先日サンフランシスコ・ベイエリアからロサンゼルスへ引越したというお話をしましたが、
今回は業者探しや費用のことなど、実際どんな感じで引越したのかというお話です。
ベイエリアから同じような引越しをされる方の参考になれば幸いです。
またセルフ?それとも業者に頼む?
結論から言うと今回は日系の引越し業者さんにお願いしました。
ちなみに前回はUhaulでトラックを借りてセルフでやりました。
ですが以前とは家具の量が違うので、
1回で全部運ぼうと思ったらそれなりに大きなトラックを借りなければならず、
トラックへの積み込みや運転など大変すぎるしリスクが高すぎるということで却下となりました。
アメリカの引越し業者のありえない対応
ということで業者を探そうとなったのですが、時期は9月の繁忙期。
日本で言うところの新生活シーズンでどこの業者も忙しいようで、
見積もり依頼のメッセージを何社も送ったのに基本無視。
日本だったらありえないですよね〜・・・
どうせ無理だから返事をよこさなかったのかもしれませんが、
それにしたってこっちは返事を待ってる間に時間をロスしてるんだから
無理なら無理って言ってよ〜!(怒)
とひさびさにアメリカクオリティのサービスにイライラしました。
そしてやっと1社返事が来たかと思ったら、繁忙期で大型トラックしか空いておらず、
なんと$8000!
$3000以下だといいな〜なんて言ってたのに、驚愕でした。
1ベッドルームの引越しだよ!?
家具ひと通り買い替えれるじゃん、と英語の先生に言われ確かに・・・
セルフは無理だし業者もみつからないということで暗礁に乗り上げてしまいました。
日本語でググったら日系業者が見つかった
リミットが近づいているのに全然業者が見つからず、どうしよーと焦っていたところ、
日本語で調べてみるかと思いつき、ダメ元でググってみることに。
すると日本人の方が書かれたブログや日系業社のサイトがヒット!
最初から日本語で調べればよかった・・・
なんとなくアメリカで引越しをする日本人 = 帰国の引越しというイメージがあって、
私たちのような国内引越しのケースはあまりなさそうだなと思い込んで全然チェックしてなかったんですよね。
自分もブロガーのくせに盲点でした。
日系2社に見積もりを依頼
見つけた日系の業社2社に問い合わせをしたところ、なんと数時間以内にどちらからも返事が!
日本にいたらなんとも思わなかったと思いますが、アメリカで無視の洗礼を受けた身としては、
ただ返事が来ただけで日本のサービスすごい!という感動を覚えました。
1社目
最初にお返事が来た業者は大手っぽいところでサイトもしっかりしていて、
オペレーターの方がZoomヒアリングで家の中を隅々までチェックして見積もりを出してくれて、
そのへんの丁寧さも日本っぽかったです。
対応してくださった方の感じがよくて好感が持てたんですが、
後日提出された見積もりを見てびっくり、ほぼ$7000(パッキング含まず)
最初のアメリカ人業社とあんま変わらない・・・
他の荷物と相乗りさせてコストを抑えるようにしますと言ってくださっていたので期待していたのですが、イメージより全然高くてびっくりしました。
ヒアリングの手間もかけてもらっているので、もう1社と金額に差がなければこちらにお願いしようと思っていたんですが、あまりにもかけ離れていたのでお断りとなりました。
2社目
こうしてもう1社のTI Movingさんにお願いすることになりました。
こちらの業社さんは日本人の方が書かれたブログで見つけたんですが、
駐妻コミュニティで評判なんだそうです。駐妻情報ありがたや。
上のリンクから問い合わせたところ、担当者の井上さんから連絡が来て、
同様の引越しの平均が$4500〜4600ですとのこと(※当時の価格です。ご参考までに)
“平均”というフワッとした回答でしたし、1社目のようなきちんとしたフォームの見積書を提出されたわけでもなかったので、
後から「あれはあくまで平均ですから」と言ってすごい高い額を提示されたらどうしよう…と心配だったんですが、
参考にしたブログの方が最終金額もだいたい見積もりの通りだったとおっしゃっていたので、そこは信じることにしました。
まあ当初のイメージと比べると$4500でも十分高いんですが、
こんな直前(3週間前)の依頼にもかかわらず希望日にやってくれて、
かつ日本人の業者に頼めるなら安心できていいか、ということでようやく業社が決まりました。
荷造りを始める前に知りたかったこと
今回の引越しでは家具以外のパッキングはお願いしなかったので、
自分で荷物の割り振りを考えてUhaulにダンボールや梱包材を調達にいったんですが、
これがなかなかむずかしい・・・いろいろ足りなくて結局3回くらい行きました。
自分であれこれ考えましたが、結局Uhaulの引越し段ボールセットを最初に買っておけば、手間もお金も省けたなという結論です↓
Uhaulの膨大な販売実績から、1-2ベッドルームならこれくらいが平均ですよ〜っていうのをお買い得セットにしてくれてるんですから、
引越し素人の見積もりよりもよほどあてになります。
そしてあてにならないといえば、
梱包作業にかかる期間についても自分の感覚って全然あてにならないな〜と思いました。
こんなの3日もあれば終わるでしょと思ったので、
早くにつめても不便になりそうだしまだ始めなくてもいいよね〜とKに話したところ、
いや早く始めれるなら始めた方がいいと思うよ!と諭され、
しぶしぶ1週間前に始めたんですが、結局終わったのは引越し前日の夕方でした。
本当に3日前に始めてたら全然終わらなくて半泣き&徹夜だったでしょう。
というわけで準備はお早めに!
