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こんにちは!MLB好き在米ブロガーのブラメです
今回はヒューストン・アストロズのホーム球場をご紹介したいと思います。
球場の様子や座席、グルメ、アクセス方法などをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください♪
- ヒューストン・アストロズのホーム球場でMLBを観戦してみたい
- 近々ヒューストンを訪れる予定
- アストロズが好きだ!
それではいってみましょ〜
ヒューストン・アストロズ球場概要
Houston Astros(ヒューストン・アストロズ)のホーム球場はテキサス州ヒューストンにあります。


球場の正式名称は2025年シーズンからDaikin Park(ダイキンパーク)(旧ミニッツメイドパーク)となりました。
そう、日本の空調会社のあのダイキンです。ダイキンは2039年までの命名権を取得しました。
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私たちがこの球場を訪れたのはミニッツメイドパーク時代なので、名前が変わってしまって寂しいです…
以降に出てくる写真もミニッツメイドパークの頃のものなので、現在とはあちこち変わっているかもしれませんがご了承ください
この球場はかつてヒューストンの鉄道輸送の拠点であったユニオン・ステーション跡地に建設されました。


その名残として球場の一部は旧駅舎を利用した建物となっており、内部にはショップや飲食店が入っています。
この球場の大きな特徴の1つは開閉式の屋根があることです。


晴れている日はオープンするのかと思いきやそういうわけでもなく、夏のヒューストンの暑さはかなり過酷なので、雨が降っていなくても気候条件が厳しければ閉まっています。
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大きなガラスから光が入ってくるので、屋根が閉まっていても閉塞感はなく、サンルームのような明るい雰囲気です!
球場の特性よって生じる成績の差(パークファクター)を見てみると、ここ数年のダイキンパーク(旧ミニッツメイドパーク)はMLB全体の中間あたりに位置し、特別打者に有利でも投手に有利でもない球場と言えます。
ですがライトが326フィートに対し、レフトは315フィートと11フィート(約3m)も短いため、右打者の方がホームランを出しやすいという特徴があります。
正式名称 | Daikin Park |
所在地 | 501 Crawford St. Houston, TX 77002 |
開場年 | 2000年 |
グラウンド | 天然芝 |
収容人数 | 41,000人 |
開場時間 | 試合開始 2時間前 |
ダイキンパークの見どころ4選
それではダイキンパークの見どころをいくつかご紹介していきたいと思います。
球場を走る蒸気機関車
この球場の一番の名物といえばこの蒸気機関車ではないでしょうか↓


外野左中間の上方に243mのレールが通っており実際に動きます。
駅の跡地に建てられたことと球場名にちなみ、オレンジをたくさん積んだ機関車となっているんだとか。
アストロズの選手がホームランを打つと汽笛を鳴らして走るので注目です!
ホームラン・ポンプ
外野左中間の少し出っぱったテラスにはHome Run Pumpという巨大な給油機のようなオブジェがあります。


こちらには球場オープン以来、アストロズ選手が打ったホームランの数が表示されています。
ちなみに看板になっているPhillips 66は、ヒューストンに本社を置くエネルギー会社です。
センター後方グリーンウォール
MLB中継でこの球場を見たことのある方であれば、センター後方のグリーンの壁には見覚えがあるのではないでしょうか↓


私は常々思っていたんです。あの壁、なんか不自然じゃない?と。
そこで調べてみたところ、2016年のシーズンまでここにはTal’s Hill(タルズ・ヒル)という謎の丘があったそうです。(ウィキペディアで当時の写真見れます)
丘だった頃のセンターは436フィート(当時MLB最長)、傾斜も30度ほどあったそうで、センターを守る外野手から大変不評だったそうです(そりゃそうですよね…)
あの丘を撤去しないとアストロズには移籍しない!と宣言した選手もいたそうで、ついに2016年シーズンオフに改修工事が行われました。


その結果、センターは27フィート(約8m)も短い409フィートになり、右中間スタンドの一部もなくなり、代わりに飲食店やグループ席のエリアとなりました。
こんなところに丘があった頃は大変だっただろうな〜と思いながら眺めると、なかなか感慨深いスポットです。
宇宙人マスコット|オービット
アストロズにはマスコットキャラクターOrbit(オービット)がいます。


