こんにちはブラメです。
アメリカでの妊活シリーズ第3回は、いよいよ本格的に始まったIVFのモニタリングから採卵までのお話です。
前回のお話はこちら↓
それではいってみましょ〜
初回モニタリングと投薬開始
採卵に向けた初回モニタリングは、生理開始日を0日目として2〜3日目あたりに行うらしいですが、
私の場合は引越しの関係で4日目にやってもらいました。
モニタリングでは血液検査でホルモンの数値をチェックし、超音波検査で卵胞の数やサイズを測ります。
モニタリング後、看護師さんから薬の説明と採卵時の麻酔についてのヒアリングがありました。
今後使用する薬の一覧表が渡され、こんなに色々摂取しなければならないのかとびっくり。
その中には自分で打つ注射もあり、ついにこの時がきたか…という感じでした。
注射苦手なんですよ…
予防接種も刺してるとこ見れないし、いつもドキドキします。
そんな私が自分で毎日打つなんて…IVF最初の関門ですね。
採卵時の麻酔について
採卵時の麻酔については、私の通院している病院では無麻酔を推奨しているそうで、
ほとんどの患者さんは麻酔は打たず、痛み止めと精神安定剤でしのいでるという驚きの話をされました。まじか…
日本では局所麻酔が一般的なようだし、人によっては全身麻酔でやることもあるそうなので、それを麻酔なしでやれるの?とびっくりしました。
採卵の痛みというのはどの程度のものなのか聞いたら、普通の注射を刺す時の痛みと、卵を吸い取る時に生理痛のような痛みがあるということで、
物理的な痛みというよりは恐怖感の方が大きいんだとか。
そのため精神安定剤でちょっとフワフワした状態で臨む人が多いとのこと。
では麻酔なしでやってみて、途中で無理!ってなる人はいるのかと聞いたら、そんな人はいないということだったので、
時間も5分〜10分程度で済むそうですし、まずは麻酔なしでやってみることにしました。
投薬開始
この日の夜から錠剤と注射で排卵誘発剤の投薬が始まりました。
これを摂取することで卵胞の成長を促すそうです。
注射器はペン型で、針を取り付けてお腹にブスッと刺すというものでした。
注射の打ち方は病院で看護師さんにレクチャーしてもらってはいましたが、
いざ自分で打つとなると緊張して、最初はなかなか刺せませんでしたね…
それでもなんとか打ってみると、思ったより痛くなくてほっとしました。
モニタリング2回目とSIS検査
初回モニタリングから4日後(生理開始から7日目)、2回目のモニタリングとSIS検査をしました。
モニタリングの内容は前回と同じで、卵胞が以前よりも大きくなっているのがわかりました。
そしてSIS検査とはSaline Infusion Sonohysterographyの略で、子宮内に水を入れて行う超音波検査のことです。
これを行うことで子宮に異常がないかをチェックします。
事前情報だとSISは痛くないとのことだったのでラッキーと思っていたんですが、
実際に受けてみると最初の管を通すときにうまく入らなかったようで、ぎゅっとつねられてるような痛み発生。
痛くないって聞いてたのに!(泣)
ですが入れ直したら大丈夫になりました。通水は痛くなかったです。
そして検査の結果、子宮ポリープが発見されてしまいました…
ショック。これまで超音波検査すると「子宮きれいですね〜」って言われてたのに。
この病院では処置できないので、移植までに婦人科の先生に切除してもらってくるよう言われました。
はあ。また病院に行く用事が増えてしまった…
モニタリング3回目とトリガー投与
2回目のモニタリングから2日後(生理開始日から9日目)に3回目がおこなわれました。
さらに卵胞が育ってて数も増えて喜んだものの、採卵できるのは成熟卵のみだそうで、
卵胞のサイズが小さいものは取れないらしく、ちょっとがっかりしました。
その日の夜、トリガーを投与
帰宅後、看護師さんから連絡があり、2日後に採卵することに決まったので、指定した時間にトリガーの注射を打つよう指示がありました。
トリガーは採卵の35時間前くらいに使用する薬で、卵の成熟を促すそうです。
これまでに打ってた注射も打つので、この日は4種類もの注射を打つことになりました。
もうお腹は針の跡だらけですよ…
そしてこの日初めて打つ注射たちは、これまでの簡単なペン型とは違い、ちゃんと分量を測って、液体と粉を混ぜたりしなきゃいけないやつで、だいぶ難易度が上がりました。
時間もシビアだったので、指定時間前からYouTubeでやり方動画を何度も見て、なんとか時間通りに打ち終えました。
もう「注射こわい…(;ω:)」なんて言ってた私はいません。笑
ラストスパートは大変でしたが、これにて投薬終了!
あとは採卵当日を待つのみとなりました。
ついに採卵当日
採卵当日、予定時間の90分前に鎮痛剤のタイレノールと精神安定剤を飲んで病院へ。
採卵してすぐに受精させるため、旦那も同行です。
病院に着くと、着替えて手術室のような所に通されました。
そして診察台に寝たところで、痛みに耐えるために握りしめるボールを渡されました。
と不安が増した瞬間でしたね。
そんな不安の中、ドクターがやってきて採卵開始。
注射がブスッと刺されると、その後ぐぐぐっと奥まで押し込まれ、卵は吸い出されていきました。
注射が刺さる時の痛みは普通の注射と同じチクッとした感じで、
それよりもなかなか取れない卵があった時に、ぐんっぐんっぐんっ!と何度も針を押し込まれたのが痛かったですね…
気がつくと渡されたボールをぎゅーっと握りしめていました。
こうして採卵を終え、無事に7個の卵が採取できました。
無麻酔で採卵した感想
無麻酔での採卵を終えてみて、確かに痛かったけど耐えられないほどではなく、
時間も短いので、麻酔がどうしても必要かというと微妙な線だな、というのが正直な感想です。
むしろ今年やったVIOのレーザー脱毛の方が強烈な痛みでした。笑
ですが麻酔の有無で痛みがどれほど違うのか知りたくもあるので、次回は局所麻酔にしてもらおうかなと思ってます。
採卵後の体調
採卵後、帰宅すると倦怠感と卵巣の痛みで寝込みました。
起きて体温を測ったら少し熱もあり、体がダメージを受けてるのを実感しましたね。
それから1週間、採卵当日ほどではないにせよ、ぐいぐい押された卵巣がうっすら痛い状態が続き、たまに痛み止めを飲んだりもしました。
日常生活には支障はありませんでしたが、やはり採卵後はあまり予定を入れず、ゆったり過ごすのが吉だと思います。
次回は取れた卵のその後
というわけで今回はモニタリングから採卵までのお話でした。
次回は今回取れた卵たちがその後どうなったかというのをお伝えしようと思います。
この記事を書いている時点でまだ結果が出ていないので、少し間が空いてしまうと思いますがご了承ください。
それではまた〜
burame