ロンドン滞在中の貴重な晴れ間ではありましたが、予定どおり大英博物館に行ってきました。
まるで神殿!
写ってる人のサイズと比べると、かなり大きいです。
エントランスを抜け、博物館中央にあるグレート・コートへ。
元は中庭だったのかな?という感じの場所にある近代的なエリアです。
ガラス天井越しに入ってくる青白い光がすごくきれい!
博物館や美術館って、案外展示よりも建物の方が印象に残ることが多いです。
ロゼッタ・ストーン
大英博物館の目玉と言えばこちら、ロゼッタ・ストーン↓
おお〜これがかの有名なロゼッタ・ストーン!!
と、かなりテンション上がりました。
この3種の文字が刻まれた石版が発掘されたことにより、エジプトの象形文字が解読できたというやつです。
サイズ感は不思議とイメージどおりでしたが、文字が思ってたよりもくっきりと残ってるのには驚きました。
博物館のみやげ物屋には、このロゼッタ・ストーンにあやかったデザインのものがたくさんあり、ネットで話題になったロゼッタ・ストーン型USBメモリもありました。(買いませんでしたけどね・・・)
実物でもおみやげでも博物館に貢献しまくりの石でした。
ラムセス2世の胸像
ロゼッタ・ストーンに続いて、ラムセス2世の巨大な胸像も大人気でした。
ナポレオンが持って帰ろうとしたけど、あまりの重さに持ち帰れなかったそうで、胸の穴はその時に運ぼうと試みた跡なんだとか。
ラムセス2世、世界史で出てきた人だ!
けどもう何した人か思い出せない・・・
高校生の時に来た方が楽しめたでしょうね。
エジプトの展示を見て
大英博物館にはエジプト関連の品々が多く、若干持て余している感もあり、見ているとだんだん、
ちょっとエジプトに返したほうがいいのでは・・・
という、ジャイアンにいじめられてるのび太を見てるような気持ちになりました。
“エジプトの宝は人類の宝”という観点に立てば、ロンドンにあった方が安全に保管できるし、より多くの人に見てもらえるからいいんだ、という考え方もあると思います。
だけどもし日本がエジプトの立場だったとしたら?
自国の品々にたくさんの人が集まってる様子を見て、誇らしさ半分、これだけの観光客が自国に来てくれればという気持ち半分、という感じでしょうか。
それに自国の子どもは裕福な家の子でなければ見ることのできない自国の宝を、ロンドンの子どもは誰でも学校帰りに気軽に見れるというこの状態ってどうなんだろうとも思ったり。
だけどこれらの展示品を見るために、今後自分がエジプトまで行くことはあるだろうか?ここで展示しているからこそ見ることができているくせに、外野があれこれ口出す資格ないでしょ、とも思ったり・・・
まあエジプトだけでなく古代ギリシャやローマの展示にも言えることなんですけどね。
なんだかもやっとしたました。
日本コーナー
世界各地の貴重な品々を見た後、上の方の隅っこにあった日本コーナーにも行ってみました。
まさかロンドンでこんなきれいな縄文土器にお目にかかれるとは・・・
他にも高倉健さんのポスターなど、古代から現代まで色々と展示されていました。
ところで葛飾北斎の浮世絵も展示されてるのかなと期待して行ったんですが、見つけることができず。期間限定だったのかな?
感想
今回ものすごい数の展示品を見て、現代のような便利な機械もない時代にこんなに大きなものや精巧なものが作れるなんて、人間の可能性ってほんとすごいんだな〜・・・
と圧倒されました。
ところで大英博物館って入場料が大人も子どもも無料なんですよね。
ロンドンキッズ、うらやましい〜
歴史の授業で出てきたものを気軽に見に行けちゃうだなんて!歴史好きには最高の環境です。
また歴史勉強し直したくなりました。
そして現在、ほんとに復習中w↓
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それではまた〜
burame
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