ラスベガス

【本日のビール】ラスベガスのクラフトビールSIN CITY(シン・シティ)飲みくらべ

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久しぶりの本日のビール。

第6回はラスベガスのご当地クラフトビールSIN CITY(シン・シティ)です。

<2021年12月 追記>

残念ながらこちらのブリュワリーは今年6月に全店クローズしてしまったようです。

コロナが落ち着いた頃、いつか復活するといいですね…

SIN CITY(シン・シティ)とは

Sin City Brewing Co.はラスベガスのブリュワリーで、セクシーなデビルマークが目印です。

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SIN CITY公式サイトより

設立は2005年と比較的最近ではありますが、ドイツの”ビール純粋令”という厳しいビール造りのルールに則った、伝統的な造り方を採用しています。

ここのビールは現在5種類あり、わかりやすく個性の異なるビールを取り揃えているので、その日の気分や好みに応じてビールを選びやすいのが良いところだと思います。

飲みくらべてみた

こちらの赤い看板に書かれているのがビールの種類です。

では早速飲みくらべてみましょう。

AMBER(アンバー)

その名の通りアンバー(琥珀色)で透明感のあるラガービールです。

説明には“FULL-BODIED OCTOBER FEST BEER”とあり、アルコール度5.7%です。

“フルボディ”とは“コクがある”ということで、麦芽由来の味の濃さ(甘さ)を表します。

また“オクトーバーフェストビア”という表現については、単にそう名乗ったものがその会社のオクトーバーフェスト用ビールというだけのことなんですが、一般的にはちょっと濃い色味のラガービールを指すようです。

イギリスの代表的なペールエールBassに色も香りも似ていたので、説明を読むまではてっきりペールエールかと思っていました。

だけどBassと比べるとあっさりというか、ちょっと軽い感じもしていたので、そもそもがラガーなんだと言われると納得です。

基本すっきり爽やかのラガーのわりには濃い(フルボディ)ってことですね。

こんな人におすすめ!

このビールはずばりビールの苦味がニガテな方におすすめです。

華やかな香りでほんのり甘みがあるので、アイスティーを飲むような感覚で楽しめますよ。(ただしアルコール度数は高めなので飲みすぎにはご注意ください!)

WEISSE(ヴァイス)

“ヴァイス・ビア”とは小麦ビールのことで、ドイツのバイエルンでは“ヴァイツェン”と呼ばれます。

ヴァイツェンの特徴は原材料の半分くらいに小麦麦芽を用いること。

一般的な大麦麦芽を使用したビールにくらべ、タンパク質や酵母が多く含まれるため濁っており、バナナのような芳醇な香りがするのが特徴的です。

こちらのビールも小麦ビールらしく、明るいイエローでかなり濁っています。

同じく小麦ビールであるヒューガルデンと見た目は似てますが、フレーバーが全く異なり、こちらのビールは柑橘系の香りはしません。

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濁ってはいますが味はすっきりしており、甘酒のような穀物由来のやさしい甘みがあるので、グビグビ飲むと言うよりは、ゆっくりくつろいで飲むのにおすすめです。

こんな人におすすめ!

こちらも1つ目のアンバーと同じく、苦いビールがニガテという方におすすめです。

またビール好きの方でも、日本のよくあるビールとは違ったビールを飲んでみたいという方にもおすすめです。

STOUT(スタウト)

写真左がスタウト(黒ビール)です。

スタウトと言えば世界的に有名なのはGUINNESS(ギネス)のスタウト

こちらのスタウトはギネスよりもコーヒー感が強く、あまりお酒っぽくはないです。アルコール度は6%ですが・・・

こんな人におすすめ!

コーヒーっぽくて甘いものと相性抜群ですので、甘いものやコーヒー好きの方におすすめです。

HERSHEY’S(ハーシーズ)で買ったチョコレートと一緒にいかがでしょうか?

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IPA(アイピーエー)

写真右がIPAです。

一般的には華やかな香りと強い苦味が特徴のIPAですが、ここのIPAは香りはそのままに、苦味は控えめでした。

またIPAといえば高アルコールですが、こちらはやや低めの6.5%です。

こんな風に書くとパンチ弱めなのかと思われそうですが、

今回飲みくらべた中で、

これが一番美味しかったです! 

やはりアメリカといえばIPAだからでしょうか。

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こんな人におすすめ!

このビールはぜひビール好きな人に飲んでもらいたいです!

あまり苦くないのでIPA入門編にもいいかもしれません。

LIGHT(ライト)

日本で親しまれているビールと同じく、すっきり爽やか系のラガービールです。

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SIN CITY公式サイトより

なぜここだけ急にサイトの画像なのかというと、残念ながらこのビールまでたどり着けずギブアップしてしまったからです・・・

これが真夏だったら飲みたかったかもしれませんが現在11月末。

そしておそらく日本の大手ビールに最も近いタイプなので、今回は他の4種を優先しました。

また次回訪れた際にリベンジしたいと思います!

アクセス

私達が訪れたのはThe Cosmopolitanホテルの道を挟んで向かい側にある、Miracle Mile Shopsの中の店舗です。

3663 S Las Vegas Blvd #730, Las Vegas, NV 89109

他にもストリップ沿いに数店舗ありますので、お近くの店舗はこちらをチェック!

まとめ

今回はラスベガスのご当地クラフトビールSIN CITYのご紹介でした。

全体的にライトな印象だったんですが、春夏が灼熱のラスベガスにはすっきり軽めに飲めるビールが合うからそういう味にしているのではないかと思います。

ラスベガスはアルコールを屋外でも自由に飲めるので、シリコンバレーではNGなビールのテイクアウトができるのが新鮮でした。

ラスベガスの夏の青空の下、ビールが飲めたら最高でしょうね!

ぜひ次回は夏に訪れて、ビールを最大限に楽しみたいと思います。

皆様もよいビールライフを!