かなり間が空いてしまいましたが、2019年10月〜11月にかけてのヨーロッパ旅の続きです。
前回のお話はこちら↓
コッツウォルズ旅を終えた我々は、スコットランドの首都エディンバラへ向かいました。
到着したのは夜だったので、翌朝観光スタート。
雨や曇りが多いと聞いていたエディンバラは、予想外にも最高に気持ちのいい青空でした。
エディンバラ城へ
新市街から視線を上げると、山の上に立派なお城が見えます。
右上に写ってるのがエディンバラ城です。
むき出しの岩山の上に建っており、あまり装飾もないので、きらびやかなお城というよりは、敵から身を守るための要塞という雰囲気でした。
山の麓から歩いて20分くらい坂を登ったところにエントランスがあります。
ゲートをくぐって敷地に入ると、そこには多くの大砲があり、外観から感じた堅牢さと同様に物々しい雰囲気がありました。
この城を訪れる前、Netflixで英国のお城を紹介した『Secrets of Great British Castles』という番組のエディンバラ城編を見ていたんですが、
この大砲の威力、めちゃくちゃすごいんです!
番組内で発砲実験をしてたんですが、映像にも関わらずあまりの音と威力にびっくりしたほどでした。
こんな大砲を打たれた相手もたまったものではありませんが、自国の城下町もボロボロだったでしょうね・・・
お城そのものも見ごたえがありますが、街の景色もすばらしいかったです↓
ただ、写真はのどかな雰囲気ですが、風がかなり強かったので実際は凍えそうでした。
敷地の中はほとんど屋外なので、冬は防寒対策をバッチリしていくことをおすすめします。
石畳の旧市街へ
エディンバラには旧市街と新市街があり、旧市街はお城の正面から続くメインストリートで、新市街から見ると、ここも山の上にあります。
この旧市街の雰囲気がすごく良くて、路上でリコーダーの演奏をしているグループがいたり、伝統的な楽器を演奏している人がいたりして、ただ歩いてるだけで楽しかったです。
ちなみに新市街は山の麓の路面電車の沿線にあります。
こちらは近代化されており、デパートやチェーン店が軒を連ねています。
おみやげ買うなら旧市街か空港へ
エディンバラ、というかスコットランドみやげって何?
という状態で訪れたのですが、色々見た結果
・カシミア(orウール)製品
・ウォーカーズのショートブレッド
・スコッチウイスキー
の3択が定番かなという印象でした。
そして、
カシミア製品が一番充実しているのは間違いなく旧市街!
ということをこれから訪れる方に強くお伝えしたいです。
というのも、似たようなお店がたくさんあるので、どこで買うか迷った挙句、
旧市街を抜けてしまい、新市街にもきっと同じような店がたくさんあるはず!と期待して行ってみたものの、
実際は微妙なみやげ物屋しかなくて途方に暮れてしまった人がいたからです・・・もちろん私のことです。
だけどMade in Scotlandのストールがどうしてもほしかったので、
一度下った坂道を再び登って旧市街へ戻ることに。
かなりまわり道をしてしまいましたが、無事にストールをゲットし、さらに手袋まで買って大満足で買い物を終えることができました。
ですがこれから訪れる方には同じ轍を踏んでほしくないので、
カシミア買うなら旧市街!
これだけ覚えて帰ってください・・・
ちなみにこの写真は空港ですが、旧市街にもこんな感じでお買い得なカシミア製品を扱うお店がたくさんあり、すごくワクワクします↓
結局どのお店がいいのか?
に関しては、どこの店も似たようなものを扱ってますし、価格もそれほど変わらないので、ビビッと来たものを買えばいいのではないでしょうか。
そしてウイスキーに関しては、持ち歩くと重たいし、空港だったら免税手続きもスムーズなので空港での購入がおすすめです。
ショートブレッドは街と空港の価格を比べてないのでなんとも言えませんが、どこでもまとめ買いがお買い得だった記憶があります。
10月のエディンバラは冬
最後にエディンバラ観光の気候と服装について。
我々が訪れたのは10月末頃で、気温は4〜9度くらいでした。
ヒートテックのレギンスを下に履いても寒い・・・
上半身は厚手のコート+ユニクロのウルトラライトダウン+服+ヒートテックで問題なかったですが、ストールが薄手のタイプだったので首が寒くて限界で、旧市街でゲットしたものに替えたら大丈夫でした。
私は重ね着派でしたが、日本で真冬に着るようなダウン1枚の方が着脱が楽でよかったかなと思います。
また、足が疲れないようスニーカーにインソールを追加していたおかげで、靴底からの寒さを防げたのがよかったのでおすすめです(やってなかった旦那Kは足が寒かった様子)。
おわりに
エディンバラへ立ち寄ったのは、そこに行きたかったからというよりは、
アイラ島ツアーの出発地だったから
という、わりと消極的な理由からだったのですが、実際に行ってみて、
今回のヨーロッパ旅行の中で一番よかった。
事前の期待値の低さゆえかもしれません・・・
ですがきれいに保存されている街並みとか、おいしいウイスキーとおいしい料理、穏やかで気さくな人々、どれをとっても居心地がよかったです。
ぜひまた訪れたい街のひとつになりました。
それではまた〜