Orbitとは天体や人工衛星の軌道を表す言葉なので、NASAのあるヒューストンにぴったりのキャラクター名ですね。
オービットは試合前に相手チームの選手にいたずらをしてみたり、写真のように試合中の盛り上げ役を担っています。
球場で実物を見るまで個人的にはノーマークのマスコットだったのですが、動いている姿を見るとすごくかわいくてファンになりました。ぜひオービット動きに注目してみてください♪
以上がパークの見どころ4選でした!
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アストロズは強いチームだけあり、ここでは紹介しきれなかった展示が球場内外にいろいろとあるので、訪れた際にはぜひあちこち見て回ってみてくださいね♪
どこで観戦する?ダイキンパークおすすめの座席
それではダイキンパークおすすめの座席をご紹介したいと思います。
こちらが球場の座席図です(拡大できます)↓図上の数字はセクション番号です。


100番台が1階席、200番台が2階席、300番台が3階席となっています。
バックネット裏のアルファベットゾーンはダイヤモンドクラブと呼ばれるスペシャルシート、2桁番号はスイートルームです。
アストロズの選手を近くで見たいなら1塁側
せっかく球場まで足を運んだからにはアストロズの選手を間近で見たい!という方は、1塁側ベンチ付近の座席がおすすめです。


セクションで言うと122〜126あたりが1塁側ベンチ付近になります。


このあたりのエリアで予算の許す限り内野前方席を狙ってみると、ベンチに出入りする選手やネクストバッターズサークルに立つ選手を間近で見ることができますよ!
逆に外野寄りの1階席だと、アップ中の選手を近くで見れたり、ボールをもらいやすいというメリットもあります。
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ビジターチームの選手を近くで見たいなら3塁側
逆にビジターチームの選手を間近で見たいのであれば3塁側ベンチ付近がおすすめです。


セクションで言うと112〜116が3塁側ベンチ周辺になります。


私たちがこちらの球場を訪れた際のビジターチームはエンゼルスだったので、一日はセクション113のRow8から観戦しました。


Row8といってもこのセクションでは前から4列目で、ベンチにいる選手がすごく近くて、何度か選手と目があった気がします(気のせいw)
そしてベンチに戻ってくる大谷くんもすごく近い↓何度見ても大きいです。


アウェイ観戦時はまわりに同じチームのファンが少ないので心細くはありますが、
応援しているチームの選手に気づいてもらうチャンスはホームの時よりもあると思うので、ぜひ応援に行って選手を盛り上げてあげてください!
意外と人気の外野席|The Crawford Boxies
レフト後方セクション100〜103はThe Crawford Boxiesと呼ばれ、外野席にも関わらず人気があり、価格も内野席並に高いです。


記事の最初の方で右打者に有利というお話をしましたが、それはこのエリアが出っぱっているおかげでホームランが出やすいからです。
つまりこの辺りに座ればホームランボールを取れる可能性が高い!
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私たちも一日はこちらのエリアで観戦しましたが、
実際にホームランボールが近くまで飛んできて、大盛り上がりでした!
通常の外野席よりも内野までの距離が近いので、外野席でこの臨場感を味わえるのは新鮮な体験でした。


このエリアには私たち以外にエンゼルスファンはいませんでしたが、アストロズファンはとてもフレンドリーな方が多く、
いろんな人から「どこから来たの?」「翔平はアストロズがもらうわ!」などと話しかけられ、現地の人々との交流も含めて楽しい座席でした♪おすすめです。
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価格を抑えるなら2〜3階席
チケット価格は1階よりは2〜3階、内野よりも外野と、遠い席になるほど基本的には安くなっていきます。
なのでチケットサイトで色々な席をチェックして、予算と折り合いのつくところを取ることになると思いますが、
できるだけ価格を抑えたい方へのおすすめは3階席のバックネット裏エリアです。


この高さだと選手の顔は見えませんが、試合は見やすいですし、見晴らしがよくてとても気持ちがいいので、MLB観戦の楽しさを満喫できると思います。
ブルペンについて
ダイキンパークのブルペンは、アストロズ側は右中間後方にあり、付近の座席からも見ることができます。


ですがビジター側については、左中間の通路下にあり、建物で囲われているのでほとんど見えません。
ただし先発ピッチャーは試合前にブルペン前のグラウンドで投球練習をしていたので、左中間の通路やセクションから見ることができると思います。
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以上がダイキンパークの座席のご紹介でした。
チケットの取り方は下記の記事を参考にしてみてください♪
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球場のお楽しみ♪チームストア
球場を訪れるとなったらチームストアでのお買い物も楽しみですよね!
球場がオープンしてから行くのも楽しいですが、結構混雑するので時間があれば昼間にストアだけ別に訪れるのもおすすめです。


このストアはCongress StreetとCrawford Streetの交差点付近にあるCenter Field Team Store。
中に入ると天井が高く、ずどーんと真っ直ぐなレイアウトでとっても広々しています。


