち込みOK。
食べ物
フードの持ち込みについては公式ページには特に記載がありませんでした。
参考までに他の球場の場合、1人あたり1人分の量をビニール等の柔らかい入れ物に入れ、
規定サイズのバッグに収まる範囲であれば持ち込みOKのところが多いです。
その他の持ち込み荷物について
その他の持ち込み荷物規定については、こちらを参照してください↓
ロッカーについて
公式サイトによると、フェンウェイパーク付近には、外部業者の運営するロッカー・トラックがあるとのことです。
場所は球場の北側、ゲートEの向かい側Landsdown Garage(駐車場)となります。
フェンウェイパークへのアクセス方法
続いてはアクセス方法のご紹介です。
フェンウェイパークへのおもなアクセス方法はこちらになります。
- 徒歩
- 公共交通
- UberやLyft
- 自家用車やレンタカー
フェンウェイパークはボストンの中心部にあるため、周辺のホテルに宿泊すれば徒歩でもアクセス可能です。
公共交通を利用する場合
ボストンは公共交通が充実しているので、地下鉄やバスなど様々な路線でアクセスすることができます。
ダウンタウンからアクセスする場合、地下鉄(通称T)グリーンラインB、C、Dを利用すると、フェンウェイパークまで30分程度です。
地下鉄の運賃は乗車1回につき$2.4(2024年時点)
乗車券は駅の券売機で購入することができます(クレジットカード可)。
乗車券はアプリでも購入可能です↓
グリーンラインに実際に乗ってみた感想としては、普通の人々が利用していて、特に治安が悪い感じはしなかったです。
最寄駅から球場までの間は、試合前後は多くのファンでにぎわっているので、心細い感じはしないと思います。
UberやLyftを利用する場合
レッドソックス公式ページではUber/lyftのピックアップゾーンは特に指定されていませんが、
Uberによるとアプリ上で乗り場が指定されるようなので、アプリの指示に従ってください。
試合終了直後のフェンフェイ周辺はとても混雑するので、少し歩いて離れた方が拾いやすいと思います
自家用車/レンタカーで訪れる場合
フェンウェイパークでは駐車券の事前購入を推奨しています。
駐車場は球場周辺に複数あり、料金は場所や日程により異なります。
駐車場の場所や料金はこちらでご確認ください↓
MLB旅情報 続々更新中です!
今回はボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイパークのご紹介でした。
この球場に行ってみようかなと思われた方は、こちらの記事もチェックしてみてください♪