引越して一年が経ちました。
一年も経つと、だんだんとモノが増えてきます。
クローゼットやキッチンパントリー、洗面台やTVボードの中など、なんとなく使ってきましたが、徐々に大雑把な性格が隠しきれなくなってきました。
引越し当初、
なんて完璧な収納・・・
機能的で美しい!
と自画自賛するイタい奴がいたんですが、一年も経つとそんな奴もなりを潜め、
これどこに収納しよう・・・とりあえずここでいっか。
これ捨てるか迷うな・・・とりあえず様子見るか。
と、“とりあえず”が口ぐせの、”先のばし星人”が頻出するようになりました。
あまりものは溜め込まず、買うときも捨てる時のことを考えて買うようにしているんですが、それでもやはりじわじわと増殖するモノ達。
気がつけば収納に服が収まらなくなってきたり、パントリーの中が収納ラベルを無視した無法地帯になっていました・・・
モノが増える=悪 ではない
もちろんモノが増えることは悪いことではありません。
必要だ
あったら便利だ
おいしそう・楽しそう・おしゃれだ
と思ったから購入したわけで、モノが増えた分、日々の暮らしがより快適になったり、楽しくなったりしているので、それは無駄ではないです。
だけど生活スタイルや趣味・嗜好は徐々に変化していくものだし、モノそのものも古くなったり傷んだりと変わっていくことを考えると、やはり一年に一度くらいはどこかのタイミングで家の中にあるモノとその収納方法を再確認してみるのは必要なことなのかなと思います。
途中ではありますが
だいたい片づいたキッチンパントリーの現状です。
あとは左上にあるパン用の粉を入れるカゴがないので、ちょうどいいサイズがほしいなーというところです。
収納カゴを同じ種類で揃えたい願望もあるんですが、
まあ見えないとこだし、とりあえずあるやつでいっか
というかんじです。(いまだに根強い先のばし星人勢力)
お片づけ手順
ビフォーの写真を撮っておけばよかったんですが、またもや撮ってない・・・。
ですがご参考までに片付けの手順です。
1)全部出す
テーブルの上に一度全て並べます。(収納カゴからも出す)
その際に賞味期限も確認し、もう食べることはないと判断したものはゴミ箱へ。
2)ジャンル仕分け
モノをざっくりジャンルごとに分け、それぞれのボリュームを把握します。
我が家の場合、”粉もの”、”麺類”、”ダシ”、”お茶”、などなど。
仕分け前はパン作りの材料や調味料入り乱れていたのですが、
君たちの居場所はここじゃない!
ということで、他の場所へ移動してもらいました。
3)適切なサイズのカゴへ
仕分けしたら量が増えているジャンルがあったり、逆に不要品を処分したら少なくなったジャンルがあったりします。
そういうものは以前ラベリングしていたカゴのサイズが合わなくなっていたりするので、ラベルを一度はがし、どこに入れるのか見直します。
現時点で多少の余裕を持たせられるサイズのカゴに入れておくと、きれいな状態が維持しやすいと思います。
4)ラベリング
カゴの見えやすいところにラベルを貼ります。
何もつけないと人によってしまう場所がバラバラになったり、自分でもどこに入れたらいいかわからなくなってしまうので、ラベリングは大事です。
このラベルはジャンルの粒度が荒すぎても細かすぎても、どこに入れたらいいかわからない迷子が出たり、入りきれなくなってぐちゃぐちゃになったりしやすいので、たまに見直すことでちょうどいい粒度になっていくと思います。
5)パントリーに配置
使用頻度や重さなどに応じてパントリーの中にカゴを配置します。
また、類似ジャンルや一緒に使うものは近くにまとめるようにしてます。
ダシとスープとか、
コメとご飯のお供とか。
収納グッズを買う前に・・・
今回収納の見直しを始める前、出かけるたびに
あともうひとつ収納ケースがあったらな〜
とか、
きれいにしまうには何を買い足せばいいんだろ・・・
と悶々としていました。
ですが先に家の中にあるモノを見直し整理することで、
・収納ケースがいらなくなることがある
・何を入れるためにどのくらいのサイズのケースが何個必要かというのが明確になる
ということがあり、無駄買いをせずに済みました。
そもそもイヤなんです。
“モノをしまうためのモノを増やす”という行為が。
それ、本当にケースまで買って取っておくほどのモノ?
と考えてしまいます。
なので、”収納が足りない!”と思ったらまずは持ってるものの見直しが大事なんだな〜と改めて学んだ今回のお片づけでした。
これでしばらくはうまく運用できるといいんですが。
burame
〜以前書いた収納のお話〜