どもども。
本日もオアフ島よりお届けいたします。
昨年の9月頃、モーニング・ページといういわゆる朝日記を始めました。
この本の影響です↓
この日本語タイトルがいかにも自己啓発〜って感じであんまり好きじゃないんですが、
英語タイトルは
“It’s never too late to begin again”(もう一度始めるのに遅すぎることはない)
というもので、なんだかポジティブな感じで好きです。
この本は60代以上のリタイアした人向けに書かれた本なのですが、
若くして仕事を離れた人にとっても共感できる内容になっており、どんな年代でも参考になるアドバイスがつまった一冊です。
60代になって後悔したり悩んだりすることの予習にもなり、
同じ轍を踏まないためにも30代のうちに読んでおいて本当によかったと思います。
モーニング・ページとは
この本で著者が最も重視している習慣がモーニング・ページです。
これは
毎朝A4ノートに1日3ページ手書きで書く
というシンプルなもの。
(日本語は文字あたりの情報量が多いので、1ページでいいそうです)
書く内容はなんでも良くて、昨日の出来事やこれからやりたいと思っていること、気になっている些細なことなど、とにかく何でも書きたいことを書けばOKです。
ただしいくつかルールがあります。
・絶対に人に見せないこと
人に見せると本音を隠してしまったり、よく見せようとしてしまうから。
なので匿名ブログはモーニングページ目的としてはNG。
・手書きでA4のノートに書くこと
タイピングだと速すぎて心の機微を捉えきれないので、手書きが勧められています。
またノートのサイズが小さすぎると思考の幅が狭まってしまうので、A4にしましょうとのこと。
・毎朝一番に書くこと
目覚めた後のすっきりした頭で、様々なノイズが入る前にやりましょうとのこと。
日記といえば1日の終わりに書くものというイメージがありますが、夜は早く寝たいこともありますし、疲れていてネガティブな思考にもなりやすいですしね。
また、起きてすぐやるというルールにすることで習慣化がしやすいです。
スタートして9ヶ月が経過
こんなのすぐに飽きちゃうかなと思いつつ始めたところ、
気がつけば9ヶ月が経過!ノートも3冊目に突入しました。
ちなみに私のお気に入りはモレスキンのXL・横罫ノート↓
表紙も紙も手触りが良く、何よりゴムバンドがついてるのがいいですね。
きちんと閉じてくれるので旅行にも持っていきやすいです。
話を戻すと、もうすっかり習慣になっており、
書かないと気持ち悪い!と感じるようになりました。
そんな私が思うモーニングページで得られるメリットを挙げたいと思います。
やりたいことが見つかる
先ほど紹介した本に、
これまでにやりたいと思ったままやらなかったこと・あきらめていたことを
10個書き出してみましょう
というワークがあるんですが、それをモーニングページでやってみました。
書き出したことに対して、どうしてそれをやりたいのか、またどうしてやらなかったのか、なにが障壁になっているのか、何をクリアできればやれるのか、などなど思いつくことをどんどん書いて掘り下げていくと、自分がどこに引っかかっていて進めずにいたのかに気づけます。
それをやった結果、私はずっとやってみたかったギターに挑戦することができました。
最近ちょっとサボり気味だしまだまだ全然ヘタですが、
弾きたいと思っていた曲はコードならある程度弾けるようになったので本当に始めてよかったなと思います。
他にもこまごまとした、〇〇に行きたいな〜とか、〇〇がほしいな〜、
といったぼんやりとした取り留めもないこともノートで言葉にすると
あ、わたしこれが欲しいんだ!
こんなことやりたいんだ!
と無意識から意識に上がってきて、はっきりと願望として認識できるようになるんですよね。
なので、やりたいことが”見つかる”というよりは”気づける”という方が正解かもしれません。
やりたいことが実現できるようになる
1のやりたいことが見つかるの延長線上に、それを実現できるようになるというのがあります。
やりたいことと向き合ったら、簡単に始められる低いハードルが見つかるんですよね。
それをひとつづつクリアする作業をしていくと、いつのまにかやってみたかったことが実現してたりします。
あと、そんな地道な感じじゃなくても、挑戦できる機会がフッと訪れた時に、心の準備ができてるのでパッと行動できるようになる、という意味でやりたいことが実現しやすくなるというのもあります。
たとえば、私は何年も前からサーフィンやダイビングをやってみたいな〜と思っていたんですが、何から始めたらいいかもわからず放置していました。
だけど今回のハワイ長期滞在でどちらもあっさり実現!
これはノートの中でやりたいこととしてはっきりと認識していたから、今回の旅でやりたいことリストに自然と挙がってきたんだと思います。
これまでハワイには何度も来てるのに、どちらもやろうと思ったことはありませんでした。やはりはっきりと意識すると行動が変わってくるんだなと思った出来事のひとつです。
最良の話し相手を得られる
こんなこと言うと、お前友達いないんか?と思われそうですが(笑)、
友達いても友達に話した後にやっぱ言わなきゃよかったなと後悔するタイプなので、私はノートに向かってぶつぶつ言ってる方が気が楽です。
そもそも大したストレスのない生活を送ってますが、悩みのない人なんていませんよね。
わたしも過去の失敗を思い出してわーっと叫びたくなることもあれば、
自分はどうしてこうなんだと嫌になったりすることがよくあります。
そんな人に相談するほどでもないような些細なことも、ノートはなんでも受け止めてくれます。
こんなこと言ったら引かれるかもとか、話が長くてうんざりさせてるかもなんて考える必要もありません。ただ黙って聴いてくれます。
ノート相手にわーっと書くと、何も解決してなくてもまあいっかと思えたり、具体的にやるべきことが見つかったりして、忘れることができたり前に進んだりすることができるんですよね。
おかげでメンタルがすごく安定してますし、今後何か困ったことが起きたとしても、この習慣を続けていれば大丈夫かなと楽観的でいられます。
おわりに
”人生変わる”なんておおげさなタイトルかなとも思いましたが、
実際そうなのでそのままにしてみました。
何かに悩んでいたり変わりたいなと思っている方、
モーニングページも紹介した本もおすすめです。
ちなみにこちらもノートをきっかけにやったことです
それではまた〜
burame