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【2022年】カリくら的 エンタメ大賞を紹介するよ!(マンガ|文芸|ドラマ|YouTubeなど)

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こんにちはブラメです。

早いものでもう2022年も終わりですね。

そこで今回は年末の振り返り企画、カリくら的2022年のエンタメ大賞をジャンル別にご紹介しようと思います。

burame
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年末年始のお供や来年以降のフリータイムの参考になれば幸いです♪

それではいってみましょ〜!

マンガ部門

まずはマンガ部門からの発表です。

大賞:スキップとローファー|高松美咲

今年読んで何が面白かったかな〜と思い返した時、一番最初に思い浮かんだのがこちらの作品だったので今年のマンガ大賞としました。

ストーリーを簡単にご紹介すると、主人公は表紙の女の子美津未(みつみ)ちゃん。

田舎出身の神童で、東京のエリート高校に進学するところからお話はスタートします。

勉強はすごくできるけどそれ以外のことには天然で、最初はその変わり者っぷりに驚いていたクラスメイト達も、徐々にみつみちゃんのまっすぐさや面白さに心を掴まれていきます。

このマンガは女子高生が主役のマンガなんですが、表紙からもわかるとおり全然おめめがきらきらしてないし、およそ少女漫画の主人公とは思えない風貌です。

だけどこのみつみちゃんの顔がシンプルなんだけど味わい深く、シーンによって様々な表情を見せてくれるんですよね〜。

読み始めたらみつみちゃんがかわいくて仕方なくなること請け合いです!

そしてみつみちゃんを取り巻くクラスメイト達もリアルで魅力的。

こういう子いるよね〜とか、この気持ちわかるわ〜と共感できるエピソードがきっとあるはず。

読んでるともう一度高校生に戻りたくなります(読んでた時、高校生に戻る夢をみましたw)

なによりもこのマンガを読むと、笑えて優しい気持ちになれるので、たくさんの人に読んでほしい作品です。

第2位:デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション|浅野いにお

第2位はタイトルがやたら長い、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』、略して『デデデデ』です。

ストーリーは、ある日突然地球外から侵略者がやってきた世界で生きる女子高生の日常と、そこから破滅に向かっていく世界を描いたSF×青春といった感じの作品です。

侵略者がやってきた直後の混乱する様子は、現実社会がコロナでパニックに陥る様子を予言していたかのようで、浅野いにおスゴイ!と感服しました。

社会描写のリアリティさだけでなく、主人公の門出(かどで)と凰蘭(おうらん)が繰り広げる女子高生のだらだらとした日常の面白さや、

それとは対照的に破滅的な方向へ世界が進んでいくストーリー展開も面白く、一度読み始めたら止まらなくなります。

ドラえもんをオマージュした劇中話『イソベやん』もまた良くて、イソベやん単体でも連載してくれないかな〜と思ったほどです。

そしてこの壮大なストーリーをちゃんと完結させるってすごい!と、浅野いにおファンになりました。

この作品をきっかけに他の浅野作品も読んだり、作画の様子を配信してる動画も見たりしたので、私のとっての記念すべき作品です。

第3位:国境のエミーリャ|池田邦彦

第3位は『国境のエミーリャ』です。絵柄がちょっと古めかしい感じですが、現在も連載中(既刊7巻)のマンガです。

舞台は太平洋戦争で敗戦後、東西に分断された東京。東と西の間には壁が築かれ、さながらベルリンの壁です。

そんな分断された東京の、東側(社会主義陣営)にある食堂で働く主人公エミーリャ。

その裏の顔は西へ逃げたい人々を手助けする脱出請負人です。

毎回さまざまな脱出希望者がエミーリャの助けで西へ脱出していきます。

架空の東京のお話ですが、ドイツや朝鮮の歴史を見ればあり得なかった状況ではないですし、

エミーリャが働いているのが上野駅の食堂だったり、地下鉄の銀座線が出てきたりと、とてもリアリティがあります。

ストーリーのおもしろさもさることながら、毎回お話の初めに出てくるエミーリャの口癖「アビエトは売り切れよ〜!」がわが家の流行語になり、なんでもエミーリャ風に言うのが流行ったので、その影響力を鑑みて3位としました。笑

