間があいてしまいましたが後編です。
今回は帰国後の手続きと旅行前にやっておけばよかったことについてです。
前編↓
中編↓
帰国後の手続き
もう4年以上前なので若干記憶があやふやですが、下記の手続きをしました。
運転免許証の再発行
まずは何をするにも身分証明書が必要なので、免許センターへ運転免許の再発行手続きをしに行きました。当日中にもらえたのでひと安心。
スマホの新規購入
スマホも取られてしまったので、新しいiPhoneを購入し、停止状態から復旧しました。
取られたスマホは分割払い中だったので、しばらくはダブルでの支払期間が続くのが地味に嫌でしたね。
クレジットカードの再発行
クレジットカードはエポスカードを使っていて、引き続き使用希望だったのでマルイの窓口に行って新たに発行してもらいました。
パスポートの再発行
しばらく海外はいいかな・・・という気もしましたが、こういう手続きは勢いが大事なのでパスポートセンターに行って再発行手続きをしました。
パスポート番号は変わります。
海外旅行保険 保険金申請
これはエポスカード(クレジットカード)に自動的に付いているもので、エポスの窓口に連絡すると申請用紙が送られてきます。
送られてきた申請書に損害のあった物とその金額、購入時期、延泊の領収書、現地警察に書いてもらった盗難証明書のコピーを添付して送ったら、しばらくして保険金が入金されました。
私の場合、エポスで保証の対象となったのは、
・iPhone
・延泊のホテル代
のみでした。
残念ながら帰国便変更後の航空券代や手持ちの現金は保証の対象外でした。
まあ現金については、高く言った者勝ちになってしまうので仕方ありませんね・・・
旅行前にやっておけばよかったこと
この旅行後に一番悔やんだこと、それは
海外旅行保険に入っておけばよかった・・・
ということです。
これはクレジットカードに自動的についてるものではなく、ツアー申込時3000円程度で加入できる任意保険のことで、それに入っていれば帰りの飛行機代も保証してもらえたんですが、たかだか3000円をケチったばっかりに、
なんと片道1人8万円!(2人で16万円)
ツアー代金より高くついてしまいました。
予約時に旦那Kからは保険入っておいたほうが良くない?と言われたんですが、
別にそんなのいらないでしょと私が突っぱねたんですよね・・・もう大反省です。
そういう被害にあっても自分で余裕で賄える方や、延泊して安い便を待てる方ならクレジットカードの自動付帯で十分だと思いますが、私のようにお金も時間もない場合は、任意保険も入っておかれることを強くおすすめします(涙)
思いがけない余波
これにて万事解決!
かと思いきや、思わぬところに余波がきていました。
何かと言うとアメリカへの入国審査です。
パスポート紛失後にアメリカへ何度か旅行に行っているのですが、毎回入国審査で別室に呼び出され、いついつに何かパスポートがらみのトラブルがあったか?と尋問されます。ベトナムで盗難にあった旨を伝えたらすぐに解放してもらえるんですが、これが毎回続くのでいい加減にしてほしいと思っていたら、ある時から聞かれなくなりました。
そこで気がつきました。
ESTA(アメリカ入国ビザ)に紐づくパスポート番号が古いままだったんだ!
ということに。
ESTAの期限が切れて、新たに申請した途端に聞かれなくなったので気がつきました。今思えばそれまでよく入国させてもらえたもんです。
というわけで、パスポートを紛失された際はそこに紐づく期限切れ前のビザも点検してみたほうがよさそうです。
まとめ
全3回に渡ってお伝えしてきた私の残念な体験談いかがでしたでしょうか。
ひったくり被害それ自体もショックなんですが、その後の手続きの中で、自分が自分であることの証明がこんなにも大変で、気持ちを不安にさせるものなんだということを身をもって学んだ出来事でした。
読まれた方の旅がより安心安全なものになる一助になりましたら幸いです。
それではまた〜
burame