こんにちは!在米ブロガーのブラメです。
カラッとした気候が魅力のアメリカですが、裏を返せば乾燥の厳しい環境とも言えるわけで、
特に冬になると潤いを得るべく加湿器がほしくなりますよね。
そこで今回は【2024年版】加湿器選びのポイントとアメリカで人気の加湿器をご紹介していきたいと思います。
それではいってみましょ〜
加湿器選びでチェックしたいポイント
日本と同様アメリカにも多くの加湿器があるので、
見た目や評価の高さだけで選ぶと、自分には合わないものを買ってしまって後悔することがあります。
そういった失敗を防ぐためにチェックしておきたいポイントは4つです。
対応面積
パワーが足りないと十分に加湿できないので、
対応面積が加湿する部屋の面積よりも少し広めのものを選びましょう。
タンク容量と連続使用時間
タンクの容量が大きければ給水の手間が省ける反面、本体サイズが大きくなり場所をとります。
給水頻度とスペースを考慮して希望に合うものを選びましょう。
またタンク容量が大きくても水の消費量が多ければ給水の頻度は高くなってしまうので、
連続使用時間も合わせて確認することをおすすめします。
お手入れ方法
どんな種類のものであれ、基本的に加湿器というのはこまめなお手入れが必要で面倒なものだということを前提に、
自分が続けられそうなお手入れ方法かを事前に確認しておきましょう。
アマゾンではお手入れ方法を紹介している動画が商品説明や関連動画として上がってるものが多いので、
それを見てこれならできそうと思えるものを選ぶことをおすすめします。
加湿方式
加湿器には気化式・加熱式(ヒーター式)・超音波式・ハイブリッド式といった種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
安全性や衛生面、コストなどご自身の優先事項に合わせて、より希望に沿った方式を選ぶことをおすすめします。
それぞれの加湿方式の特徴については続いてご紹介していきます。
気化式:風を当てて水蒸気を飛ばす
まずもっとも原始的なのが気化式です。
気化式のメリット
・ヒーターを使わないので省エネで電気代を節約できる
・熱くならないのでヤケドの心配がない
・フィルターを通すのでカルキや雑菌の放出を抑えられる
・仕組みがシンプルなので掃除も比較的しやすい
気化式のデメリット
・ヒーターを使わないので加湿に時間がかかる
・最大出力にすると運転音が大きいことがある
・本体が大きく場所を取る
・定期的なフィルター交換が必要
アメリカでおすすめの気化式加湿器
米国アマゾンでは空調設備で有名なメーカーHoneywellの気化式加湿器が人気です。
レビューは1.3万件超で星4.4と高評価となっています。
フィルターの交換頻度は使用頻度と住んでいる地域の水質によるとのことです。
フィルター交換は面倒に感じますが、フィルターがあることにより本体の仕組みがシンプルで掃除がしやすく、カルキや雑菌が飛び散るのを防いでくれているので、
ズボラな人こそ実はフィルターありタイプの方がラクなのかなと思います。
別売りフィルターも販売されています↓
運転音の大きさについては、アマゾンレビューの動画を見ている限り、最大出力の時に多少聞こえる程度かなという感じでした。
また本体サイズについても、アメリカの一般的な広さの住宅であれば大きすぎて置き場がないという心配もないかなと思います。
加熱式(スチーム式):加熱して気化した水蒸気を飛ばす
加熱式は水を加熱して蒸発させ、その湯気(水蒸気)を風で飛ばす方式です。
加熱式のメリット
・煮沸するので雑菌が繁殖しにくく衛生的
・加湿スピードが速い
・高温の蒸気を発生させるため、部屋を温める効果もある
・フィルター不要
加熱式のデメリット
・加熱に電力を使うので電気代が高い
・熱い水蒸気が吹き出すのでヤケドの恐れあり
・フィルターがないのでヒーターにカルキが付着しやすい
アメリカでおすすめの加熱式加湿器
米国アマゾンではのど飴でおなじみのVicks(ヴィックス)の加熱式加湿器が大人気です。
レビューは2.2万件超で星4.3と高評価となっています。
しっかり煮沸してくれて衛生的なのと、パーツを分解してお掃除できるのが好評です。