文芸部門

続いては文芸部門です。

文芸以降は順位はつけず、特に印象的だったものをご紹介していきたいと思います。

酒寄さんのぼる塾日記|酒寄 希望

こちらは大人気お笑いグループ『ぼる塾』のメンバーで、現在は育休中の酒寄さんが書いたエッセイです。

酒寄さんが連載しているnoteを読んだのがきっかけで、酒寄さんの綴る文章とぼる塾メンバーの魅力にはまり購入しました。

田辺さん、あんりちゃん、はるちゃん、そして酒寄さんの会話がめちゃくちゃ面白くて、こんな楽しい仲間といられたら最高だな〜と思います。

そして酒寄さんの文章からはどことなく、さくらももこの雰囲気を感じていて、実際文章の中でもちびまる子ちゃんがたまに登場するので、好きなんじゃないかと思ってます。

私がさくらももこの本で育ったから、酒寄さんの文章も心地よく感じるのかもしれません。

たゆたえども沈まず & ジヴェルニーの食卓|原田 マハ

今年一番読んだ作家は原田マハさんの作品で、4冊読みました。

最初に読んだのはゴッホを描いた『たゆたえども沈まず』。

舞台は19世紀、ジャポニズムが大流行中のパリ。

売れない画家ゴッホ、ゴッホの弟で画商のテオ、浮世絵を売る日本人美術商の林忠正と重吉。

この4人の出会いが傑作を生み出すきっかけに…というお話です。

ゴッホにまつわる史実と原田マハさんの想像力が合わさって、本当にこんなことが起きていたかもしれない…という不思議な気持ちになります。

またテオの兄ゴッホに対する献身ぶりだったり、忠正や重吉が懸命にパリで生きていく姿に胸が熱くなり、

読んだ後はどこまでが史実でどこからが空想なんだろう、と気になって色々調べてしまうほどでした。

『たゆたえども沈まず』と同じくらい印象的だったのが『ジヴェルニーの食卓』。

モネ、マティス、ドガ、など印象派の画家たちを描いた短編集で、こちらも史実とマハさんの想像が合わさったフィクションです。

表題作『ジヴェルニーの食卓』は、モネの生涯を娘ブランシュの視点で描いた作品で、

モネが後妻と大人数の連れ子を養っていた貧乏時代のイメージがガラリと変わりました。

山田五郎さんのYouTubeでモネの回を観た時、モネは仕方なしに流されたんだろうなというイメージを持ちましたが、

この作品を読んで、あれはモネの愛情深い選択だったに違いないと今は思っています。

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録|井川 意高

最近YouTubeでも見かけるようになったイケおじ井川意高さんの『熔ける』もおもしろかったです。

大王製紙の創業家に生まれ、幼い頃から優秀で東大に現役合格。

社会人になってからも持ち前の有能さで赤字子会社を立て直し、42歳で本社社長に就任。

そんな順風満帆な人生を送っていたにも関わらず、ギャンブル沼にはまり、巨額の会社の金を熔かしていたことが発覚し、刑務所に入れられてしまった男の転落劇です。

こんな何もかも手にしている人間をも壊してしまうギャンブルの恐ろしさを追体験できるおもしろさもありますし、

元々は優秀な方なので、その仕事ぶりについては尊敬できるんですが、

最終的にはギャンブルに会社の金をつっこんで迷惑をかけまくった張本人のくせに、社員を大事にせねばみたいなことを言ってると、

どの口が言っとるんや!とツッコミたくなる面白さがあります。

ドラマ部門

続いてはドラマ部門です。

愛の不時着

今年もっともハマったドラマは『愛の不時着』でした。

あまりにも良くて2周しました。さらにもっかい観たいとも思ってます。

ストーリーは、パラグライダー事故で北朝鮮に不時着してしまったファッション会社の社長で財閥令嬢のユン・セリと、北朝鮮のエリート軍人リ・ジョンヒョクのラブストーリーです。

