日本で買ってきたコンタクトレンズがついに底をついてきました。
あと一週間分もありません・・・
日本ではネット注文でしたが、アメリカではコンタクトの購入に必ず処方箋がいるので、ようやく重すぎる腰を上げました。
当初は日本人が経営してるクリニックに行く予定でしたが、ネットから申し込んだ翌日に留守電に英語でメッセージが入っており、言わんとしていることはなんとなくわかったのですが、それからのやり取りを考えると億劫になってしまい、そのままフェードアウト・・・ダメ人間です。
それが昨年11月の話。
そうこうしてると年末年始の休暇が過ぎ、いよいよ限界を迎えたので行くことにしたんですが、以前よりこちらの生活にも慣れて来たことだし、遠くの日本人クリニックに行くのも面倒なので近所のクリニックに行ってみることにしました。
予約をするとまた電話でやり取りになりそうなので、とりあえず行ってみてすぐみてくれるならお願いして、ダメだったらその場で予約する作戦にしました。
クリニックに到着して受付に行くと、まずは保険の有無と保険会社を聞かれました。アメリカは日本と違って皆保険がなく、民間保険に加入するので人によって保険会社が異なります。そして自分が加入してる保険のネットワークにその病院が加入していない場合に保険は適用されません。ひい!
我が家の保険でOKであることは事前に確認済みだったので心配してませんでしたが、問題は私個人の保険証がないこと。旦那Kの保険に一緒に入ってるんですが、私の名前が印字されたものがないんですよね。そのためKの保険証を見せて検索をしてもらうことに。検索後、Kのソーシャルセキュリティーナンバーの下4桁がいると言われたので若干焦りましたが、電話で聞いてなんとか事なきを得ました。
行ったのは平日午後で私以外に待ってる人はいなかったので、受付を済ませた後は早速視力検査に移りました。
最初の検査はのぞき穴から片目ずつ覗いて、画面の中にチラツキが見えたらボタンを押すテスト。聴力テストみたいな感じです。日本では受けた事がないな。
次はコンタクトを外し、日本でもお馴染みの気球を見るテストです。
その後、先生が出てきて日本でやるのと同じような視力検査をし、最後に目薬をさされて検査終了。10分後にもう一度見るから戻ってきてねと言われたので、新しいコンタクトのフィット感を見るのかなとその時は思っていました。
しばらくするとなんだかおかしなことに気がつきました。
あれ、スマホのピントが合わない・・・
コンタクトの度数を変えたせいかなと思ったんですが、遠くを見る分には特に問題ないのに、近くのスマホを見るときだけなぜかぼやけて読めません。そして徐々にひどくなってる気がする。
これは何かおかしい・・・
もう新しいコンタクトの支払い済ませちゃったのにどうしよう・・・
と思っておろおろしてると先生登場。
近くのピントが合わないんだけどと訴えたところ、
大丈夫!問題ない!とのこと。
いやいや、大丈夫じゃないし。
だけどよく聞いてると、どうも検査の最後にさした目薬によるものでこれも検査の一環とのこと。この検査日本ではやったことないの?と聞かれたのでこれが初めてだと答えると先生の方がびっくりしてました。
家に帰って調べたところ、あの目薬は散瞳剤というものだそうで、近視が強い場合に眼底に病気がないかみるために瞳孔を開くのに使うようです。鏡で見てみると今までに見たことがないくらい黒目が大きくなっててちょっとホラーでした。
瞳孔が開ききってると外では眩しくて目が開けませんでしたし、家の中でもちょっとの光で疲れてしまうので、昼間からブラインドを閉めて目を閉じて数時間過ごすはめに。せっかくお天気よかったのに損した気分でした。
散瞳剤を使った検査は日本でも強度近視の場合に行う病院があるそうです。今回調べたことで、自分は強度近視という結構やばいレベルに来ているということがわかりました・・・。
目、大切にしたいと思います。
そしてアメリカの眼科について調べていると、アメリカでは眼科医とは別に検眼医という職業があるそうで、視力検査のためのお医者さんだそうです。検眼医のいないお店では眼鏡やコンタクトを作るための視力検査はできないそうで、言われてみれば私の行ったクリニックがメガネ屋さんみたいだったのも納得です。またひとつアメリカについて勉強になりました。
なにはともあれ無事コンタクト買えてよかったです。
まだ英語は片言ですが、一生懸命話せばたいていの人は理解しようと優しくしてくれるので、これからもとりあえず色々やってみようと思います。
それではまた。
burame
他にもアメリカ暮らしでのあれこれを書いてます