こんにちは。
連日の雨にまいってるburameです。
以前カリフォルニアに来て傘を全く使ってないということを書きましたが、年明けからずっとぐずついたお天気でここ3日くらい毎日雨が降ってます。私はさすがに折りたたみ傘を使ってるんですが、うちの近所の人々はみんな傘をさしません。駐車場からお店への移動はもちろん、犬の散歩でさえパーカーのフードをかぶってやり過ごしてます。傘を持ってないのか、傘よりレインコートのほうがメジャーなのか、ちょっとくらい濡れたっていいじゃんというおおらかさなのか・・・。
さて、昨日ちきりん@勝間邸のYouTubeを聞いたんですが、ちきりんの収納についての考え方が自分の考え方とすごく似てて激しく同意だったので、今回は我が家の収納で気に入ってるとこを紹介してみようかなと思います。
同じだなと思ったのが服の収納についての考え方で、ちきりんは部屋着と外出着は着るシチュエーションが違うから、同じところに仕舞うんじゃなくてそれを使う(身につける)場所の側に収納はあるべきという話をしていて、これは我が家の収納計画を立てた時の考え方と同じでした。
部屋着や下着タオル類が洗面所にあれば、入浴→着衣→脱衣→洗濯→収納が近距離で完了しますよね。お風呂に入った後にパンツ持ってくるの忘れた!なんて慌てる心配もありません(←よくやってた)
なので、我が家の収納を計画するにあたっては、
・スペースの採寸(幅・奥行き・高さ)
・どこに収納すべきものか検討(使用場所と頻度、収納しやすさ)
・どのように収納すべきものか検討(吊るすor畳む、並べるor重ねる)
・収納のデザインとサイズ感、使い勝手の検討(部屋の雰囲気に合ってるか、圧迫感はないか、収納量は足りてるか、引き出しor開き戸orオープン)
などを吟味して、条件に当てはまる家具や収納グッズを購入しました。
ではまずはバスルームから。
写真を見ておわかりの通り、海外によくあるバスタブトイレ洗面が一緒になってるタイプのバスルームです。そのため、タオルや着替えをすぐ近くに置きたいとは思いつつ、お客さんが来た時のことを考えるとオープンシェルフにカゴを置いてみたいなラフな感じの収納はちょっと嫌かなと思った結果、こんな収納になりました。
家具はIKEAのMALMの4段タイプです。
MALM 4-drawer chest – brown stained ash veneer – IKEA
サイズ的にはもう少し横幅がコンパクトなものが希望だったんですが、値段の割に表面の仕上げがきれいだったのと、引出しがレール付きで引きやすかったのでこれにしました。背はもう一つ高いタイプもよかったんですが照明のスイッチとかぶるのでこの高さにしました。
上に置いてるのはアクセサリーケースです。ここに時計やピアス等の小物を入れておけば洗面の大きいミラーもあるので出かける前に服と合わせて選びやすいし、帰って来た時に外して仕舞ってすぐ手を洗えるというのも気に入ってます。
隣に置いてるのは脱衣カゴです。これもやはり来客時のことや普段のすっきり感を重視してフタ付きであまり場所を取らないものを探してこれになりました。こちらはコンテナストアで購入。
Dark Grey Poppin Laundry Hamper with Lid | The Container Store
当初の計画では収納と脱衣カゴの幅が壁からはみ出さないサイズを探してたんですがこればかりはなかなか見つからず、結果10cmくらいはみ出すんですが動線上特に問題なしといことで許容しました。
あと左隣のルーバー扉になってるところに洗濯機&乾燥機が入っているので、脱衣→洗濯→収納の動線も数歩の範囲で済むのでかなり楽チンです。
あと、MALMにしてもうひとつよかったのが、IKEAのオーガナイザーセットがぴったりのサイズになっていることでした。これ↓
引出しの中を仕切るグッズっていっぱい売ってますが、自分ちのタンスに合うサイズを探すのも面倒だし、買ってきても微妙に隙間ができて結局ぐちゃぐちゃになってたりしませんか?まあ私がそうなんですけども・・・。だけどMALMと上の6個セットの組み合わせだと、1段の引出しにぴったり収まるようになってるので、何も考えずにとにかく必要な段数分このセットを買えばOK!あとは入れ物のサイズに合わせて下着や靴下を分けて入れるだけです。よくできてるなと感心しました。2017年burame的グッドデザイン賞受賞です。
さて、我が家の収納お気に入りポイントその2はクローゼットです。
1.5m四方のクローゼットを二人で使ってます。この写真の左側にバスルームがあり、黒のタンスもすぐ近くという位置関係です。
この収納のポイントを5つ挙げると、
①ハンガーを揃える
②吊るす服の丈を揃える
③リュック・カバン類は立てて棚上に収納(頻繁に使うものは玄関収納へ)
④隅のデッドスペースはあまり着ないダウン類とスーツケース置き場
⑤クリアケースにはラベルリング
といったところでしょうか。
まず①は地味ですがハンガーを揃えるのは見た目もすっきりしますし、ストレス軽減につながるのでおすすめです。本当はシルバーのかっこいい感じので統一したかったんですが、
・服もタオル系も干せる形状で
・滑り止めがあって
・肩幅が広すぎず狭すぎず(型崩れ防止)
・厚みがありすぎずなさすぎず(強度とスペースのバランス)
・余計な凸凹が無く(肩の部分に引っ掛けられるくぼみがあるのは嫌)
・大量買いしてもあまり値が張らず
・同じ商品の買い足しが容易
