今日は旅先で出会ったシェアバイクLimeBike(ライムバイク)についてのお話です。
Lime Bikeとの遭遇
街をぶらぶらしていたところ、道のかたわらに黄色い自転車を発見。かわいい。
旦那K)これLime Bikeじゃない?
私)???
K曰く、Lime Bikeというのはバイクシェアサービスの会社だそうで、配車サービスUberの自転車版のようなものなんだとか。
現在サンフランシスコの街はシェアバイク戦争の真っ只中らしく、その一強がLime Bikeだそうです。
乗ってみることに
新しいもの好きとしては乗ってみるしかないでしょ!
ということで、早速スマホにアプリをダウンロード。
アプリ内で名前やカード情報を登録すれば準備完了です。
この時は先にバイクを発見していましたが、まだ見つけていなくてもアプリ内のマップにバイクのある場所が表示されるのでそこへ行けばOKです。
マップもライムマークでかわいい。
かみなりマークは電動自転車で、ライムがぼや〜っと滲んでるところは何台もありますよという意味です。
バイクの前に立ったら、アプリの”RIDE”ボタンを押して、サドルの後ろにあるQRコードを読み取ります。
すると”ピロリロリーン♩”と音がして、ロックが解除されます。
ロックが解除されたらレンタル開始となり、閉めるまでは時間に応じて課金されます。
乗ってみると、普段乗ってるバイクとは勝手が違いちょっとヨロヨロ。
車体もハンドルも重く、ギアも無いのであまりスピードが出せる感じではありません。のんびり街を散策する用というところでしょうか。
まあ慣れてしまえば普通の自転車、せっせとこいでるうちにあっという間にビーチに到着しました。
とってもいいお天気。
そして我々のかたわらにはライム!
他バイクと比べてもやはりダントツのかわいさ。
小さい街だったので1時間くらいで乗り終えてしまいましたが、風を切って走るのは気持ちよく、いい思い出になりました。
Lime Bikeの料金システム
料金は初回のため無料だったんですが、通常は30分毎に1ドル(現在110円程度)です。仮に料金を払ったとしても、1時間2ドルなら全然いいですよね。
電動バイクの場合は少し高くて、ロック解除代1ドル+1分毎にチャージだそうで、チャージ金額はエリアによって異なります。
うちの近所だと1分15セントなので、30分で計5.5ドルです。
ですが利用したいシチュエーションを考えると、駅から家までとか、スーパーからの帰り道とか、今日は疲れたから使おうかな、みたいなちょっとだけ乗るようなケースが多そうなので、料金や融通を考えるとUberやバスより良さそうです。
従来型レンタサイクルとの違い
従来型のレンタサイクルとの違いや、Lime Bikeを使うメリットを挙げてみます。
①乗り捨てOK
これが最大の魅力ではないでしょうか。乗り捨て場所については、危険の無い場所にしましょうなどの常識的なルールはありますが、基本的には他人に迷惑をかけないところであればどこでもOK。私達が利用した際も、バイクを発見したところとホテルが離れていたので、返す際はホテル近辺まで乗ってから返しました。
②精算不要
乗り捨てOKなので、返却カウンターでの精算もありませんし、駐輪場で現金やカードを機械に入れるなんてこともありません。ロックを閉めたらそれまでのレンタル時間から費用が精算され、登録したカードからの支払いになります。サインすら不要ですから何もすることは無いですね。
③時間の縛りが無い
通常のレンタサイクルだと1日単位とか数時間単位のところが多いと思いますが、ちょっとだけ乗りたい時もありますよね。Limeのノーマルバイクの場合は30分1ドルという縛りはありますが、それくらいならまあいいかという感じがします。
また、営業時間の縛りがないというのも地味にメリットかと。深夜や早朝など公共交通機関が動いてなくて、タクシーも捕まりにくい時間に使えるというのは、日本で働いてた頃にあったら助かっただろうなと思います。
④お手頃
時間の縛りが無いというのとセットの話ですが、ちょっとだけ乗りたい時に手頃に利用できるのがいいと思います。
⑤どこに空きバイクがあるかわかる
レンタル場所に行ってみないと空きがあるか分からないという状況だと予定が立てづらいですし、事前予約も面倒です。ですがLimeの場合、アプリを見れば一番近くで借りられるのはどこか、何台あるかもすぐにわかります。
また、乗り捨てのメリットでもありますが、決まった場所でなくても近場にポンっと誰かの乗り終えたバイクがあったりするのも便利です。
⑥観光地以外でもエリア拡大中
通常レンタサイクルがあるのは観光地であったり、公園など人の集まるところがほとんどですが、Limeは普通の住宅街にも進出しています。
これは最寄駅前の自転車置き場。
つい最近まではこんなの無かったと思うんですが、あっという間に増殖中です。奥に別のシェアバイクが2台あったんですが、完全にこの辺ではLimeが優勢なようです。
⑦ 距離や消費カロリーも見れる
最後はおまけですが、アプリには乗った履歴を見れる機能があり、距離や時間、消費カロリーまで見れちゃいます。
たいした距離ではないのであまりカロリー消費できてませんが、まあちょっと運動した感があっていいんじゃないでしょうか。
おわりに
今回は魅力いっぱいのシェアバイクLime Bikeについてのお話でした。
日本でも今年、メルカリによる”メルチャリ”サービスが始まったと聞きましたので、シェアバイクは世界的なムーブメントなんでしょうね。
メルチャリ・・・名前がかわいくていいですね。
既に何社も参入しているサンフランシスコ市内では、激しいシェア争いが繰り広げられており、さらに乗り捨てマナーの悪さ等も問題になっているようです。
ですがとても便利でエコで健康的なサービスだと思うので、うまくいかない部分は改善しつつ頑張ってほしいなと思います。
それではまた。
burame
〜Lime-S(電動スクーター)にも乗ってみました〜