妊活

【アメリカで妊活⑤】採卵終了。ここまでの費用も公開!

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こんにちは!在米ブロガーのブラメです。

アメリカでの妊活シリーズ第5回。

今回は採卵終了に至った経緯と、採卵終了までにかかった費用をご紹介したいと思います。

前回までのお話はこちら↓

【アメリカで妊活④】なかなか厳しい…。採卵後の経過と着床前診断こんにちはブラメです。 アメリカでの妊活シリーズ第4回は、前回採卵した卵たちのその後の話です。 前回のお話はこちら↓ ...
burame
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アメリカで妊活やIVF(体外受精)をしようと思ってる方は参考にしてみてください

それではいってみましょ〜

ついに採卵終了

冒頭でさらっと申し上げましたが、ついに採卵を終了しました!

昨年10月から始めて、これまで3回の採卵に挑んできたわけですが、

3回目にしてようやく移植可能な胚を得ることができました。

1回目、2回目と採卵はできたんですが、受精卵がうまく育たなかったり、染色体に異常があって移植には進めなかったりで、2回目までに移植可能な胚は0個でした。

なので3回目もたぶん無理だろうな〜…と半分あきらめていたんですが、

3回目は検査の時点で19個も卵があると言われ、結果的に13個の採卵に成功。

だけどこれまでPGT-Aまで進んでも全然ダメだったので、今回はせめて1個くらい残ればいいなと思っていました。

そして3週間後。検査の結果、4個が正常卵であることがわかりました。

前回までゼロだったのに今回は大豊作!こんなことあるんだと驚きました。

burame
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だけどストックが4個ってどうなんだろ?まだ採卵続けるべき?

と判断に困ったので看護師さんに相談したところ、

私の年齢なら正常卵での移植の成功確率は6〜7割だそうで、

何人も子どもが欲しいわけでもないなら、移植に進んでいいと思いますよとの回答をもらいました。

というわけで苦節半年、採卵はひとまず終了となりました。

今後、移植がうまくいかず卵のストックがなくなりそうならまた採卵を検討するかもしれませんが、とりあえず今のところは次回採卵の予定がなくなってホッとしています。

採卵終了までの妊活費用

それでは3回目の採卵終了までにかかった妊活費用を公開します。

インフレにより今後もっと高くなる可能性が高いですが、おおまかな費用感の参考にしていただければと思います。

私がIVFクリニックで採卵していたのは2022年秋〜2023年春にかけてです。

保険適用前自費
IVF前の検査費用$4,100$400
くすり代 x3回分$6,400$900
Freeze All Cycle x3回分$20,200$1,800
顕微授精$3,000$200
PGT-A$6,700$500
合計$40,400$3,800

※追記 2023/12※ PGT-A費用の請求が後日来たのでその分追加しています

保険適用前の列はクリニックからの請求額で、自費の列は保険適用後の自費で支払った金額になります。

保険でカバーされてても高いな〜と思ってましたが、こうして一覧にしてみると1割程度の負担で済んでいたので、旦那Kの会社と保険会社に感謝しかありません。

各項目については以下の通りです。

IVF前の検査

IVFに必要な血液検査、性病検査などのパッケージを夫婦で受けました。

オプションで私たちの遺伝子検査も行なったので費用が高額になっています。

あと採卵サイクルが始まってからおこなった、SIS(Saline infusion sonohysterography)という子宮の検査費用もここに含めています。

くすり代

採卵に向けて卵胞が育つように促進する薬や、採卵直前に打つ排卵誘発剤の費用です。

錠剤と自分で打つ注射がありました。

Freeze All Cycle

私たちはPGT-A(着床前検査)を希望していたので、その場合は必然的に受精卵を一度凍結することになります。

私たちの加入している保険では、受精卵を凍結しPGT-Aを行う場合をFreeze All Cycleと呼んでおり、この費用には

・採卵までのモニタリング(超音波検査や血液検査)数回分

・採卵の処置

・採卵時の局所麻酔

・採卵後の受精、培養、凍結

・凍結胚の保管費用

が含まれています。

顕微授精

卵子と精子を受精させる際、日本ではふりかけ法という卵子に精子が自力で入っていく方式が一般的のようですが、

IVFの病院で説明を受けた際、卵子に精子を人工的に入れる顕微授精の方が成功率が高いなどのメリットがあるとのことだったので顕微授精を選びました(他にもメリットを教えてもらいましたが細かいところを忘れたので省略)。

あと保険会社のカバー内容が変更になったのか、1、2回目は1割負担だったのが、3回目だけ満額カバーされていたので、自費で払ったのは2回分です。

PGT-A

PGT-Aとは着床前診断のことで、胚の染色体に異常がないか検査するものです。

染色体に異常があると流産となる可能性が高いため、検査をして問題なかった胚のみを母体に戻すことで、妊娠率の向上が期待できます。

実際、私が正常卵を得られるまでに何個もの染色体異常のある胚ができていたので、

その数だけ流産していたらと思うとゾッとします。

ちなみに顕微授精の費用と同様、こちらも3回目は満額がカバーされていたので、自費で払ったのは2回分です。

※追記※ 少し遅れて3回目の顕微授精の費用も請求されました。一覧表にも追加しています。

子宮筋腫どうするの問題

採卵は終わったわけですが、半年ほど前の子宮ポリープ除去手術の際に取れなかった(おそらく)子宮筋腫があり、それをどうするのかが問題となっておりました。

切除手術をするとしばらくは妊娠が難しくなってしまう、

かといってそのままにしておくと流産や胎児への影響のリスクがある、

ということでIVFの先生自ら改めて検査をして判断しようということに。

検査前、これはもう取るしかないんだろうな〜手術イヤだな〜お腹切ったら帝王切開決定らしいしな〜とかなり憂鬱でした。

が、検査の結果、これくらいのサイズなら切らなくても大丈夫との診断でした。

よ、よかったー!

一応ネットでも改めて調べてみると、サイズが小さい場合は経過観察することが多いそうなので安心しました。

今後の予定

子宮筋腫問題もとりあえずクリアになったので、次はいよいよ移植サイクルに移ります。

早く始めたくはあるものの、日本からの来客予定や妊娠前にやっておきたいことが色々とあるので、

移植を始めるのは今年の秋口になりそうです。

また進捗があればご報告します。

それではまた〜

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