こんにちはブラメです。
2019年10月に訪れたアイラ島の思い出、第四回です。
前回のお話はこちらからどうぞ↓
ツアー2日目、ボウモア蒸留所を後にした我々は、その後3軒の蒸留所を訪れました。
いずれもウイスキーを作っている同業他社なので、似たり寄ったりでしょう?と思いきやそんなことはなく、それぞれに個性があったのです。
運命の1本に出会えるかも|ブナハーブン蒸留所 – Bunnahabhain
ボウモアの次に訪れたのはアイラ島北東にあるブナハーブン蒸留所でした。
今回のツアーではブナハーブンの施設見学はなく、ショップでのテイスティングと購入のみでしたが、個人的に予約すれば見学もできるようです。
旦那Kも私も特にブナハーブンのファンというわけではなかったので、事前の期待値はそれほど高くなかったのですが、
ここでしか買えない希少なボトルだよ〜とおすすめされて買った小さなボトルにより状況が一変。
ツアー終了後、宿に戻ってそのボトルを飲んでみたところ、
う、旨すぎる〜!!
しっとり甘やかで、飲むとジ〜ンと体があたたまる心地よい味…
これがあまりにもおいしすぎて、翌日から朝出かける前に一杯ひっかけて行くという、アル中おじさんのような習慣ができてしまいました。
荷物の都合で1本しか買わなかったことが本当に悔やまれます。
ですがこの一本が、
絶対にまたアイラに戻ってきたい!
という強い動機を残してくれました。
おしゃれさNo.1| ブルックラディ蒸留所 – Bruichladdich
次に訪れた蒸留所はブルックラディ蒸留所。
こちらは湾を挟んでボウモアの西側にあります。
ここの特徴はなんといってもデザインへのこだわり。
もちろんウイスキーもおいしいのですが、他のウイスキーが男性的・おじさんっぽいのに対し、
ブルックラディはボトルのデザインからしてファッショナブルで、それは蒸留所にも表れています。
どこの蒸留所もオリジナルグッズを販売していますが、ブルックラディが一番かわいかったです。
新しさと伝統が共存|キルホーマン蒸留所 – Kilchoman
この日最後に訪れたのがキルホーマン蒸留所。
ブルックラディから程近いところにあります。
キルホーマンはアイラの8つの蒸留所の中で一番新しい蒸留所なので、施設も新しくスタッフも若者が多かった印象です。
こちらの見学ではボウモアで見れなかったフロアモルティングを見ることができました。
大麦が均一に発芽するように定期的に動かす伝統的な手法なのですが、
重労働で発芽の管理も大変なので、今日では機械でやるところが多く、このように人力でやってるところはごく少数だそうです。
アイラで最も新しい蒸留所が、あえて手間のかかる伝統的な手法を取っているというあたりに、キルホーマンのこだわりを感じました。
最後はビーチで沈む夕日を眺めながら
そんなこんなで蒸留所をめぐった1日も終了。
あとは帰るだけかと思いきや、我われを乗せたバンはビーチへ向かっていきました。
こちらはキルホーマンから数分走ったところにあるMachir Bay。
ここで夕日を眺めながら、キルホーマンでもらったちっちゃなボトルウイスキーを飲みました。
風が強くてめちゃくちゃ寒かったですが、ほろ酔いできれいな景色を眺めながら楽しかった一日を振り返るのは、なかなか贅沢な時間でした。
これにて2日目終了です。
3日目はまた次回!
burame