フィルター不要なのでフィルターの交換や洗浄の手間とコストを省けるのはメリットですが、
アメリカは硬水の地域が多く、フィルターがないことによりヒーターにカルキが付着しやすいので煮沸しているとはいえ、こまめにお手入れをする必要はあります。
(カルキが堆積すると剥がすのが困難になり、加湿性能を下げる原因になります)
超音波式:振動でミストを発生させる
超音波式は水に振動を与えることでミストを発生させ、それを噴出して加湿します。
超音波式のメリット
・熱くならないのでヤケドの心配がない
・価格が安くデザイン豊富
・加熱しないので電気代が比較的かからない
・加湿スピードが速い
・運転音が静か
超音波式のデメリット
・加熱しないので雑菌が繁殖しやすい
・フィルターがないのでカルキや雑菌を放出しやすい
・周りが湿ったり、カルキが白い跡になって残ることがある
アメリカでおすすめの超音波式加湿器
2024年現在、米国アマゾンでベストセラーの超音波式加湿器はこちらです↓
レビューは11.6万件超で星4.4と高評価となっています。
超音波式はお手入れを怠ると雑菌を撒き散らすことになるので、まめにお手入れできる自信がないとおすすめできませんが、
定期的なお手入れはどの方式を選んでも必要になりますし、それさえクリアできれば、
本体価格が安くランニングコストも抑えられ、熱くならないので安全性も高い超音波式も選択肢のひとつだと思います。
ハイブリッド式:2つの方式を組み合わせたもの
ハイブリッド式の中には『気化式+加熱式』と『超音波式+加熱式』の2パターンがあり、
アメリカでは『超音波式+加熱式』タイプが主流です。
このタイプではヒーターで温めたお湯を超音波でミストにして飛ばします。
ハイブリッド式(超音波+加熱)のメリット
・水を加熱するので超音波のみに比べて衛生的
・加湿スピードが速い
・フィルターを通すことでカルキや雑菌の放出を防ぐ
・温かいミストと冷たいミスト両方出せるのでオールシーズン使える
・運転音が静か
ハイブリッド式(超音波+加熱)のデメリット
・水を加熱するのである程度は殺菌できるが、沸騰までするわけではないので加熱式に比べると殺菌力は劣る
・高機能で比較的高価なものが多い
アメリカでおすすめのハイブリッド式加湿器
アメリカでハイブリッド式加湿器といえば、現在はLEVOIT一強の状態です。
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レビューは9700件超で星4.5と高評価となっています。
前述のハイブリッド式のメリットだけでなく、下記のような利点もあります。
・タンクをひっくり返したりせず、上から簡単に給水できる
・タンクがバケツ状になっていて中まで洗いやすい
・スマホから操作可能
水が入った重たいタンクを毎回運んだりひっくり返したりするのはわりと重労働なので、
給水が簡単なのはうれしいところです。
お手入れの手間については加熱式のヴィックスと大差ない印象です(メンテ動画をチェック済)
フィルターについては、水を濾過するフィルターと、ヒーターにカルキが付着するのを防ぐパットの2種類が必要となりますが、いずれも10個で$10程度とお手頃です。
交換頻度は2〜4週間が推奨されています。
LEVOITにはさらに大容量の6Lタイプもあり、こちらは753sqftの広さまで対応可能です↓
レビューは9000件超で星4.4とこちらも高評価となっています。
冬の間は毎日使用、お手入れは週1回、二週間おきにフィルター交換しています。
使用を開始してからは部屋の乾燥は気にならなくなり快適ですし、
メンテは面倒ではありますがパーツを外して洗うだけなので、それほど大変でもありません。ご参考までに!
アメリカ生活お役立ち情報 更新中!
今回はアメリカで人気の加湿器のご紹介でした。
お部屋の広さや子どもの有無、メンテナンスにどれくらい手間をかけられるかなど、
さまざまな条件によって最適な加湿器は変わってきますので、ご自身にあった加湿器選びの参考にしてみてください♪
それではまた〜
burame
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