こんにちは!MLB好き在米ブロガーのブラメです
今回はサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地オラクルパークをご紹介したいと思います。
球場内の見どころや座席、グルメ、アクセス方法などをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください♪
- SFジャイアンツの本拠地でMLBを観戦したい
- 近々サンフランシスコを訪れる予定
- SFジャイアンツが好きだ!
それではいってみましょ〜
サンフランシスコ・ジャイアンツ球場概要
San Francisco Giants(サンフランシスコ・ジャイアンツ)のホーム球場はカリフォルニア州サンフランシスコにあります。
正式名称はOracle Park(オラクル・パーク)。
過去にはAT&Tパーク、SBCパーク等と呼ばれていた時期もありましたが、2019年からは現在の名称となっています。
球場のおもな特徴としては、ライト線がレフト線よりも30フィート(約9m)も短い左右非対称のフィールドであることが挙げられます。
そのため一見左打者に有利なようにも思われますが、実際のところは湾に沿って建っているため海風が強く、ホームランが出にくい球場です。
こういった理由から、球場による偏りを示すパークファクターでも近年27位と、投手に有利な球場となっています。
正式名称 | Oracle Park |
所在地 | 24 Willie Mays Plaza San Francisco, CA 94107 |
開場年 | 2000年 |
グラウンド | 天然芝 |
収容人数 | 約42,300人 |
開場時間 | The Willie Mays Gate:試合開始2時間前 他ゲート:試合開始90分前 |
オラクルパークの見どころ
それではオラクルパークの見どころをいくつかご紹介したいと思います。
スプラッシュ・ヒットとマッコビー・コーブ
オラクルパークはサンフランシスコ湾沿いに建っており、この湾はジャイアンツで活躍した左強打者ウィリー・マッコビーにちなみ、マッコビー・コーブと呼ばれています。
オラクルパークのライト側は外野が短く、さらに湾に隣接しているので、まれにホームランがこの湾にまで届くことがあり、
ジャイアンツの選手が打ったホームランの場合はSplash Hit(スプラッシュ・ヒット)と呼ばれます。
球場がオープンした2000年からのスプラッシュヒットの合計は2023年にようやく100本に到達しました。
この100本中35本は伝説の選手バリー・ボンズによるもので、残りの65本は大勢の選手が24年がかりで打った合計ということなので、バリー・ボンズのすごさとスプラッシュヒットのむずかしさがわかります
ちなみに他球団の選手が打ったホームランは「マッコビー・コーブへのホームラン」と呼ばれ、別カウントとなっています。
コカコーラとグローブのオブジェ
オラクルパークのレフト側にはコカコーラとグローブの大きなオブジェがあります。
コーラの中は子ども用のすべり台になっておりとっても楽しそうです(おとなも滑りたい…)
お子様連れの方はぜひ遊ばせてあげてください♪
フリー観戦エリア
オラクルパークのライト壁を見るとアーチ状になっている部分があり、ここは外から入れる無料観戦エリアとなっています。
フェンスが太く少し見づらくはありますが、高さがグラウンドと同レベルなので、プレー中の選手と同じ視線の高さで試合を楽しめます。
一度に入れる人数は24人まで、3回・6回・9回で交代するようにと掲示されているので、混んでる場合も、少し待てば入れるかもしれません。
ここに入るにはマッコビー・コーブ沿いの歩道を歩いていくと入口があります。
球場内へ入場する時と同様に荷物検査があり、大きな荷物では入れないのでご注意くださいね。
マスコットキャラクター|ルーシール
サンフランシスコ・ジャイアンツにはマスコットキャラクターのLou Seal(ルー・シール)がいます。
ルーシールはゴールデンゲートブリッジの近くで生まれ、サンフランシスコで育ったアザラシです。
アザラシというとかわいいイメージですが、ルーシールはキャップを後ろ向きにかぶりサングラスを掛けており、チャラいラッパーのような雰囲気で、ある意味かわいいです。
試合前や合間に登場するので注目してみてください♪チームストアにはグッズもありますよ。
どこで観戦する?オラクルパークおすすめの座席
それではオラクルパークおすすめの座席をご紹介したいと思います。
こちらが球場の座席図です(拡大できます)↓図上の数字はセクション番号です。
こうして座席図を見てみると、あらためて変わった形の球場だなということがわかります。
100番台が1階席、200番台が2階席、300番台が3階席となっています。
ジャイアンツを応援するなら3塁側
MLBの球場では応援しているチームのベンチ側に極端にファンが固まっているということはあまりないので、どちら側に座ってもいいとは思いますが、
やはり応援チームの選手を間近で見れるという意味でそのチーム側の内野前方席での観戦がベスト!
