アメリカ生活

なぜか年金未納者になっていた

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先日実家に帰った際、私宛の郵便を確認していると、その中に年金機構からのはがきが一通紛れていました。

中を開いて見てみると、そこには昨年9月から“未納”のマークが!

確かに納めてないけれども・・・

そもそも年金は国内の居住者でないと加入資格がないので、海外への転居届を出した時点でもう支払義務はないはずだったと思うんですけど。

これも”未納”って呼ぶの??

海外居住者はみんなこうなってるの?!

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はがきを読んでてもよくわからないので、とりあえず地元の市役所に行ってみることにしました。

そして窓口の年金担当者に状況を伝えたところ、私の以前の居住地が東京で地元とは異なる自治体なので、状況を調べたり登録変更をすることができないとのこと。

 

なんてこったい!めんどくさっ!

 

さらには「おそらく年金機構の方への海外転居の申請ができていないんだと思います」との回答。

えー!出国前に調べた時、市役所で海外転居の申請をすれば年金もそれでOKってあったと思うし、窓口でも「これで全部終わりですよね?」って確認したと思うんだけどな・・・と思いつつ、窓口の人の対応が親切で、「市内にある年金事務所に行けば対応してもらえるはず」とのことで場所と連絡先も教えてくれたので、じゃあそっちに行ってみるかということでその日は終了しました。

 

翌日、年金事務所はアクセスの悪いところにあるので、行く前にあらかじめ必要書類等を聞いておこうと思い電話をしてみました。

電話で再び状況を説明すると、

「あー、以前東京にお住まいだったんですね。そうなりますと以前の住所の年金事務所でしか手続きできないんですよー」

 

って、またたらい回しかーい!!

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年金って国内で一元管理してるんじゃないの?!

と驚きましたが、この人に言っても仕方ありません。

次は以前住んでいた地域の年金事務所を調べてそちらに電話をしてみました。

 

が、今度は全然電話がつながらない!!

 

Nooooo!!!!!

やはり都内は人口も多いので問い合わせが多いんでしょうね。

なかなかつながりませんでした。

その日は出かける用事もあったので断念し、翌日に再びトライしてようやくつながりました。

 

そして三度目の同じ話をまた繰り返し、状況を確認してまたこちらから折り返しますと言われて数分後。

かかってきた電話にて、

「登録に誤りがあり、国民年金に加入扱いになっておりました。申し訳ございません。こちらで加入の取消し処理をさせていただきますので、特に何もしていただかなくて大丈夫です」

との回答でした。

 

まじか・・・

 

登録の誤りって?

ではこちらの手続きには問題なかったけど、そちらの処理が間違っていて未納扱いになってたってことですか?

と聞いたところ、日付の登録に誤りがあったようで、そのせいで厚生年金から国民年金に加入したことになっていたそうです。

窓口の方が完全に非を認めて謝ってくれたので、わかりましたということでこの話は終わりました。

 

だけど日付の誤りって・・・

8月末付で会社を退職して、

住民票も同じ8月末で抜いて、

9月1日からは非居住者という、

結構わかりやすい感じだったと思うんですけど。

これでわかりにくいんだったら、逆にどうすれば間違わずにできるんかーい!とつっこまずにはいられない感じです。

 

年金は仕組みが複雑で個々人で状況が異なるので、ミスが起こるのは仕方ないみたいな記事を最近読んだばかりなので、まあそんなもんか・・・という感じではありますが、間違えられた方はたまりません。

 

そして今回、間違えたのは仕方がないとして、年金行政が地域で分断されてるのってどうなんだろうというのをすごく感じました。

これだけネットも普及して、地元を出て別の地域で働いたり、色々な国や地域を転々として暮らす人もそんなに珍しくないこの時代に、未だに住民票のある自治体でしか手続きできないってどうなのよ、とものすごくもやっとしました。

 

というわけで、年金機構は本当に凡ミスするし組織も古そうなので、会社をやめて海外に移住したりといった少しでもイレギュラーな経歴の方々は、自分でちゃんと確認したほうがよさそうというお話でした。

 

ではまた〜

burame