等々を考慮した結果、ウォルマートでいっぱい売ってるハンガーになりました。
ハンガーを揃えたことで、洗濯してるときに「この服にはあのハンガーがいいのにもう他のに使っちゃった」「これとこれのハンガーがバラバラで気になる」といったストレスがなくなりました。
次に②の吊るす服の丈を揃えるというのは収納術ではよく耳にする言葉ですよね。我が家の場合、向かって左手が旦那Kの吊るす服と畳む服(クリアケース内は全てKの服)で、ハンガーがいっぱい下がってるところから右側が私の服です。吊るす服の丈を揃えることのメリットとしては、やはり下のスペースを有効活用できることかと。男性の服はわりと丈が決まったものが多いので、下に収納ケースを置くのに向いてますよね。本当はもう一段買い足して揃えたいんですが、ニトリで買ったのを引越時に持ってきたものなので、あと一個をわざわざ輸入するのもなーということでこうなってます。けど、逆にしまわずに置いておきたいものを置くスペースとして使えるのでこれはこれでよかったのかなとも思います。あと、私の丈の短い服ゾーンの下は、ちょっと見苦しいのでどけてますが普段は洗濯予定のおしゃれ着をカゴに入れて置いておくスペースになってます。収納が足りなくなってきたらここのスペースも何かに使うのもありかなと。うちの収納はelfaというカスタマイズ可能な収納シリーズなので、収納の柱の金具に吊り下げのポールを足したり、棚を足したりすることも可能です。スカートやパンツ類が多い人だとポールを上下2段にして吊るせるスペースを広げるのもいいですよね。
次に③のリュック・カバン類の収納について、当初はクローゼットの扉裏にフックをつけて掛ける予定でしたが、上のスペースが意外と空いてしまったのとクローゼットの扉は常に開けっ放しにしてるので裏の活用はやめました。カバンって形がまちまちだし、重ねるとだいたい雪崩を起こしていやなので、今回は収納ケースに立てて収納してみたら、取り出しやすくて意外とよかったです。ちなみにこのケースもIKEAのクローゼット収納用品です。白と黒で迷ったんですが、圧迫感が軽減されてるので白にしてよかったと思います。3つの内2つはカバン系で1つはタオルケット等のベッドリネン系を入れています。
④のデッドスペースはうちでいうと左隅のL字コーナーになってるとこです。ここのポールにはカリフォルニアではあまり必要ない厚手のアウター類をかけ、下にはスーツケースを置いてます。一つのスーツケースにはスノボウェアやゆかた小物などのシーズン物を入れ、もう一つの方には小さいスーツケースと飛行機用のピローなど、使用頻度が低くてかさばるものを入れています。クローゼットが十分広ければそんなことしなくてもいいんでしょうがね、スペースが限られてるのでここも使ってます。
最後に⑤のクリアケースのラベリングですが、これは最近始めたんですがなかなか効果的だと思います。衣類の収納って一度整理してもだんだん入り乱れてどこに仕舞ったかわからなくなることがあったんですが、ざっくりと分類分け(パンツ、Tシャツ、ロンT、ニット等)してそれを守るようにしておけば、出し入れの際も迷いませんし、同じ種類の服をどれくらい持っているか見た目でわかるようになり、次の買い物の参考にもしやすくなります。
ちなみに私の服はクローゼットに掛けてる分とバスルームの引出一段と、ベッド下の衣装ケースに入れてるシーズンオフの服で全部です(少なっ・・・)。渡米の際にかなり処分したのでだいぶすっきりしています。徐々に増えてきてはいますが、適切な量を見極めてあまり増やさないようには気をつけていきたいですね。
最後の収納ポイントはエントランスクロークです。
まあエントランスといってもこちらは家で靴を脱がない文化のため、玄関に土間や靴収納がありません。なので部屋の中にある玄関から一番近い収納をシューズクロークにしてます。ちきりんも言ってたように靴と服の組み合わせができるクローゼットが理想ではあるんですけどね。
で、こちらに引越したばかりのころ、靴の収納家具も探していたんですが全然見つからないんですよね。ニーズが無いから当然のことなんですが、二人合わせるとそこそこの数なのでどうしたものかと困りました。
色々と調べたところ、どうもアメリカではクローゼットに靴を仕舞うのが一般的なようだということがわかってきました。なので靴を入れるポケットがいっぱいついたビニールを扉に引っ掛けるタイプのものや、一組ずつ入れるシューズボックスはたくさん種類があります。まさにクローゼット内で服と靴のコーディネートを一緒にできますしね。だけど我が家は土禁にしてるしベッドルームのクローゼットに靴があるのって抵抗があったので、写真のようにパイプを扉にひっかけるタイプにしました。調べた中ではこれが一番たくさんの靴を収納できて、出し入れもしやすそうでした。これもコンテナストアで売ってます。
Gunmetal 36-Pair Over the Door Shoe Rack | The Container Store
ここにロングブーツ等が仲間入りしちゃうとどうしようかなという感じなんですが、それはまたその時に考えます。
あと、ここは玄関に近いので普段よく使うバッグや買い物用のエコバッグなんかもここに入れてます。
他にもキッチン収納も紹介できたらなと思ったんですが、長くなったのでそれはまたの機会に。
今日の日記はめずらしくインテリアコーディネーターらしい内容でした。
何かのお役に立てれば幸いです。
burame