セリを韓国へ帰すべく、ジョンヒョクは何度も作戦を実行しますがなかなかうまくいかず、公安の悪人にも目をつけられてしまいます。

だけどそんな苦難の日々の中、セリとジョンヒョクが次第に心を通わせていく様子もキュンキュンしますし、

セリが韓国にいた頃は知らなかった、仲間と囲む食事の楽しさを知り人間らしくなっていく様も心温まります。

ハラハラするラブストーリーであるということはタイトルや話の概要からも想像できますが、

想像してたよりもコメディ要素があり、笑えるシーンが結構あるところも気に入ってます。

長期休みにイッキ見するのにイチオシのドラマです!

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

韓国ドラマにハマったきっかけは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でした。

Netflixのおすすめ動画に出てきていて、気になって観てみたところドはまり。

舞台は韓国ソウル、主人公は自閉症の弁護士ウ・ヨンウです。

ソウル大学を首席で卒業した天才的な頭脳の持ち主でありながら、自閉症ゆえなかなか就職できず、

やっと採用してもらえた弁護士事務所でも最初は周りの理解を得られず苦戦します。

ですが徐々に彼女の味方が増えていき、仲間達と協力して難事件を解決していくリーガルドラマです。

このドラマを見て、まず韓国の女優・俳優さんの圧倒的な美しさに魅了されました。ほんとみんなきれい!

そしてウ・ヨンウ役のパク・ウンビンの演技がすごい。

本当に「自閉症の弁護士ウ・ヨンウ」が実在するんじゃないかと思わせる演技で、

もし日本でリメイクしてもこの役を同じくらいできる女優さんってなかなかいないんじゃないかなと思います。それくらい迫真の演技です。

最後に、このドラマで最も感動したのは、第5話のウ・ヨンウが同僚で同級生でもあるチェ・スヨンの存在を「春の日差し」と例えるシーンです。

このシーンは思い出しても泣ける…。演じる本人も泣きそうになっていたようで、なにげない日常のシーンなんですが、グッとくること間違いなしです。

おいハンサム!!

3つ目は今年の1月期に放送された日本の深夜ドラマ『おいハンサム‼︎』です。

父親を吉田鋼太郎、妻をMEGUMI、三姉妹を木南晴香、佐久間由衣、武田玲奈が演じています。

ストーリーは男を見る目がない三姉妹と、そんな娘達を心配する父親、クールで達観した母親が織りなすホームコメディです。

このドラマは伊藤理佐のマンガ『おいピータン!!』が元になっており、そのエピソードを織り交ぜたオリジナルストーリーになっています。

姉妹それぞれのポンコツな恋愛模様もおもしろいですし、

父親がハンサムになっていいことを言うシーンのセリフはグッとくるものがあります。

たとえば「人生はこの使いかけのネギのように中途半端でいいんだ!」といった感じのセリフがあって、謎の感動がありました。

もう一度観たいドラマです。

 