ジャイアンツを応援するのであれば、ジャイアンツベンチがある3塁側1階席がおすすめです。
座席図で見ると赤丸を付けたあたりです↓
赤丸の中でもよりグラウンドやベンチに近い前方席は特におすすめです。
この辺りはベンチまでの距離が近く選手を間近で見ることができますし、試合中の盛り上がりも良くスタジアム観戦の醍醐味を味わえます!
グラウンドに近い程チケットの値段は上がりますがその分満足度は高いので、予算の許す範囲で内野のグラウンドに近い席を狙ってみることをおすすめします。
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ビジターチームを応援するなら1塁側
オラクルパークでビジターチームは1塁側ベンチとなります。
そのためビジターを応援するのであれ1塁側1階席がおすすめです。
ビジターチームを応援する場合もジャイアンツ側と同様に、可能な限り内野前方席を取ると、選手を間近でみることができますよ!
座席図で見ると赤丸のあたりがおすすめです↓
眺め抜群の3階席もおすすめ
他の球場であれば1階席内野での観戦がおすすめですが、オラクルパークについてはサンフランシスコ湾を望める3階席もおすすめです。
3階席だとさすがに選手の顔はよく見えませんが、眺めがよくて気持ちがいいですし、バックネット裏エリアであれば、試合状況がわかりやすいのもメリットです。
チケットも1階のバックネット裏にくらべれば安いので、特に間近で見たいお目当ての選手はいないけど、MLB観戦を楽しみたいなという方におすすめです
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ライト側外野席は近い
球場の特徴でもご紹介した通り、オラクルパークはライトがレフトよりも30フィート(約9m)も短いので、ライト側は外野席でも内野までの距離がずいぶん近く感じられます。
スプラッシュヒットを見れる可能性もあるので、外野席を取ろうと思われている方はライト側だとより楽しめそうです。
ちなみにレフト側の外野席はこんな感じです↓
レフトの方が座席数が多いのと、ブルペンが近いので投球練習を見たい方にはいいかもしれません。
オラクルパーク観戦チケット購入方法
オラクルパークでジャイアンツの試合をぜひ観戦してみたい!と思ったけど、
そもそもチケットってどうやって取るの?という方はこちらの記事を参考にしてみてください↓
MLB公式とMLB公認リセール(転売)サイトでのチケット取得方法をご紹介しています。
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いい席探すならMLB公認サイト【スタブハブ】
球場のお楽しみ♪オラクルパークのチームストア
続いてはチームストアのご紹介です。
ジャイアンツの一番大きなストアはオラクルパークの3rd Street沿いにあります。
営業時間は以下の通りです↓
Giants Dugout Store
・試合のない日: (日- 土) 10am – 5pm
・試合日の営業時間は変わります
このストアは球場内とはつながっていないので、ゲートオープン後でもチケット無しで入ることができます。
ストアの中はこんな感じでとっても広々!さすがお金持ち球団という感じです。
サンフランシスコはカリフォルニアの中でも寒い方ですし、球場には海風も吹くせいか、
スタジャンや長袖パーカー、ニット帽などの防寒アイテムが充実していました。
レディースゾーンはこんな感じです↓
レディースだけでも沢山の種類があるので色々と欲しくなってしまいます。
ジャイアンツのストアで驚いたのは、ユニフォームに特化した部屋があったことです↓
ユニフォームがたくさんぶら下がったレールはグルグル回っており、まるでアトラクションみたいでした。
こんなに広々としたストアがあるなんてすごいな〜と圧倒されましたが、ゲートがオープンした頃に再び訪れると大勢の人でごった返しており、
人気球団だとこれくらいの広さがないと捌けないってことね…と納得でした。
パークを訪れたらぜひストアものぞいてみてください♪
オラクルパークのフード
オラクルパークのおすすめフードについてはこちらの記事にまとめています↓
これまで数々の球場を訪れてきましたが、オラクルパークはその中でもトップクラスでグルメが充実した球場でした。
ぜひチェックしてみてください♪
事前に要チェック!荷物の持ち込みルール
アメリカのスタジアムにはそれぞれバッグポリシーというものが存在します。
これはテロ等を未然に防ぐため、バッグの大きさやタイプを制限するルールのことです。
オラクルパークのバッグポリシーを確認したところ、以下のような内容でした。
<持ち込みNG>
バックパック(リュックサック)※クリア素材でもNG
硬い素材のクーラーバッグ
サイズが16″x 16″x 8″以上のもの
< 持ち込みOK>
上記NG以外のバッグ
球場にはロッカーも併設されていますが、基本的には荷物は少なくしていくことをおすすめします。
ロッカー情報はこちらをどうぞ↓
食べ物や飲み物の持ち込みは?
