こんにちはブラメです。
毎月の振り返り記事で軽くお話していましたが、今年8月から妊活をはじめました!
アメリカでの妊活となるとあまり情報も出てこないので、
私たち夫婦の場合はどうだったかということを、これから数回に分けてご紹介していきたいと思います。
それではいってみましょ〜
夫婦話し合いの末、妊活をやってみることに
これまで私たちは選択的子なし夫婦として5年ほどやってきたわけですが、
話し合いの末、このたび妊活にチャレンジしてみようということになりました。
ですがもう年齢も30代後半で、妊娠は年々むずかしくなる一方ですし、
流産や子どもが障害を持って生まれるリスクも高いことから、
一般的な妊活のステップはすっとばして最初からIVF(体外受精)をおこない、
PGT-A(着床前診断)もすることにしました。
とりあえず自然妊娠からチャレンジしてみるというのが普通だとは思いますが、
私は以前に卵巣嚢腫の手術をしていたり、甲状腺の病気もわずらっているので、
普通に妊娠できる自信があまりないというのも一因ではありました。
まずは調べることからスタート
妊活をすると決めた時点では、そもそも不妊治療とはどういったことをするものなのかということもよくわかっていませんでした。
そこでまずは
・不妊治療の種類やステップ
・用語の意味と英訳
・病院の選び方
・費用
など気になることを片っ端から調べていきました。
調べていく中で、もし日本で不妊治療をしていたら、タイミング法や人工授精のステップを踏んだ後に体外受精に進むというのがセオリーということや、
着床前診断も過去2回胚移植の失敗や流産をした人か、重い遺伝病のカップルにしか認められないということを知り、
少子化対策と騒いでるわりに、どうして子どもを望んでるカップルの足を引っ張るようなことをするんだろう…とがっくりしました。
いつもなら医療関連のことはアメリカよりも日本の方が手厚くて安心できると思ってますが、
不妊治療に関してはアメリカに住んでてよかったなと思います。
IVFの病院探し
IVF(体外受精)でやることをある程度理解したところで、病院探しもはじめました。
病院を選ぶ際は以下のようなポイントを押さえておくといいようです↓
・通院しやすい場所にあること
・IVF専門病院 or 総合病院
・評判、口コミに問題はないか
・治療実績が十分にあること
・治療方針が合っていること
通院のしやすさは結構大事
11月の時点で採卵まで終わったんですが、それまでに計6回クリニックに足を運びました。
内訳はこんなかんじです↓
・初回カウンセリング(夫婦)
・Pre-IVF検査(夫婦)
・採卵前のモニタリング x 3回(私のみ)
・採卵&受精(夫婦)
今後もう1回採卵をして、その後移植をするので、少なくともあと5回は訪れることになりますし、うまくいかなければもっとです。。。
特に採卵前の通院は数日おきになるので、やはり自宅から近いに越したことはありません。
IVF専門病院と総合病院どっちにすべき?
IVF専門病院と総合病院のどちらがいいのかについては一長一短のようです。
専門病院はその分野のエキスパートを揃えている可能性が高く経験も豊富です。
一方の総合病院は、検査で異常が見つかり他科でも診てもらう必要が出てきた場合に連携可能なのがメリットです。
私の場合、当初は総合病院でまとめて診てもらえるのがいいのかなと思っていましたが、
総合病院はIVF保険のネットワーク外だったので対象から外しました。
評判・口コミはある程度チェックした
評判や口コミについては、アメリカで不妊治療をされた方のブログを読んだり、Googleマップのレビューを見たりしてチェックしました。
ただしGoogleレビューは荒らしもありそうですし、そもそも不妊治療の成功率がそれほど高くはないので、うまくいかなかった人が悪評を書くというのもよくあるのかなと思います。
なので評判・口コミはある程度は読みつつも、あまり鵜呑みにしないように心がけていました。
治療実績は他の病院と比較しながらチェック
IVF病院のサイトを見ると、たいてい過去の実績が見れるようになっていたのでそれを候補の病院同士で見比べたりしてました。
○歳の女性の妊娠率が何パーセントだとか、○年度の成功件数だったりが載ってます。
私の場合、見比べてみて候補の病院同士であまり大差ない印象だったので、病院選びにおいて実績はそれほど決め手にはなりませんでした。
治療方針が合っているか
体外受精をする場合、採卵誘発材をどの程度使うのかということや、受精方法の方針が病院によって異なります。
ただ事前にどれだけ調べてみても、どれが自分に最適なのかというのは素人にはわからないので、
カウンセリングの段階でどういう感じで進めていくのかを聞き、その説明に納得できる病院を選ぶことが大切かなと思います。
不妊治療の保険 Progyny(プロジニー)
病院探しのポイントを押さえつつどこがいいかなと探していたところ、
旦那Kが「会社の福利厚生で、不妊治療の費用をカバーする保険があったかも」と言い始めました。
そんな素晴らしい保険に入ってたなんて、もっと早く言ってくれ…
確認したところそれはProgyny(プロジニー)という保険会社で、
不妊治療に関する検査や薬、通院費用などをほとんどカバーしてくれるということがわかりました。
なんて手厚い保険に入ってくれてたんでしょう…ありがとうKの会社!
ただしどこの病院でもいいわけではなく、In-Networkの病院じゃないとカバーしてくれないので、
目星をつけていた病院の中から、他の方のブログでも紹介されていて、
かつアジア系のスタッフや患者が多そうなクリニックを選びました。
サイトに日本語対応しているとは書かれていなかったのですが、
日本人の看護師が何人かいるというウワサだったので、ダメ元でここにしようと決めました。
実際に行ってみると日本人の看護師さんが数人いて、通訳をしてほしい場面でお願いすると間に入ってくれたので本当に助かりました。
ですが当初、この病院は私たちが入っている通常の医療保険のIn-Networkではないことを心配していました。
(プロジニーがカバーしてくれない検査や処置は、他の病院に行くか自腹となってしまうので)
ですが今のところ医療保険が必要になったのは子宮頸がんの検査だけで、それは別の病院で受ければOKだったので、
医療保険とプロジニー両方のIn-Networkであることが推奨はされていますが、マストではありませんでした。
次回、初回コンサルとPre-IVF検査へ
というわけで、調べ物をしたり病院を探したりしたのが8月前半でした。
次回は病院での初回コンサルからPre-IVF検査がどんな感じだったのかをご紹介したいと思います。
それではまた〜
burame