こんにちはブラメです。
2019年10月に訪れたアイラ島の思い出、第二回です。
前回のお話はこちらからどうぞ↓
旦那Kのウイスキー好きが高じ、ヨーロッパ旅行中にアイラ島ツアーに参加することにしたわれわれ夫婦。
今回はツアー初日の様子をレポートします。
エディンバラからツアースタート
ツアー当日は朝8時頃、エディンバラのバスセンターに集合しました。
参加者は12名で、私たちと1人参加のおじさん計3名が日本人、あとは様々な国からの参加でした。
そしてツアーガイド兼運転手さんはスコットランド人の男性で、無骨な見た目とは裏腹に軽快なトークでツアーを盛り上げてくれました。
ですがそこはスコットランド人、
英語の難易度めっちゃ高い・・・
ネイティブですらスコットランド人の英語は聞き取れない
なんてことを英会話の先生も言ってたくらいで、普段英語で仕事をしている旦那Kにも難しかったようです。
そんな状態なので、まだまだ英語修行中の私はほぼ何を言ってるのかわかりませんでしたが、たまに聞き取れた単語と想像力でなんとか乗り切りました。
ですがネイティブにも難しいとの前評判にもかかわらず、アメリカ人やカナダ人などは話してる内容に反応したり笑ったりしていたので、
なんだかんだ言ってもネイティブには理解できるものなんでしょうね。
日本の田舎の方言を他の地域の人でもなんとなく理解できるような感じでしょうか。
巨大な馬のオブジェと遭遇 – The Kelpies
エディンバラを出発して間もなく、トイレ休憩ということで公園に立ち寄りました。
そこで目にしたのはこちらのお馬さん↓
でかっ!
なんと30mもあるそうです。
なんで馬があるのかは謎のままですが、公園内にはカフェやおみやげ屋さんがあり、たまにイベントもしてるようで、観光スポット兼市民の憩いの場のようです。
トイレに寄った際、市民ランのイベントポスターが貼ってあったのですが、その内容が
11月の日没後にライトアップされた馬の周辺を走る
というもの(しかも複数回実施)。
10月の日中ですら5度しかないのに、11月のしかも日没後って・・・
どんだけ寒さに強いんだスコットランド人!と唖然としました。
きれいな湖と紅葉 – Loch Lubnaig
森の中の湖といえば、なんとなく北欧を思い浮かべますが、スコットランドにも素敵な湖がたくさんありました。
まず訪れたのがこちらのLoch Lubnaig(ロック・ラブネイグ)という湖です。
しんとした空気の中、山の紅葉とそれを映した湖を眺める、というのはなかなか気持ちよかったです。
そして驚いたのが、外に立ってるだけでも寒い中なんと湖で泳いでる人が!
写真はありませんが、中年の女性とおばあさんがわりと長いこと泳いでました。
まわりにサウナがあるならまだしも、そんなものは無く・・・
やはりスコットランド人は体感温度が違うとしか思えません。
湖のほとりの教会 – St.Conan’s Kark
先程とは別の湖のほとりにひっそりと佇むSt.Conan’s Kark(セント・コナンズ・カーク)という教会にも立ち寄ったのですが、残念ながら工事中で中を見ることはできませんでした。
外だけ見ると不気味で怖い印象でしたが、Wiki情報によるとスコットランド建築トップ10にも選ばれたことがある由緒ある建物だそうです。
建物はともかく、ここからの眺めもまた最高でした。
港町オーバンでランチ&蒸留所へ
数々の寄り道を経て、ランチタイムには港町Oban(オーバン)にやってきました。
ここで1時間半ほど自由時間です。
この街にも有名なウイスキーのオーバン蒸留所があるので、何人かの呑んべえ達はそちらへ流れていきました。
ですがはらぺこの我々夫婦は街のごはん屋さんへ。
この旅で何度目かのフィッシュ&チップスとミートパイ。おいしかったです!
その後まだ時間もあったので、我々もオーバン蒸留所へ。
中に入ってみると案の定、他のツアー参加者も来ていました。みんな本当にウイスキー好きです。
私たちはテイスティングセットで試飲(と言っても有料)だけでしたが、ガイド付き蒸留所見学&試飲というツアーもあるようです。
オーバンの街は蒸留所以外に何があるんだろう?という感じではありましたが、活気があって雰囲気のいい町でした。
観光バスより普通の車が多く停まっていたので、スコットランド人も遊びにいくところなのかもしれませんね。
羊とストーンサークル – Temple Wood Stone Rings
オーバンでは船に乗らず、今度は南へ移動です。
午前中と同様、様々な名所に立ち寄ってくれるのですが、その頻度があまりにも頻繁なので、だんだん車から降りるのが面倒になってきた私…
なので牧場に着いた時も内心、
めんどくさ〜、私は車に残りた〜い・・・
と思ってたんですが、この時は全員降りなきゃいけない雰囲気だったので、しぶしぶ下車。
ついていくとそこは牧場で、たくさんの羊たちが目の前を横切っていきました。
どどどどーっと走って行く羊の群れはかわいらしく、追いかけたら触れそうなくらい近くて、ちょっとだけテンションが上がりました。
そんな牧場の先にTemple Wood Stone Ringsというストーンサークルがありました。(写真はない…)
紀元前3000年頃からあるそうで、宗教的な儀式に使われていたようです。
こんな小さな石を並べただけなのに、そんな大昔から残ってるなんて…
どんだけ田舎なんだ。
(いやいや、大切にされてきた証ですね)
船に乗ってついにアイラ島へ
こうして日没を迎えしばらく走った後、乗って来たバンと一緒にアイラ行の船に乗り込みました。
船は小さいのを想像していたんですが、売店やカフェもあるようなそこそこ大きなフェリーでした。
そして1時間ほど船に揺られ、ようやくアイラ島に到着。
アイラに着いてからの話はまた次回です。
(なかなかアイラ島に着かないアイラ旅行記・・・)
つづく
burame