引越し当日〜終了まで
こうして引越し当日を迎え、朝9時前からスタートして終わったのは昼12時過ぎでした。
日本人の井上さんとメキシカン男性2人の3人組で来て、
テキパキと荷物を運び出しつつ、家具の梱包は丁寧にしっかりやってくれました。
その間、私と旦那Kは部屋の掃除をしたりしてましたね。
こうして搬出が終わり、私たちも慣れ親しんだアパートを後にしてLAに向けて出発しました。
この日から新居に入れたらよかったのですが、
リーシングオフィスの空いてる時間内の到着が無理だったのでこの日はホテル泊でした。
そして翌朝、鍵を受け取り11時から搬入開始。
搬入は2時間程度で無事に完了しました。
作業終了後に精算だったんですが、事前に聞いていた見積もりのとおりでホッとしました。
TI Movingさんで引越した感想
事前にやりとりをしていた時点では、電話でやりとりできなかったり
メッセージでの質問に対して回答がなかったりしたので、
本当にここで大丈夫か?と心配になることもあったんですが、
電話はタイミングが悪かったのかなと思いますし、
回答がなかったのは他のお客さんと混同していたなどが原因だったので仕方なかったかなと思います。
ですが当日は丁寧&スピーディーに作業してくださいましたし、
井上さんも話しやすくて気さくな方だったのでお願いしてよかったなと思います。
ベイエリアでお引越しを考えられてる方にはおすすめの業者さんです。
こうしておけばよかったと思うこと
引越しを終えて、こうしておけばよかったな〜と思ったことは、
ある程度大きくて重く壊れやすいものは、サイズ的にはダンボールに入ったとしても、
自分でダンボール詰めせずにお願いすればよかったなということです。
例えばテーブルランプやコーヒーメーカー、キッチンエイド等の中くらいの家電ですね。
プチプチで包んでもやはり重さがあるといざ箱を落としたりした際に保護しきれませんし、
他のものを一緒につめて保護しようにも、
今度は箱が重くなり過ぎてしまうのでつめるのが結構むずかしかったんですよね。
それでもなんとか自分でつめて迎えた当日、
扇風機などのダンボールが足りなくて入りきれなかった家電たちは、
家具と同様に厚手のキルトで丁寧に梱包され、大きく頑丈なダンボールへ入れて運ばれていったのを見て、
扇風機よりもキッチンエイドとかもっと重くて繊細な家電をやってもらいたかった・・・と思いました。
家具は事前に写真とリストを提出していたんですが、
ある程度大きさのある家電についても事前に業者さんに相談しておけばよかったですね。
おわりに
こうして終わってみるとあっけない感じですが、9月になった時点では引越すことだけ決めていて、
部屋も決まってない、業者も決まってない、何も準備してないという状況だったので、
どうなることやらと結構不安でした。
ですが2人で協力してお互いが自分にできることをやり、
プロの力も借りて無事に引越しを終えることができました。
いまは新生活のセットアップも終わり新しい街での生活も楽しいので、
がんばって引越して本当によかったと思っています。
引越し1ヶ月後の様子はこちら
それではまた〜
burame