YouTube部門

続いてはYouTube部門です。

山田五郎 オトナの教養講座

今年の年初に存在を知って、ほとんど観たのが山田五郎さんのチャンネルです。

こちらのチャンネルでは、誰もが一度は目にしたことがあるような絵画作品についての素朴な疑問をアシスタントの和田さんが質問をし、

その質問に答えつつ、画家の生涯や時代のことを五郎さんがわかりやすく説明してくれています。

元々は旅行先でせっかくだから美術館行っとくか、くらいの興味しかなかった私でしたが、

この番組をきっかけに「あの絵を観てみたいから〇〇に行こう!」という感じで、

絵や美術館を目的に旅先を選ぶようになりました。

文芸のところでご紹介した原田マハさんの本を読んだのもこのチャンネルがきっかけですし、

今年の訪れたいくつかの旅行先は絵を見ることが目的だったので、今年もっとも影響を受けたチャンネルと言っても過言ではありません。

片倉岳人/ダイエットの知恵袋

ダイエット迷子だった私を救ってくれたのは片倉岳人さんのチャンネルでした。

片倉さんはダイエット専門トレーナーとして、YouTubeで筋トレや食事管理の方法をわかりやすく解説してくれています。

片倉さんの教えのおかげで、ダイエットでやるべきことや考え方がきちんと身につき、何をやっても全然痩せなかったのがするっと痩せてキープできるようになりました。

なにより、多少食べすぎてしまっても、正しくやればまたすぐ取り戻せる!という自信をもつことができたので、精神的にも安定して不必要な情報に踊らされなくなったのがよかったと思います。

片倉さんのチャンネルは為になるだけでなく、こんな感じで笑える動画もあっておもしろく、質疑応答に答える時の声も心地いいので、ながら聞きにもおすすめです。

それにしてもこのサムネの破壊力やばいw

ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル

引越しの荷詰め作業中、ずっと聞いてたのがこちらの又吉チャンネルでした。

又吉さんの落ち着いた声のトーンと、独特の視点から語られるトークがおもしろく、ずっと聞いていられます。

「百の三」や「インスタントフィクション」という企画が特におもしろくて好きです。

このチャンネルを聴きすぎて又吉中毒になってしまった結果、『東京百景』というエッセイ本も読みました。

又吉ワールドにハマった方にはこちらもまたおすすめです。

アラカルト部門

続いては、独立したジャンルではないけどハマったものです。

BTS

今年の個人的韓流ブームの火付け役は間違いなくBTSでした。

仲のいい先輩に半ば強引に誘われて参戦したラスベガスでのライブツアー。

これに参戦するためにBTSの曲を聴き始めてその魅力を知り、いまだに音楽を聴く時はなんとなくBTSのプレイリストを選んでしまいます。

最初はメンバーが誰が誰なのかもわかりませんでしたが、今はどのメンバーも愛おしく、誰が一番というのは選べない箱推しです。

ジンくんが12月に兵役に行ってしまい、他のメンバーもこれから行くことになると思うと、全員揃うのはいつになることやら…という感じですが、またいつかライブ行きたいですね。

MLB(メジャーリーグ)観戦

今年の春、初めてエンゼルスの試合を見に行った日からシーズンオフまで、毎日がMLB(メジャーリーグ)と共にありました。

片道1時間以上かけて何度この球場に通ったことか!

私は学生時代ずっと運動部に所属していて、スポーツをするのは好きな方ですが、観戦にはまったく興味がなく、

実家にいた頃は野球中継のチャンネルに変えられるのがイヤな子供でした。

そんな私がこんなにMLBにハマるとは!本人が一番驚いています。

こんなにハマることになったのはやはり大谷翔平選手の影響が大きいですが、

大谷選手以外にも、トラウトやウォード、ウォルシュ、ヴェラスケス、レンヒーホなど、エンゼルスの選手たちのスーパープレイに魅了されたというのも大きな理由です。

あとは球場のお祭りのような雰囲気が好きというのもあります。

ブログでもMLB観戦についての記事をたくさん書き、一時期はカリくらってMLBブログなのかな?と思うほどでした。

https://calikura.com/entry/mlb-angels-ticket/

来年も大谷選手はエンゼルスで活躍してくれる予定ですし、引越して家も近くなったのでますます観戦に行く頻度が上がりそうで楽しみです!

2023年もいい出会いがありますように

カリくら的2022年のエンタメ大賞いかがだったでしょうか。

ひとつでも興味のあるものが見つかったり、同じものにハマったよというものがあればうれしいです。

今年ハマったものを振り返ってみると、今年の私のテーマは

韓国・アート・筋トレ・MLB

だったんだなということに気がつきました。

来年以降もまだまだハマってそうな予感がしますが、新しいものとの出会いもあるといいですね。

それではまた〜

burame

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