先日友達がマンションを購入したそうで、
リビングとダイニングの家具をひと通り揃えたいから、おすすめのメーカーをおしえてほしいと連絡が来ました。
こういう時に友達の役に立てるのは嬉しいことです。
それならおすすめのとこピックアップして連絡するよ〜
とLINEした後、ふと思い立って
もし間取り図持ってるならプランも作るよ!
と伝えたところ、よろこんで間取り図の写真を送ってくれました。
引越しまで時間がないことが発覚
ちなみにマンションへの入居はいつなのか聞いたところ、
なんと3月中旬!あと1ヶ月半しかない。
しかもこの繁忙期・・・通常1.5ヶ月で作ってくれるところでも、
普段よりもお時間かかりますと言われてしまう時期です。
まあそんなこと言っても仕方ないので、土日で家具を見に行ってもらえるよう、
明日中(金曜)には連絡する!
と伝えました。
急ピッチの作業
明日には出すと言ってしまったので、もうやるしかありません。
(↑自分で自分の首を絞めるタイプ)
友達の住んでる県に出店してる家具メーカーを調べて、そこから知ってるメーカーや良さげなメーカーをチェック。
それと平行して友達とLINEしながら、具体的なイメージを固めていきました。
友達にプランをする、ということ
友達だからと言って一般のお客様と比べてやりやすいかと言ったらそうでもありません。
むしろ仕事で関わるお客様の方が、何の後腐れもないので気は楽です。
万が一クレームになっても、最終的に責任とるのは会社だし(←悪い従業員)
一方、友達が相手だと今後の関係に亀裂が入ったら嫌なのでかなり気を遣いました。
もちろん友達相手であることのメリットもあります。
私と今回連絡をくれた友達は大学の友達で、4年間毎週のように顔を合わせお互いの家に泊まりに行ったりもしていました。
社会人になってからもたまに遊んだり家に行ったりしていたので、趣味や好きなもの、ライフスタイル、家の中の様子などなど、
お客様にヒアリングで聞くような内容は改めて聞かなくても大体わかります。
そのためあまりにも的外れな提案をする心配はありませんが、逆に知りすぎてるので現状に引っ張られやすいというのもあります。
友達だからこそ勧めにくいこともある
仕事をやめて以来、何度か友達や知り合いのインテリアの相談にのっているのですが、そのたびに葛藤があります。
・美しいデザインで、長く使える良いものを買ってほしい
・良いものを知ってるのにそれを提案しないのは、相談してくれた人に失礼
という気持ちと、
・相手にとってのインテリアの優先順位はそれほど高くないかもしれないのに、”良いから”といって高いものを勧めるのは迷惑なのかもしれない
・私に相談した手前、半ば義務感や見栄で買ってしまうような無理をさせたくはない
という相反する気持ちが入り混じってしまい、
こんな感じが好きなんだろうな〜
というイメージはありつつも、何を勧め・何を勧めないかは結構考えました。
そうは言っても迷ってる時間はない
迷っていてはあっという間に1日経ってしまうので、質よりスピード!ということでババッと作りました。
時間があっても、あるだけ悩むだけですしね。
友達には、
・プランのプレゼン資料
・3Dイメージ
をそれぞれ2パターン作って送りました。
こちら久しぶりすぎて苦戦しながら作った3D↓ (SketchUpで作成)
かなり大雑把ではありますが、
家具のサイズ感なんかはイメージしやすくなったようです。
おわりに
そんなこんなで、今日は朝起きてから夕食の時間以外ずっと作業をしてました。
こんなことはインテリアの学校に通ってた時以来です。
仕事をしてないと、たまに自分は本当にインテリアが好きなんだろうか?
と思うこともありますが、こうやって作業してると普段は発揮されない集中力が発揮されるので、やはりそれなりには好きなんだなと思います。
楽しい機会をくれた友達に感謝です。
ファイルを送った後、友達から
実は丸テーブル憧れてたんだけど、広さ的に無理かなってあきらめてたんだ〜
だけど置けそうだし、もっと本気で見てみる!
という、うれしいメールが届きました。
丸テーブル希望の事前情報はなく、友達家族をイメージした時に
丸テーブルがいいな〜と思い提案してみたのが当たってたようです。
3D作ってみてよかった。
後日、友達は本当に私がおすすめしたメーカーの丸テーブルを購入してくれました。
今度帰国したらぜひ遊びに行きたいと思います。
それではまた〜
burame