先日の帰国の際、親族を除いて会った人数を数えるとなんと30人以上でした。
たった二週間ではありましたが、友達から元同僚まで沢山の人と再会できて嬉しかったです。
その中で各集まりで必ず聞かれる質問というのがいくつかあり、滞在も終盤になってくると「来るぞ来るぞー」「はいキター」的な感じでなんだか面白くなってしまったものもちらほら。
まあ会話のきっかけとして無難なので、海外から帰国したお友達に会った際にはきっと聞くと思うんですが(私が逆の立場でも聞くでしょう)、聞かれる方はおそらく同じ質問を5回以上はされているので、なんだかニヤニヤしていてもそっとしておいていただければ幸いです。
ではそのトップ5、行ってみましょう。
質問1)いつ帰ってきたの?
もはや挨拶とセットですね。
「ひさしぶり〜!いつ帰って来たのー?!」
です。
そしてこれに応えた後に9割くらい続くのが
「で、いつまでいるの?」
です。
そして必ず聞かれるわりに反応が薄いNo.1でもあります。
やはり挨拶の枕詞という感じでしょうか。
質問2)英語話せるようになった?
これは帰る前に旦那Kから「絶対みんなに聞かれるよ」と言われていた質問で、本当にほぼ全員から聞かれました。
これに対する私の回答としては、
「まあ行った時よりは・・・」
という無難なもの。
なんでこんなぼんやりした返答になってしまうのかと言うと、
・何をもって「話せる」と言えるレベルなのかは人それぞれ
・英語で不自由せずに一人で生きていけるレベルとは言えない
・だけど渡米当初よりは上達しているし、「全然ダメ」というのも違う
と思うと、過去の自分と比べてどうかという基準でこたえるしかないかなと。
次回はもっと気の利いた切り返しをしたいものです。
質問3)普段昼間何してるの?
私が主婦だから聞かれるんだと思いますが、これはアメリカで知り合った人達からも聞かれます。
みんな外で仕事をしていない大人が昼間何をして過ごしているのか謎なんでしょうね。
かく言う私自身も、「渡米後は何したらいいんだろう?」と色んな人に不安を吐露していたような・・・それがその後どうなったのかをみんな聞いてくれたんですね。
今回これについては
「学校行ったり、家事したり、ウォーキングしたり」
という回答をしました。
学校と言うとなぜかぎょっとされて、語学学校というと「あー」という感じになります。
それから、主婦の主な仕事といえば家事ですね。
私の両親は共働きでしたし、大学時代から一人暮らしで一通りの家事はしていたので、専業主婦の暮らしって以前は想像もつきませんでした。
一年間やってみてわかったことは、
・会社で働こうが家で主婦してようが1日はあっという間
・週末に洗濯や掃除をしなくていいので、週末まるっと気兼ねなく出かけられる
・いつも部屋がきれいで片付いてる
・家事の分担で揉めない
という感じです。あくまで我が家の場合ですが。
会社で働いてた頃は忙しいと部屋が散らかったり、食器がシンクに何日も置きっ放しになってたり、着るものがなくなってようやく洗濯したりと、今ではちょっと信じられない暮らしをしていました・・・
なので、家事は仕事や子育ての合間にできないこともないけれども、きちんとやろうとすると結構ハードで、その頻度やクオリティにおいてそれを専門にやる人に比べると劣るという感じでしょうか。当たり前ではありますが。
つまり何が言いたいかと言いますと、
子なし主婦もそんなに暇じゃないから!
ということです。
外で働いて、子育てしてという人達よりは多少時間と心のゆとりがあるというだけのことです。
質問4)日本食は食べれるの?
「ほぼ毎日、日本食だよ」
と言うと驚かれます。
「まあ、お金かかるけどね」
と付け加えると、やっぱりそうか〜という反応。
私の住んでるシリコンバレーには日系スーパーも数件あるので、大抵のものは手に入ります。
ただ、価格が日本の2〜3倍というだけ。
なので食費も日本の2〜3倍と思っていただければ・・・
外食はどうなの?ともよく聞かれます。
外食もやはり高いです。(これは日本食か否かを問わず)
例えば『やよい軒』がこちらにもあるんですが、価格は日本での価格+10ドル(1000円)くらいです。味は普通。可もなく不可もなくと言う感じです。
あ、ちなみに”居酒屋”はこちらでも”Izakaya”と呼ぶそうです。
欧米の”Bar”とは別物として海外でも親しまれているんだなと思うとうれしいです。
質問5)車には乗ってるの?
これはいつもじゃないけど何度か聞かれた質問。
回答としては、最近ようやくマイカーをゲットして便利になったという感じなんですが、それに対する反応は都内と地元で異なります。
都内の友人に話すと結構驚かれて、なんて贅沢なやつ!という反応です。
やはり都内だと一家に一台でも贅沢品なのに、子どもがいるわけでも仕事をしているわけでもないのに車持ちとなると、想像の範囲を超えるんでしょうね。
対する地元の友人はというと、最初は驚きますが、「ここでも大人は一人一台が当たり前でしょ?それと同じだよ」と言うと、それはそうだと納得してくれました。
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以上が私が今回の帰国で最も聞かれた質問トップ5でした。
他にも、コスメが好きな友達からは「どんなコスメがあるの?」とか「メイベリンの商品棚の写真送って!」と言われたり、前職の先輩からは「アメリカのインテリアトレンドってどんな感じ?」と聞かれたりして、アメリカって身近な国だけど意外と知られていない事が多いんだなという印象でした。
住み始めて一年も経つと、だんだんと色々なことが当たり前になってきて、最初は新鮮だったことも心にとまらなくなり、忘れていっている気がします。
それはなんだか哀しいので、これからも何気ないことをブログにちょこちょこ書いていきたいと思います。
なんだかんだで当ブログも開設して一年が経ちました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
それではまた近いうちに。
burame
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