さすが2017年、2022年のワールドチャンピオンだけあり、商品数がものすごく多いです。
ユニフォームのエリアだけでも広すぎて画角に収まらないほど。笑


レディースやキッズも充実しており、写真に映ってるのはほんの一部です。


衣類も充実していますが、強いチームだけあってジュエリーが充実していたのも印象的でした。
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もしエンゼルスがワールドチャンピオンになったりしたら、確かに記念ジュエリー欲しくなるよね〜!と納得と羨望の眼差しで見てしまいましたw
キッズ向けのグッズも充実。選手名が入ったバットとボールのセットや、オービットのぬいぐるみもたくさんありました。


ご紹介した以外にもストア内ではTシャツ、パーカー、小物など様々なアイテムが販売されています。
ぜひお気に入りのアイテムを探してみてくださいね♪
チームストアの営業時間は以下の通りです↓
<試合日>
試合開始が3pm以降:9am – 試合開始2時間前まで
試合開始が1pmもしくは日曜日:定休日
※球場オープン後は来場者向けに営業
<試合のない日>
月-金:9am – 5pm
土:9am – 2pm
日:定休日
ダイキンパークのフード
ダイキンパークのフードについてはこちらの記事にまとめました。
ごはん計画の参考にしてみてください♪
事前に要チェック!荷物の持ち込みルール
アメリカのスタジアムにはそれぞれバッグポリシーというものが存在します。
これはテロ等を未然に防ぐために、バッグの大きさやタイプを制限するルールのことです。
ダイキンパークのバッグポリシーを確認したところ、以下のような内容でした。
< 持ち込みOK>
サイズ 16″x 16″x 8″ 以下のバッグ
医療品やおむつの入ったバッグ
<持ち込みNG>
上記サイズを超えるバッグ
バックパック(リュックサック)
硬い素材のクーラーバッグ
食べ物や飲み物の持ち込みは?
飲食物の持ち込み規定については以下の通りです。
飲み物
1人につき未開封ペットボトルに入った1L以下の水1本まで持ち込みOK。
食べ物
1人につき1ガロン以下の透明プラスチック容器1つ分まで持ち込みOK。
その他の持ち込み荷物について
その他の持ち込み荷物規定についてはこちらを参照してください↓


ダイキンパークへのアクセス方法
続いてはアクセス方法のご紹介です。
ダイキンパークへのアクセス方法は主にこの4つです。
- 徒歩
- 公共交通
- UberやLyft
- 自家用車やレンタカー
ダイキンパークはヒューストンのダウンタウンにあるので、徒歩圏内にホテルはいくつもあります。
ダウンタウンにはホームレスが多かったので、夜道をあまり歩かないためにも、できるだけ球場から近いホテルに宿泊するのがおすすめです。
球場周辺のおすすめホテルについてはこちらの記事でご紹介しています↓


公共交通を利用する場合
ダイキンパークの近くにはダウンタウンを走る路面電車の駅があります。


車体は新しくてきれいでしたし、美術館など他の観光スポットを訪れる際にもとても便利でした。
乗車券は駅の券売機で購入可能です(クレジットカード可)


ただ、私たちが利用した際、行きは問題なかったものの、帰りはカードがうまく読み取れず、結局乗るのをあきらめました。笑
アプリもあるようなので、何度も乗る予定の方はアプリを入れた方がいいかもしれません↓
電車は便利でしたが、ダウンタウンの駅はどこでもホームレスが寝ていたりして、あまり近寄りたくはない感じだったので、夜間の利用は避けたほうがいいと思います。
UberやLyftを利用する場合
Uber/lyftのドロップオフ/ピックアップゾーンは、Crawford Street沿いのセンターフィールドゲート付近にあります。
自家用車/レンタカーで訪れる場合
ダイキンパーク周辺には複数の駐車場があります。
駐車券の購入はこちらからできるのでチェックしてみてください↓


MLB旅情報 続々更新中です!
今回はヒューストン・アストロズのホーム球場ダイキンパークのご紹介でした。
アストロズというとエンゼルスと同地区のめちゃくちゃ強いチームで、正直アウェイ観戦のハードルは他の所に応援に行く時よりも高かったのですが、
実際に行ってみるとアストロズファンはフレンドリーな人が本当に多くて、私たちがエンゼルスファンなのは明らかにも関わらず、入場で並んでる時や席に座ってる時、何か買いに行った時など、かなり気さくに話しかけてきてくれたのが印象的でした。
この土地でアストロズのファンになって、陽気な人々と一緒に強いアストロズを応援できたらさぞや楽しいだろうな〜と思ってしまいました…(推しが強くてうらやましい!)


ヒューストンにお住まいの方や、旅行や出張でヒューストンを訪れる予定のある方はぜひ球場へ足を運んでみてください♪
それではまた〜!