飲み物については未開封ペットボトル飲料、ソフト素材の容器に入ったジュースは持ち込みOK。
アルコール飲料はどのような容器でもNGです。
食べ物についてはスイートルーム利用者以外は持ち込みOK。
ただしガラスやアルミなど硬い素材の容器はNGとなっています。
オラクルパークへのアクセス方法
続いてはアクセス方法のご紹介です。
オラクルパークへのアクセス方法は主にこの4つです。
- 徒歩
- 公共交通
- Uber/Lyft
- 自家用車やレンタカー
徒歩でアクセスする場合
オラクルパーク周辺には観光地もホテルもあるので、徒歩でアクセスするのはとてもおすすめです。
例えばサンフランシスコの人気スポットFerry Building(フェリー・ビルディング)から球場までは歩いて30分でアクセスできます。
途中にはベイブリッジも見え、とても気持ちのいい散歩コースですよ♪
フェリービル以外には、ケーブルカーの発着駅であるパウエル駅からだと徒歩25分程でアクセスできます。
日中は観光がてら歩いてみるのをおすすめしますが、夜間は治安が心配なので、ナイター帰りでホテルまで距離がある場合はUber/Lyftなどを利用した方が安心です。
公共交通を利用する場合
オラクルパークへアクセスできる公共交通はいくつかあります。
- SFMTA/Muni:バス/電車
- BART:地下鉄
- CALTRAIN:電車
どれを利用するかはどこから訪れるかによるので、Googleマップで経路検索して良さそうなものを選んでみてください。
乗車券について
ご紹介したいずれの機関も、クリッパーカードという交通系ICカードで利用できます。
物理的なカードは一部の駅で購入できますが、どこの駅でも買えるわけではないので、
スマホのウォレットアプリにクリッパーカードを追加して、そこに料金をチャージして使うのがおすすめです。
追加方法は英語ではありますがこちらを参考にしてみてください↓
SFMTA/Muni
サンフランシスコ市内のバス/電車サービス。ダウンタウン周辺から訪れるのに便利です。
モバイルアプリ、クリッパーカード、現金、券売機で購入したチケットで乗車可能。
球場の最寄り駅はKing St & 2nd St駅か4th & King St駅となります。
King St & 2nd St駅は球場の目の前なので、歩きたくない方はこの駅に着く電車で訪れることをおすすめします。
BART(バート)
BARTはサンマテオ〜サンフランシスコ〜イーストベイ間をつなぐ地下鉄です。
サンフランシスコ国際空港(SFO)からサンフランシスコ市内への移動に利用できますが、
球場の最寄り駅には止まらないので、そこからは徒歩・Muni・Uberなどで移動する必要があります。
乗車券はクリッパーカードの利用が基本で、紙の切符は空港駅でのみ購入可能です。
CALTRAIN(カルトレイン)
カルトレインはサンフランシスコ〜サンノゼ、ギルロイ間をつなぐ電車です。
ベイエリアに住んでいた頃、市内にお出かけする際にはお世話になりました
空港から球場周辺へアクセスする際、時間帯によってはBARTからカルトレインに乗り換えていく経路を薦められることもあり、BARTだけでアクセスするよりも早いです。
球場の最寄り駅はカルトレインの終点San Francisco駅で、ここから球場までは徒歩5分。
乗車券は駅の券売機で購入可能ですが、クリッパーカードも使えます。
UberやLyftを利用する場合
オラクルパークではUber/Lyft、タクシーのピックアップゾーンを指定しています。
場所はこちらから確認できます↓
自家用車/レンタカーで訪れる場合
球場へのアクセス経路はGoogleマップ等を参照。
駐車券はこちらから事前購入が可能です↓
また、LotA/Pier48駐車場とオラクルパーク間には無料シャトルバスも運行されています。
LotAからパークまでは歩いて行ける距離ではありますが、歩くのが厳しい方はシャトルをご利用ください。
オラクルパーク周辺のホテル
遠方から訪れる場合、サンフランシスコ市内のホテルに宿泊することになると思いますが、
オラクルパークで試合観戦をするなら、便利さと治安の面から球場近くのホテルがおすすめです。
こちらの記事で球場周辺のホテルをご紹介していますので、ホテルをお探しの方はチェックしてみてください♪
MLB旅情報 続々更新中です!
今回はサンフランシスコ・ジャイアンツのホーム球場オラクルパークのご紹介でした。
ベイエリアに住んでいた頃は一度も訪れたことがなかったんですが、それが悔やまれるくらい素敵な球場でした!
球場の外観もレンガ造りで趣きがありますし、球場内からの眺めも海やベイブリッジを望めて最高、さらにはフードまで充実しているので、これは何度も訪れたくなりますね。
お近くにお住まいの方や旅行や出張で訪れる予定のある方はぜひ足を運んでみてください♪
それではまた〜